読書:ジャズの歴史

「ジャズの歴史」相倉久人・著。

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このごろ、ジャズのセッション(超初心)に参加している。
でも、考えてみると、私、ジャズの事、何もわかってませんからー。

それで、この本を読んでみた。
最初の方には、まずはヨーロッパとアフリカの文化が出会うことになったのは、

1619年にオランダの軍船がはじめて20人の奴隷をつれてきたのをきっかけに、以後200年を越える奴隷貿易で……….

だが、それですぐにジャズが誕生するわけではない。

なにしろ最初のジャズらしいジャズがあらわれるまでには、3世紀近いときが必要だったのですから。

この本は入門として書かれているので、著者は深いところに入っていきたいけれど、それを押さえて、なにしろ体系的に書かれている点、入門者にはわかりやすい。

これまで耳にしたことがある「ハード・バップ」とか「クール」とか、まぁ、そういう事もよくわかってない私にはとてもためになり、あっという間に読み切った。そういうことで曲を聴いていくと、またおもしろくなりますのー。