週刊 赤毛のアンの家/第3号

週刊 赤毛のアンの家は、もう6号まで発売されています。
密かに全部買っています。

しかし、私はというと、やっと3号をこしらえました。
これが、難しかった。

ドアが内側に開くはずなんだけど、開けると、ドアがバラバラに分解してしまいます。
作ってる途中でなんども、バキっといってしまいました。。。

なので、しょうがない。
「開かずのドア」ということにしてみようかと。はぁ〜。

写真には見えないけれど、ドアの両側と上部分は、ガラス(に見立てたプラスチック素材)をくっつけています。両面テープでとめるんだけど、これもなかなかに細かい。

ベッドとかイスは、最初からできた状態で届いているので、私が作ったところはわずかなのだが・・・(テン・テン・テン)。

次の号では、家の床を作るようです。先は長いです。

読書:とにかくすぐに「稼げて・動けて・考えられる」社員のつくり方

「とにかくすぐに「稼げて・動けて・考えられる」社員のつくり方」小倉広・著。

これは特に私のような零細企業の経営者はためになる本です。

「良い社員」の定義は、本当はいろいろあってしかるべきだが、そこを敢えてバッサリと「稼げる社員」と定義する。

もちろんね、わかっていますよ、総務系であるとか、直接的な売上をあげなくても必要な部署はある。だから、敢えてバッサリと、です。

特に零細では、社長が「俺が稼げばいいのだ」そうそう、そう思う方は多いです。いえね、創業の頃は私も実際にそう思ってました。

しかし、「一人の百歩より、百人の一歩」なるほどね、そうですよね。

成功する経営者とは、普通の人にとっての「緊急『ではない』重要項目」が「緊急『かつ』重要事項」に見える人。緊急事項に格上げできる人こそが、後々、成功していくのです。

それがどのような項目かというと、例えば次のこと。

戦略策定、ビジョン理念の策定と浸透、新規事業・新商品の開発、業務フローの改善と改革、業務の標準化とマニュアル化、人材育成、信頼関係構築とコミュニケーション、自己啓発と学習、健康のための運動、家族と過ごす時間、などなど。

「稼げる社員」を育てるためには、人材の定石である『守・破・離(しゅはり)』を守ることが大切です。

人材育成で有効なのは「一に人事異動、二に採用、三に研修だ」

経営者だけではなく、リーダー達も読むとためになる本だと思います。

読書:仕事に効く、脳を鍛える、スロージョギング

「仕事に効く、脳を鍛える、スロージョギング」久保田競・著、田中宏暁・著。

「仕事に効く」とか、
「脳を鍛える」なんてタイトルが付いていると、思わず手にとっちゃう(^ー^)。

そして、「スロージョギング」と来てますから、
こりゃもう、読まずにはいられない(^ー^)。

日々、悪化する記憶力とどう戦っていくかが、中高年の悩める日々でございますよ、ホント。

脳の研究は1990年代に入って、劇的に変わったそうです。
そういった装置が進化したことによるそうですが、そのことで、これまで常識と思っていたことがそうではない、なんてことがわかってきたそうです。

そしてまた、ゆっくり走ることが脳に与えるメリットが次々にわかってきていて、しかも、これらの研究はまだはじまったばかりとな。

走っていると、確かに感じることはあります。
私も何度もこのような経験をしています。

仕事に行き詰まった時に、ちょっと走ってくると、良い発想が出来て、それを仕事に活かしたことが少なからず、ある!

これ、本当ですよ。
それは、脳の、あらゆるところが刺激されていることで起こりうることのようです。

また、メタボ対策にもよい。

同じ速度で歩いた時と走った時と比較すると、消費するカロリーは、走った時の方が多いそうです。同じ速度だとしても!ですよ。これはちょっと驚きですね。

どれどれ、ゆっくりでいいのだ。
今日も走るか!

第16回 SFC Open Research Forum 2011

慶應義塾大学SFC研究所は「オープンリサーチフォーラム(ORF)」という研究成果発表会を東京ミッドタウンで開催しました。開催テーマは「学問ノシンカ」。

「『新しい公共』の可能性」というセッションに気仙沼市長が出席されるそうで参加しました。

ミッドタウンのカンファレンス会場を貸し切っての発表会です。
なんといいますか、こういう場で発表出来るなんて、慶應の学生さん達は恵まれているというか、すばらしいですね。ここは都内でも立地条件はいいし、設備は良いし、それと比例して利用料金は高いです。社会人の我々もなかなか利用することが出来ません。

発表会は学生さんだけではなく、先生、そして気仙沼市長のようなゲストも交えてお話を聞くことが出来ます。
同時にネット配信しているようです。

残念ながら会場内は撮影が禁止されているため、写真はありません。
東京ミッドタウンは、セキュリティが厳しいのです。

「新しい公共の可能性」は、room5にて、13時〜14時半まで行われました。
ゲストは、(発表順に敬称略)
・松井孝治(参議院議員)
・菅原茂(気仙沼市長)
・吉富志津代(NPO法人多言語センターFACIL 理事長/大阪大学グローバルコラボレーションセンター 特任准教授)
・バンバン・ルディアント(和光大学教授)

司会は、島田美和(総合政策学部専任講師)
監修は、金子郁容(政策・メディア研究科教授)

私は、少し遅れて入りますと、松井氏が寄付金に対する控除が税制改正されたお話をされていました。
認定NPO法人や、公益法人に「災害地への寄附」をした場合は、税金が控除されるそうです。そのように政府も税を改正しているのだというお話。こういう話は案外と知らないもんです。マスコミの皆さんも、もっと大々的に報道して欲しいと思います。

そして、気仙沼市長です。
スライドの写真や映像は効果的でしたね。
階上中学校の卒業生の言葉は、私は何度も見ていますが、何度見ても胸にせまります。多くの方が涙されているようです。

そして、市長さんは、良い意味でも政治家というよりは、私たちの感覚に近いのではないでしょうか。正直ですよね。「市民の皆さんを不安にさせ、企業の方々には焦らせてしまった」と、とても誠実に話されていました。「そうなってしまった原因は、予算が確保出来ないため、半端な事を言うことが出来なかった」そうです。市長さんの真面目な面が垣間みれます。おだってないのです。「やっと第3次補正予算が決まり」これで、現実味のある話が展開出来るようです。やっと、やっと、やっとです。

吉富さんは、NPO法人として、マイノリティの方を支える活動をしているのだそうです。例えば災害ラジオ放送。気仙沼にはフィリピンの方も住んでいらっしゃいます。多くは、お嫁さんという立場のようです。その方々は、日本語で話して暮らしてはいるけれど、このような災害時には、やはり母国語で話し、聞きたい。そりゃそうですね。

そこで、タガログ語での放送をしているのだそうです。
そういう取り組みがあったこと、ちっとも存じませんでした。
今は、タガログ語だけではなく、日本語をまじえながら、そして、地元に花を植える運動などに発展しているそうです。

ルディアントさんはインドネシアのご出身だそうです。
インドネシアの災害は日本と似ているそうです。

毎年のように発生する洪水被害。
作っては流され、作っては流され。
そうするうちに「災害と共に」という考え方に変わって来ているそうです。

例えば、トイレを高台に作るといった工夫は市民から発案されたそうです。
インドネシアでは、「避難」に相当するような適切な言葉自体がないのだそうです。それでも「SMONG」という言葉が、逃げるを意味して、この言葉で皆さんが高台に避難しているそうです。

「災害に強い、安全な街作り」には多大な資金がかかるけれど、このような言葉を統一していきましょうといったお金がかからないことからでも、何か出来るのではないかと話された事が印象的です。

そして、スマトラ沖地震の際には、日本から「何に使ってもよい」という140億円以上の寄附があって、大変ありがたかったとのこと。私たちは、共に助け合って生きているのですね。

たまたまお隣の席に「気中20+PLUS」さんがご夫妻でお見えになっていました。
奥様は、市長さんと同級生だそうです。
奥様のお宅は、私の実家(魚町)からすぐ近くの南町だそうで、きっと同じ場所で遊んで過ごしていますよね。

私たち、東京(関東)に住む者が、どのように支援し続けられるのだろうか。
お金には限りがある。
東京にいると、何度も気仙沼に帰ることは難しい。
そのような中で、何かをつかみたくて私は参加しました。皆さん、同じ思いです。

さて、慶応義塾大学と気仙沼。今回の災害での結びつきは、たまたま慶應に通う清水君という学生さんが気仙沼出身ということから始まりました。その清水君は、私の同級生の節子さんの息子さんです。ご主人も同級生。そのお父さんの方の清水さんにも会場内でお会いしました。私達50歳代、次にちゃんとバトンを渡すためにも頑張りましょうね。

それにしても市長さん、清水さん、そして皆様、健康に注意してくださいね。
ちゃんと休みも取ってくださいね。

WordPress:カテゴリーのページ名

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北海道東京会議(2011年11月)

北海道東京会議」11月の定例会に参加しました。

ダンナが北海道出身であったり、サロマウルトラに連れて行ってくださる皆様との北海道のご縁です。

月に一度の開催で、これまでは「北海道東京事務所」をお借りしていましたが、改装工事のために今回は初めての会場「イトーキさんのショールーム」をお借りして開催です。新富町駅のすぐそばと立地条件はいいですし、ステキなショールームです。

本日のゲストは、総務省行政管理局 電子政府研究官の中井川禎彦さんです。
テーマは「番号制度のこれまでとこれから」

中井川さんもお話されていたように、きちんと運用がなされれば、また税以外にも医療の現場などでも活用していくことで、私どもにはメリットはたくさんあると思います。それでも反対意見もあるし、また万が一、情報が漏洩された場合はどうなるかといったことや、漏洩されないためのあらゆる方法など、まだやらなければならない事は多いようです。

懇親会で、直接、「住基カードの二の舞になりませんか?」と失礼な質問をいたしました。
「やり方によっては、なってしまう可能生もある」と正直に話して頂きました。「ただし、その経験があるからこそ(その反省も踏まえて)成功させるのだ」という意志も感じました。失敗は成功のもと。次は成功させて欲しいです。

近いうちに若い方に向けた雑誌においても「番号制度」について取り上げられるようです。

私は、煩雑な事務の手間を省くことで、無駄を省けるだろうと思っているし、なにしろ利用する私達にはメリットがあると感じています。ドンドン進めて欲しいと思っています。同席した別の方が、直接に良いご提案をされていました。同じ席にいて、なるほどなぁと思いますし、このような意見を広く聞いて欲しいとも思います。

懇親会はいつもとても楽しい席ですが、今日はなんと「南極の氷!」頂きました。

私は本日はウーロン茶を。皆さんはウィスキーのオンザロックなどを味わいました。
こちらはウーロン茶を飲んでる途中でございます。
なんとも深い味わいです。
氷に飲み物をそそぎましして耳をすますと、溶ける音が軽やかになります。ロマンです。

ちょうど「南極大陸」というドラマを見ておりまして、子供の頃によんだ「しらせ」そして「宗谷」の物語を思い出します。船とか南極には全然、興味がなかった私に、母が「これを読んでみて」と与えてくれた記憶があります。読んでみて、おもわず引き込まれました。やっぱりロマンでしょうか。

なぜ、ここに「南極の氷」があるかというと、南極観測に協力をしているのだそうです。そのように様々な協力があって継続していくのですね。

心で、Do!

「心で走る」と言われています。
マラソンを走っていると、途中で、辛くて辛くて止めたくなる、投げ出したくなる。
でも、最後まで走るゾ!という「気持ち」が完走を支えています。

どういう時に、そういう「気持ち」が出来るのかというと、

私の場合は、「仲間が応援してくれる」とか、「仲間が走っているから私だけ止められないわ」とか。

考えてみると、自分一人は弱いもので、いつも仲間に助けられています。

今年・・・・

あの大震災があり、私は、すっかり凹んでしまいました。
いえね、いまだ凹みはありますよ。でも、だいぶ良くなりました。

震災があって、私は何もする気が起きなくなってしまった。

あんなに大好きだった仕事も、走ることも、音楽も、読書も、
もっと言うと、食べることも、寝ることも、
何をする気も起きない。気力がなくなってしまった。

それでも、仕事だけは、穴を空けまいと歯を食いしばっていました。
そんな状態ではミスを連発して、会社の連中に迷惑をかけっぱなし。
これまで、そんなミスなんかしたこともないのに。

そして、ハタと気付いたのです。
例えば、社員にミスの多い方がいるとします。社員とは限りませんね、一緒に何かをしていく仕事上の知人や、仲間、etc…。

私は、どうして、そんなミスをするのか、まったく理解出来なかった。あの震災までは。

でも、何か少しわかりかけた気がします。
もしかしたらですが、「心」が仕事に向えない状態にあるのではないでしょうか。

何か心配ごとを抱えていたり、自分に自信がなくて常に不安に思っていたり、心が集中出来ない何かがあるのではないでしょうか。

私でさえ、このまま進むと心の病気になっちゃうんじゃないかと真剣に悩みました。それをどう乗り越えたか。

結局は、走りました。
いえね、最初は走れません。
だから、歩きました。

ただただ、呆然と歩きました。
最初はね、歩くことさえ辛かった。
でも歩いた。

そうして身体を動かして、なるたけ人と会話をして、食べたくもないけれど、何かを無理矢理食べて。

そして、変な話ですけれど、気仙沼の情報から、少しだけ間隔を置いてみるということもしました。

なぜなら、私は、全てを捨てて気仙沼に帰ってしまいたいという衝動にかられていて、でも、今、それが出来ない自分がいて、それが辛かった。だから、あえて少し距離を置いてみたりして。とにかく思いつくことはやってみた。どうしようもない心の置き所がなくて、それを探してさまよっていた。

そうやって、本当に辛い8ヶ月を過ごして、やっと、少しだけ前に向かってる気がします。来月、本当に久しぶりに、バンドの練習会に参加することになりました。これも、私をゆっくり待ってくださった仲間のおかげです。私一人の力ではないのです。

そのきっかけは、自分が実行委員長を務めさせていただいた「気仙沼を元気にする会」でした。あの会は、気仙沼を元気にしたいという思いで始めましたが、会を開いて気がついたのは、自分を元気にする会だったのではないかという事です。

もし、バリバリ仕事するとか、新しい事にチャレンジするとか、そういう事が出来なくてお悩みの方は、心が前向きになれない原因を探ってみるといいと思います。そしてその原因を解決する方法を模索してみます。

震災までの私は、気持ちの上では弱者ではなかったろうと思います。いつも前向きに生きていた。それだけが取り柄でしたから。

だから、気持ちが弱っている人の気持ちというものをわからなかった。社員を指導するのであっても、まったく、気持ちがわからなかった。でも、今は少しだけわかる気がします。

「心」を元気に。
そうすれば、きっとモチベーションがあがり、良い仕事が出来ましょう。

「心」を元気にする方法は人によって異なるけれど、ちょっと身体を動かしてみるのも効果的のように思います。それでも、人によって差はありましょうが、50歳になった私の場合は8ヶ月はかかったということです。そのように数ヶ月ものスパンで考えて、焦らずにゆっくり過ごしてみていいのだと思うようになりました。

そして、ご心配をおかけした皆様、私は元気になりました。
もう大丈夫です!

ご無沙汰してしまった皆様、申し訳ございません。
これから明るい笑顔で会いに行きます。

AUGM、気仙沼で出来たら!

AUGMってご存知ですか?
「Apple User Group Meeting」の略で、全国各地でMacユーザが集まるイベントを開催しています。

東京にはAUGM東京があります。

九州地区は、とても熱い会が繰り広げられています。
これは有志の皆さんが開催しているボランティアのイベントなんです。

その気仙沼版をやろうという思いで、突っ走りそうです。
誰か、止めて〜。
やっぱ、止めないで〜(^ー^)。

気仙沼近郊にお住まいのMacユーザの皆様、iPhone、iPadユーザの皆様、それが気仙沼で開催されたら嬉しいっちゃね!?

やってみましょう。やってみっぺ。
わー、ワクワクするわぁ〜。