テレパス社員旅行2012・3日目

社員旅行で松島に来ております。
今日もがんばって朝ランだゴー!

地図で見ると「双観山(そうかんざん)」の展望台まで、それほど遠くはないようです。
行ってみますか。
なだらかに上っています。
歩道が整備されていて走りやすいです。

展望台に行くと、他の観光の方も車でいらしてました。

こちらから見る海もまた良いですねー。

もう少し先まで行ってみたいけれど、それほど時間もないので、引き返しました。
宿の近くまで戻ります。
海のそばは、このように奇麗な公園になっています。松島海浜公園。
私の実家の魚町を重ねて見ていました。
実家がなくなるのは悲しいけれど、このような奇麗な公園になったら、訪れる人を楽しませるでしょうね。

宿に戻りました。
建物は古いかもしれないけれど、中はリフォームがされてあって、お部屋から眺める景色も最高。
食事は美味しかったです。
お風呂は天然温泉とありますが、ちょっと狭いかな。
男性には露天風呂があったようですが、女性の方はなかった。
けど、ゆっくりと入ることが出来ました。

今日は9時半にチェックアウトして、遊覧船乗り場に向かいます。
すぐ近くです。アクセスが良くて助かります。

私達が乗ったのは、「第二芭蕉丸」

それにしても良く晴れています。
そして、人が多い!
船に乗りますと、気仙沼大島に行く船と同じように「かっぱえびせん」をエサにかもめが寄って来ます。

松島も大変な被害にあったと思いますが、見渡す限り、その爪痕は感じません。
しかしながら、船のガイドさんのお話を聞くと、あちこちの島が被災していました。
島がこちら側を守ったのですね。
松島名物の岩もなくなってしまったのだそうです。

ガイドさんは東松島町出身で、ご家族も家も流されてしまったそうです。
ガイドさんは地震の時も船に乗っていて、大津波警報が無線で届くと船は大急ぎで岸に向かい、そうしてお客さんを連れて瑞巌寺のお墓の方に上って逃げて、そして山の上から波が押し寄せるのを4波まで見ていたのだそうです。

その後は、何もする気力もなくなっていたようですが、それでも残された命。
今は夢中で生きているのだそうです。

船を降りますと自由行動で2班に分かれました。
このまま松島の残る班と、仙台の青葉城に行く班。

私はこのまま松島にとどまる事にして、「瑞巌寺」に参りました。

きっと、小学校の修学旅行でも立ち寄ってますよね?
ちっとも記憶にない(^^;
初めて訪れる気分です。

このような参道を通ります。

瑞巌寺は、平成の大修理中です。
HPによると、平成30年までかかるようです。
それまでは、大書院にて本堂に安置している御本尊、藩祖政宗公・2代忠宗公の大位牌、三代開山木像が公開されています。

こちらは、国宝庫裡(くり)の前。

それから「陽徳院(政宗公正室愛姫)御霊屋」(撮影禁止)も公開されていて、見て参りました。

このような形のところを通って、

帰る時は、「西国三十三観音」の前を歩きました。
やっぱ、松島すごいなぁ〜。

時計を見るとお昼です。
混む前にお店に入りましょう〜。
「牛タン食べたい人」や、「海鮮丼が食べたい人」や、意見が分かれます。
そこで、どちらも食べるお店にしましょう。
お食事とおみやげのたいかん亭」さん。

私は「五郎八(いろは)定食」にしました。
お刺身も、牛タンもある!
出てきましたら、このボリュームですぞ。これは食べ応え十分!

午後はさらに自由行動となりまして、私は「福浦島」へ橋を渡りたい!
このグループは私を含めて3人です。
あとの2人はカメラ愛好家たち。
私は軽装ですけど、2人は立派なカメラと立派なレンズを背負っています。
「これでも、いつもよりは軽いんですよ」とな。

いざいざ、橋を渡らん!

橋を降りて「福浦島」のマップを見ます。
あ〜、時間の都合上、島一周は無理ですな。
行けるところまで行きましょう!

こちらから見る景色も最高です!
このような場所もありました。

うわっ、もっと探検したいのですが、半周した辺りで時間切れです。
続きは、もう一度、訪れてみたい「福浦島」でございます。

それからアタフタと宿に戻り、預けていた荷物を受け取ると、「松島海岸駅」へ。
そうして、仙石線に乗って仙台の新幹線乗り場で全員が集合して、東京に戻ります。

2泊3日の旅は、無事に終了です。
幹事さん、良い旅をありがとうございました。
皆さん、ありがとうございました。

家に帰るまでが社員旅行です、と毎年同じ事を言い、私も帰路につきます。