あいにくの雨の中、湯島の「旧岩崎邸庭園」に行く。
母を東京案内するために、私も行ったことがない東京の名所を見て回る。新しい発見があって楽しい。
「旧岩崎邸は1896年(明治29年)に三菱創設者・岩崎家本邸として建てられた」洋館と和館とが共存する、すばらしい建築物。
洋館の中で広い庭をバックに撮る。あいにくの雨でよく見えないが芝生がすばらしい。
和館は江戸時代の大名の屋敷のようだ。洋館・和館は渡り廊下でつながっている。その廊下の向こうとこちらとで全く異なる空間をスーっと自然に結びつけた辺り、すばらしい。和館で「抹茶」500円を頂く。美味しいでございます。
「旧岩崎邸庭園」から数分のところにある「横山大観記念館」に行く。
建物の中に入ると、ここが東京であることがウソのような静寂。横山大観が、この場所で、次々に作品を書き上げたのか、と想像すると、なんとも言えない気持ちになる。横山大観の作品が展示してあって、それは圧倒的なすばらしさ。
2階の窓から外を見ると、不忍池が海のように見えて絶景。庭の手入れは行き届いていて、和の建築の良さは日本人として誇らしく思う。