歌舞伎座「十二月大歌舞伎」第三部です!
18時半スタート。会社を16時に出発して歩きました。GoogleMapでは約1時間半と出ていたが念のため2時間前の出発。結果、1時間45分で到着。
少し早かったが、そうだ、地下に降りてお弁当を購入。そして、少しだけ並んで待って中へ。お弁当は品数が少ないのか? すでに売り切れがいくつも出ていて、目の前でも売り切れになっていく、、、。買えて良かった。
今日のお席は、1階11列15番。花道に近い良い席です。15,000円(税込)。和服の美しいお嬢さんも大勢いる中、すみません、Gパンにて参上。
最初にお弁当を食べておきます。「おにぎり弁当」1,050円。
演目は2つ。「瞼の母」と「楊貴妃」
1.瞼(まぶた)の母
市川中車演じる忠太郎が「あなたの息子だ」と現れるが玉三郎演じるおはまは「違う」と一点張り。中車は泣く泣く立ち去る。しかしながら、娘のお登世の言葉にもより、もう一目会おうと玉三郎と梅枝が探しに出る。しかしながら中車は「会わない方が良い」と隠れてしまう。何とも寂しさが残る演目です。母の気持ち、息子の気持ち、こうなってしまった人生の糸。歌舞伎の魅力です。
幕間に写真を買いましょう〜。玉三郎の舞台写真。どれにしようかと迷う、迷う。そうして4枚を選んで大満足。そしてワイン500円を頂く。他の方々が飲んでいるのを見て「私も!」と。美味しいです。
2.楊貴妃
市川中車との舞。中車さんはいつ日本舞踊を始めたのだろう? 歌舞伎とは無縁の世界に育ち、そして役者になり、そして歌舞伎にも出演することになった。普通なら5歳、6歳までに初舞台を踏み、ずーーーっと日本舞踊などを習い、そうして大人になる世界。そこに大人になってから入って、こんなに堂々と舞う。凄いことです。
玉三郎の楊貴妃は息をのんで見ます。美しい。美しすぎる。舞の一つ一つが、手の指の先まで、人間ではないような、別世界から来た何者かのような。これを歌舞伎座で演じるというのは凄いことです。以前にも玉三郎の楊貴妃を見ていると思うのだが、自分のサイトをネット検索してもヒットしない。うーん、いつ見たのだろう?
今年も良い舞台を見ることが出来ました。来年も歌舞伎とともに歩みたい。そう思う冬の夜です。