吉例:テレパス忘年会2006

テレパスの忘年会は一次会が恒例のボーリング大会。
うまい下手に関わらず、みんなが最後まで楽しめることに重点を置いている。

昨年のルールは誠にすばらしいので「今年もそれでイイんじゃない?」と言ったら、「ダメダメ。同じじゃつまらない」と社員らが考えた。

トヨタの「カイゼン」よろしく「ボーリング大会ルール」も「カイゼン」。
英知をしぼったルール2006が、実に良い。それはこうだ。

いつものように3ゲームを投げる。

各フレーム1投目のスコアーが連続した場合にポイントを付ける。
・2連続:1ポイント
・3連続:2ポイント
・4連続:4ポイント
・5連続:8ポイント
・6連続:16ポイント
トータルポイントが高い順に優勝が決まる。

ただし、
ガーターは無効。
1ゲーム内で終了し、10フレーム1投目と次ゲーム1投目などは関連しない。
さらに「同ポイントが複数出る場合」の判定方法が3つほど記されている。

で、結局、よくわかんないままゲームスタート(笑)

今回は会場への到着時間が若干遅れたことなどから練習なしの本番。
あれまー、私はガーター2連続からのスタート。

皆が口々に「オヤマさん、ガーターは無効ですから」とルールを説明してくれる。ありがとう・みんな。わかってるンですけど…(涙目)。

それでも1ゲームの後半から調子を取り戻し、2ゲーム目は(わたしとしては)絶好調!3ゲーム目は力尽き、、、他のレーンで「4連続・8ピン倒し」を見てからは、すっかり元気がなくなってしまい、とどめに同じレーンで「10フレーム目を3連続のストライク」を見たら気を失ってしまった。

2次会で結果発表。
幹事さんから「ルールを再確認してください」と説明付きで読んでもらう。
それからいくと、10フレーム目の怒濤の3連続ストライクは、連続としてのカウントはされない事が判明し、場内がどよめきに。

4連続8ピン倒しのI氏は最多の2連続倒しも加算され、文句なしの優勝に決まる。私のスコアはバラバラで連続性なし。賞をかすりもせず、もちろんベストスコアー賞とはほど遠いスコアで終わった。

来年は、自分に有利なルールを考え出さなければなるまい。

そして、恒例の「社長賞」を発表する。
毎年、私が独断で選んだ人に私からのお気持ちをお渡しする。
一人を決めるために、夏頃から準備をしている。

ちゃんと公平に判断しているか、自問自答を何度も重ねて、この日に望む。
今年のノミネートは3人。ノミネート候補が一人。その中から受賞者を決めた。

受賞者のコメントが良いの。
「昨年の受賞を見て、今年はこの賞を取るためにがんばった」すばらしい。

私から「来年も連続して受賞するように頑張って下さい」と伝えると、「自分も連続して取りたいが、後輩にも是非、この賞を狙って欲しい」と後輩への気遣いを見せた。人間として成長しましたのー。涙が出ます。