オープンソースソフトウェア協会の「OSSAJ 3周年フォーラム2007」に参加した。
基調講演は「東京工科大学」の上林憲行 教授。
セミナー1は「東京大学大学院」で経済学を専攻の八田真行 氏(GNU Project で有名な方、実は学生さんだそうで)。
セミナ-2は「NPO法人FSIJ」の進藤美希 氏(某ソフトウェア会社に勤務、「オープンソースがなぜビジネスになるのか」の著者(共著)でもある)。
パネルディカッションは、上記3名に加えて、OSSAJ理事の小碇氏と、IT記者会の佃氏の5名。
上林先生の「コミュニティソリューション」みんなの自発的協力を持つ方法は、会社の中においても、外においても、大切になっていくと思われ。
八田さんのお話で「GPLv3で何が変わるのか?」や、進藤さんの「問題提起とさまざまな提案」など、いずれも興味深い内容。
そしてパネルディスカッションは「事前に何も用意してない」と司会の鈴木氏の説明から始まり、その場で考えて皆さんが答えてくださる。そこに鈴木さんが突っ込みを入れつつ、うまく次に誘導する。ちょっとしたバトル。
客席からの質問も熱い。そして、そのまま懇親会場へとなだれ込み。
私はお話に付いていくのがやっとだが、とても興奮しながら帰宅した。
オープンソースの世界は、技術的にどうのというよりも、その「思想」を理解して共感した人達がズンズンと進んでいく世界のような気がする。その「世界」は、とても興味深い。おもしろそうな香りがプンプンする。