読書:ライフハックス鮮やかな仕事術

「ライフハックス鮮やかな仕事術」佐々木正悟・著。
ライフハックス鮮やかな仕事術

ライフハックスの定義を著者は次のように書いている。

私が考えるに、「ライフハックス」とは「仕事を鮮やかに処理する」ための工夫である。

オーオー、それそれ。「ライフハック」って言葉が流行る前の、大昔からそういう工夫はあったわけで。名前が付くと急に意識が向くのは不思議ですけど(Web2.0もそうだけど)。

著者は野口氏の「超整理法」に影響をされ、実践して、さらに自分なりの工夫をしている点、そして最近のツールの紹介、自分が欲しいと思うツールのこと、読んでいて楽しくなる。

クリアファイルを利用した整理は、私もやっている。私はザッパな性格だから、マメにやることよりも時間をかけないことを重視している。

ついでに私のライフハック(最近お気に入りのツール)の紹介を。
これこれ、このメモノート。
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これはコンビニで(税込み)120円で買ったもの。特別にこれということはない。安くて、小さくて、かばんにスっと入るメモ。付箋はダメ。すぐになくすから。

これに書くのは「ほんのちょっとしたこと」に限定している。例えば「小太郎のえさ(を買って帰る)」とか。これまでは記憶を頼りにしていたことが40代も半ばになると心もとない。そういう事を通勤の電車の中とか、信号待ちとか、そういう時に、サっと出して、サっと書いておく。その用事が済んだら、文字に打ち消し線を引き、ページがいっぱいになったら紙をやぶって捨てる。これを使うようになってから、すごーくスッキリしている。

これまでさんざんパソコンのツールを使い倒し、それらも併用しているが、こういう「ちょっとしたことを忘れないこと」が案外と難しい。

この本にはそういうことがたくさん書かれていて、私もちょっと試したいこともある。やってみようっと。