旧岩崎邸庭園 & 横山大観記念館

あいにくの雨の中、湯島の「旧岩崎邸庭園」に行く。

母を東京案内するために、私も行ったことがない東京の名所を見て回る。新しい発見があって楽しい。
旧岩崎邸庭園

「旧岩崎邸は1896年(明治29年)に三菱創設者・岩崎家本邸として建てられた」洋館と和館とが共存する、すばらしい建築物。
旧岩崎邸庭園/洋館

洋館の中で広い庭をバックに撮る。あいにくの雨でよく見えないが芝生がすばらしい。
旧岩崎邸庭園/洋館から庭を見る

和館は江戸時代の大名の屋敷のようだ。洋館・和館は渡り廊下でつながっている。その廊下の向こうとこちらとで全く異なる空間をスーっと自然に結びつけた辺り、すばらしい。和館で「抹茶」500円を頂く。美味しいでございます。
和館で「抹茶」

「旧岩崎邸庭園」から数分のところにある「横山大観記念館」に行く。
横山大観記念館

建物の中に入ると、ここが東京であることがウソのような静寂。横山大観が、この場所で、次々に作品を書き上げたのか、と想像すると、なんとも言えない気持ちになる。横山大観の作品が展示してあって、それは圧倒的なすばらしさ。

2階の窓から外を見ると、不忍池が海のように見えて絶景。庭の手入れは行き届いていて、和の建築の良さは日本人として誇らしく思う。

サ、そろそろ母が帰る時間がせまっている。さっきの雨がウソのように晴れた。今朝から晴れればマラソンの人が楽だったろうに。
東京駅

弟一家と東京駅で待ち合わせて、皆でお茶する。甥っ子や姪っ子の成長が楽しみなおばちゃんであります。
弟一家

母と東京マラソン見る

あいにくの雨。それも、どしゃぶり。
「東京マラソンに出る人はどんなにか大変だろう」と母とその会話をリピート。

母は気仙沼への手みやげを「やっぱり三越で買う」と言い。「それって、東京駅でも売ってるんだけど」と言ってみるが、たまーに来る東京のおみやげは「やっぱり銀座三越!」と言う。なんでしょ、この年代の三越神話って。

しょうがないので、銀座三越へ。
わお、東京マラソンはここを通る。渡された旗を持って通りで見学。おー、来た来た!我々もおもわず「がんばれー、がんばれー」と叫んでいる。会社のY君も出ているが、ごめんね、応援出来ないまま銀座を後にする。

親戚へご挨拶など

横浜の弟一家と待ち合わせて、母の叔母が住む「逗子」に向かう。

母の叔母(母の母の妹)は、88歳になってから、娘夫妻を頼って、気仙沼の家を畳んで逗子に移住した。耳が遠くなった上に気仙沼弁しか話すことの出来ぬ人が、逗子でどんなにか心細かろうと母は心配している。(母は)自分の母親を亡くし、顔立ちがよく似た叔母のことを母のように思っている。

意外にもお婆ちゃんは前よりも元気になり、90歳を超えたというのに、数年前よりも若々しく感じる。逗子に移住してすぐの時は、心細くて引きこもっていたようだが、観念したのだろうか。積極的な人生を歩んでいるように見えた。人間はたくましい。

夕方は、今回のメインイベント、母の孫(私の弟の娘)の入学祝いのランドセルを購入に行く。孫の成長が楽しみな母なのであります。
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ついでに「お姫さまみたいなドレス」を買ってもらった姪っ子2人の満足そうな写真を。やっぱり女の子はお姫さまが好きなのねー。
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新国立美術館 & 六本木ヒルズ・展望台

母と東京見物。六本木へGoー!

乃木坂駅を出て、6番出口から直結になった「新国立美術館」に行く。黒川紀章の斬新な建物がすごい。私、建築の事は知りないが、見るものの心にズッシリと残る作品だと思う。
新国立美術館前の母

新国立美術館

新国立美術館

入場料は無料。無料で見ることが出来る展示はあるが、企画展は別途料金がかかる。
私のお目当ては「異邦人たちのパリ 1900 - 2005(ポンピドー・センター所蔵作品展)」で1500円。中に入るや、私の好きな藤田嗣治の絵が迎えてくれる。ある時期、私は彼の絵画(の印刷物)を部屋に貼っていたっけ。

しかし母は、この年代のアーティスティクな絵画がわからないため、気仙沼人らしい大きな声で「えーーー、あんだ、これ、いいド思うスか?」「ハッパわがんね」と言っては、二人で笑いながら、館内をグルグルと見てまわる。わからないながらも母は(おそらくは気仙沼人の多くが)文化的な事に触れるのが大好きだ。

館内は広い。天井が吹き抜けになっているから、余計に広く感じるのかもしれない。2Fでお茶する。いい空間です。これからもチョクチョク来てみよう。
新国立美術館でお茶する母

お茶してます

「あそこが六本木ヒルズ」と指差すと母は「行ってみたい」と言い、六本木ヒルズに移動。午後に行く予定の「親戚への手みやげ」の大きな紙袋を2つかかえて六本木を歩く。

大きなビルはすぐそこに見えるが、それなりに歩く。六本木ヒルズの真下に到着すると、「上に登ってみたい」と母は言い。母は高いところを見るや「登りたい」と言う。(登山の経験もないのに)富士山・頂上に登って父を驚かせた。そういう人ですから、いざ、展望台へ。
六本木ヒルズ

「東京タワーが小さく見える」と母が言う。「昔の東京タワーはもっと大きかった」ってw。いやいや、東京タワーの大きさは変わらないって。
六本木ヒルズ・展望台

時間がなくて駆け足だが、東京の街を一望す。東京は、なんてゴチャゴチャなんでしょ。その混沌としたところが東京の良さかもしれない。

母と銀座

母がやって来たので会社を早退して銀座ブラブラ。母はこれが好き。別に何かを買うわけでもなく…。

そうそう、「スローな食に、スローな家。」で「着物作家さんの展覧会」が紹介してあったので、母と>大黒屋ギャラリーに行ってみた。へーーー!すばらしいですぅー。

田舎モンの母と「すごいねー」を連発していたら、影山のり子さんご本人がいらしてて、話して頂いた。ありがとうございます。無知な母娘でございますが、いたく感激いたしました。

その後は「歌舞伎座」へ。
2月は通し狂言「仮名手本忠臣蔵」でごじゃる。
夜の部は「五段目(勘平の父の死)」「六段目(勘平・切腹」「七段目(お軽の見せ場)」「十一段目(討ち入り)」を見る。

特に七段目は、玉三郎のお軽、仁左衛門の平右衛門(お軽の兄)、吉右衛門が大星由良之助という豪華な顔ぶれ。私、これ(玉三郎のお軽)が大好き。
歌舞伎座にて母 歌舞伎座にて母

読書:ヒューマン2.0

「ヒューマン2.0」渡辺千賀・著。
ヒューマン2.0

先日の「OSSAJ 3周年フォーラム2007」のパネルディスカッションで小碇さんが紹介してくださった本。シリコンバレーに住む著者が見たシリコンバレーでの働き方、行き方を「ヒューマン2.0」と付けるあたり。なかなか。

IT系の聖地・シリコンバレーだが、そこに住む人達の多くが博士号を持つ。それでいてITバブルがはじけた2003年辺りは、博士号を持つ人達が仕事にあぶれて失業し、職を変えている(庭師になったり…)、という部分を読むと、かの地での苦労がしのばれる。

その不況から再び立ち直り、新しい技術と高い賃金を求めてスキルアップしていく様はすさまじい。この地では、人種差別はないようだ。中国系、インド系が多く集まり、技術があるならばどういった経歴かは関係ないのかもしれない。逆に技術がないと悲惨かも。

そして、若くして巨額の富を得た人達が慈善事業にお金をつぎ込む辺りの規模が日本とは比較にならないほどデカいわ。

渡辺千賀さんのブログは「アルファブロガー」の「アルファブロガー2006」にランクイン(30位)。

バレンタインデー

東京は雨。
バレンタインデー。
バレンタインデーを止めてから長い年月が過ぎたが、会社は男性ばかりなので、近くのスーパーで義理チョコを買って、皆さんにどうぞと置いてみた。実に面倒くさい行事であります。

むかーし昔、バレンタインデーのチョコレートがきっかけで結婚した人を知っているので、あなどれない行事とも言えます。

2月がこんなに暖かくていいわけないよね?

今日は火曜日だけど、休み明けの気だるい感じが、月曜日と勘違いする。
なーんて言ってる暇はなくて、会議で神経を使ったり、Web制作で夢中になったり。それで家に帰るや、やっぱり月曜と間違えてTVを付けていたりする。いかんねー。

それよりも何よりも、2月がこんなに暖かいと、とても不安になる。
こういう学問をしている研究者の皆さん、もっと我々・一般市民に発信して下さい。
どうしてこんなに暖かいのか?
これによる影響はどうなのか?
そして、、、地球はどうなっちゃうのか?
とにかく、、、私達は今すぐに何をすべきなのか?

マラソン完走クラブ・練習会(吉祥寺)

マラソン完走クラブ」の練習会に参加した。
13:20 吉祥寺駅近くの銭湯「よろづ湯」さん前に集合し、井の頭公園を走る。今回は11月に引き続き2度目の参加。祝日の本日は70名もの多くの方が参加している。

それにしても東京は、不気味なほど暖かい。2月にこんなに暖かくていいんかい?

そんな中をまずは「腕の振り方」から。力を抜いて(肩が上がってないかを確認)上下に腕をしっかりつふる。「力を抜く」ことが大事。

そして、タイムを意識しつつ走る。2000m走をいくつかのグループに分かれて走る。1kmを4分、4分半、5分・・・とグループに分かれて3本走る。

私は1回目は、最も遅いグループ6分以上(実際には7分近いスピード)で走った。ちょっと物足りなく感じ、2回目は6分のグループ。そして最後は5分半に挑戦。だいたい6分が自分には合っているようだ。

その後は1000mを全力で走る。あー、私ってホント足が遅いのであります。それでどうにか5分ジャストで走っておしまい。ここの公園は下が土なので、足の負担が軽減される。

吉祥寺の銭湯「よろづ湯」さんに戻り、風呂に入って帰る。
スタッフの皆様、ありがとうございました。大変、勉強になりました。