46歳の誕生日。ぐひー。
46歳になったという自覚がない。
子供がいないからか?
いくつになっても、やりたいようにやっているからか?
気がつくと、46年も生きている。
テレパスには「誕生日休暇」がある。
今ではたいして珍しくもない休暇制度だが、1992年当時は、あまり見かけぬ制度だった。誰かのマネではなく、自分で「こういうのあったらいいなー」と思って作った。1992年はバブルがはじけた後だが、今から思うと、日本はまだ呑気だった。
それでも「誕生日休暇だー?」と驚かれ、「女社長の考えそうなこと」という柔な印象を与えた。合併の時に、他2社にはその制度がなかったので議論になったが「誕生日休暇」は残った。社員らが強く支持をしたからだ。
誕生日に、自分へのご褒美として、自分だけの時間を作る。いいじゃないすか。
ゴロゴロと寝るのもヨシ、映画館や美術館に足を運ぶのもヨシ、昼間っから飲むのもよい。
ところで、社長の3月は忙しい。本当に忙しい。
それで、「誕生日休暇」を作った私が、いまだにその休暇を取ったことがない。まぁ、元々は社員のために作った休暇制度だから取締役はどうなのかという事もあるが、「休暇をちゃんと取るのは自己管理の一つ」と私が声高に言っているので、来年は取ろうと思う。