新宿ー高遠・駅伝

内藤新宿300RCのイベント「新宿ー高遠駅伝」に参加させて頂いた。
新宿御苑は、江戸時代に高藤藩主・内藤家の下屋敷だった。新しい宿が出来「内藤新宿」と呼ばれてから、300年経った1998年、300周年を祝うイベントが催されたそうな。飛脚が3日かけて走ったところを24時間(夜を徹して)走ろうというようなイベント(だったようだ)。

江戸時代とは比較にもならぬほど、道路は走りやすく、トンネルが出来て、いいシューズが出来た。

そこに集った人々のうち有志(内藤新宿300RCの皆さん)によって、毎年「新宿ー高遠駅伝」が開催されている。

今回が9回目。来年は記念すべき10回目を迎える。その会に誘っていただいた。

「私、遅いのでー」と言うと、
「いやー、これは遊びですから。アーッハッハ」会長の明るい声に騙されて、参加してしまったわけ。

すべてタスキをつなぐと(24時間はかかるため)夜の宴会が出来ないから、A班とB班に分かれてのスタート。
・A班は、新宿から勝沼までを走る。勝沼から高遠は車で行く。
・B班は、車で勝沼まで行き、そこから高遠まで走る。

本日、5時に起きると雨。
数日前の天気予報では「晴れ」って言ってたのにー。
6時半に集合場所の新宿南口に集合。

6時45分:新宿南口を出発。第一走者は、私と女性のIさん。たすきをかけて走り出す。あいにくの小雨。でもまぁ、走者にとっては、このくらいの雨は案外と気にはならない。

朝の甲州街道をひた走る。

Iさんが、「走り始めはゆっくり行きましょう」と声をかけてくださり、とにかくジョグペースで走り、無事にタスキを渡した。安堵。

大月駅の手前7.7kmも走ることに。先ほどの1区とは異なり、坂道がある。上り坂はきつく、下りはスピードが出過ぎてしまう。この区では、女性のIさん、男性のHさんの3人のラン。私は付いていくのもままならず、ズルズルと後退。

最初に到着した人が、次へのタスキをつなぐので、まぁ、少々遅れても気にせずに行くとしますか。

自分が走る以外は車に乗り込み、ランナーを激励しつつ、先に中継ポイントに移動して待つ。距離が長い時は給水ポイントを作って、水分を手渡しする。

わがA班は、若きホープが予定時間を大幅に短縮してくれて、それから61歳初参加者もスピードある走りで、さらに時間を縮める。早く走れば、それだけ宴会に早くたどり着けるってわけだ(笑)

エース級が走る区間には険しい坂道がある。車に乗っていても、その急な傾斜は恐ろしい。「ゲ、ここを走るの?」(例えば、笹子人峠)。

最後の5kmは、「ずっと下り坂だから大丈夫」という言葉に調子に乗って、また走らせて頂いた。走るのは楽しいなー。

9.5 + 7.7 + 5弱 = 約22km を走ったんだなー。

宿(ホテル仁科)で温泉に入り、宴会へ。
あー、楽しかった!