教育のまちと教育のしま。高校生の学びを支える仕事を紹介!@Peatix

Peatix」でのイベント「教育のまちと教育のしま。高校生の学びを支える仕事を紹介!」に参加した。無料。気仙沼「まるオフィス」さんの加藤広大さんが話を進めてくれている。

大崎上島町は広島にある小さな島。そこにある「大崎海星高校」は年々、生徒数が減少していたそうだ。そこで全国から生徒を募集。寮に暮らす学生さん達。その様子を見せて頂く。様々な試みがあると感心する。

加藤さんから気仙沼の紹介がある。「カツオは27年連続日本一」と話すと皆さんが「オー」と驚かれる。そうなんです。気仙沼って、そんな町なのでございます。

あみちゃん(という名前の参加者)は、気仙沼の中学生の探求事業、高校生の探求事業をしているそうです。中学生の探求事業は9つの学校でコーディーネーターとしてやっていて、中学校は学校の中の活動。高校は学校の外の活動として、やっているのだそうです。

「高齢者と関わることをやろう」と始まった活動がある。最初は大変だったと思うが、「めっちゃ、楽しかった」と感想を述べたそうだ。そして、「全国の大会」にエントリーして全国まで行った。凄いことです。

自分で3年かけて、ゆっくり活動をやっていき、そして大学生になって、今も地域活動をやっている子がいる。高校生って、そんなに変化がある。

中学生、高校生も、一人一個、テーマを持って活動している。コーディネーターは必要な時につなぐということをしている。ちょうど良い距離感を探っている。

気仙沼で「地域コーディネータ」をしている女性に質問が出る。「地域コーディネータになろうとしたきっかけは何ですか?」、「私は気仙沼出身で2011年が高校1年生になる時だった。部活もやめたり、行事もなかったり、環境も変わったりした。楽しいことがないと過ごしていた。ボランティで来た人と知り合っても、文句ばかり言ってた。でも、ボランティアの人が何かをやってみようと言ってくれた。それから変わった」。

私の甥っこ・よっちゃんと同い年です。よっちゃんの名前を出すと「知ってます」と、というか「同級生?」かも。こんなにシッカリしているんだなぁ。

「海星高校」は人数が少なくて、統廃合の話になっていた。面白い学校にしなければと思ってコーディネーターになったそうです。そして、今はなんて楽しそうな学校だ!

最後に参加者にも意見を求められたので、私は「私も同じ気仙沼中学校、気仙沼高校(合併前の鼎が浦高校)に通ったが、今の学生が羨ましい」と話した。「私達の時にはない希望がある」、「それを是非、学生さん達に話してください」と伝えた。

私は親や祖母の意向で短大に進学した。それは「女性は短大がちょうど良い」という事だ。帰ってお見合いをするだろうから、男性よりも一歩下がった生き方を求められた。反発したが無駄だった。親の言う通りにした。それが、いつまで経っても「悔い」として残る私の人生だ。今の気仙沼は違う。若者よ、羨ましいゾ!