AjaxWorld(現地10/4):2日目

本日も朝7時半〜20時まで開催。
いやー、皆さん、タフですのー。

Ajaxコンポーネントで有名な「ComponentArt」の方と直接話しが出来たり、「OpenLaszlo」の方に話してみたり。
ComponentArt

OpenLaszlo

最後のデモは、IBMによる「Eclipse」の「Ajax Toolkit Framework」。いかにも技術者らしいおじさんのトツトツとした話し方で会場中が聞き入る。
IBM

2日間、お疲れさまでした。次回は4/2〜3ニューヨークで開催される。
次回はNY

夜は、皆さんと一緒にサンノゼ・ダウンタウン2ndストリートにある中華料理店に入る。お店は薄暗いし、やけにすいているので「ここは失敗か?」と思いつつもあれこれ注文する。中国の人がやっているので少し期待しつつも、はずれてもいいように心の準備もする。広東料理。わぁ〜予想に反して実にうまい。しかもリーズナブル。日本だったら、絶対に「人気スポット」になるだろうに、どうしてすいているんだろ?お腹いっぱいでごじゃる。

明日はラスベガスに移動。一発あてて帰る?(笑)

AjaxWorld(現地10/3):初日

前夜23時頃に横になったものの、時差ボケで1〜2時間ごとに目がさめる。朝4時にサクっと目がさめた後は眠れそうにないので、ネットチェックをし、シャワーをあびて7時からのレジストに向かった。

会場はハイアットホテルに隣接しているサンタクララコンベンションセンター。
会場前

一昨日、設営中の様子を見たのは別のカンファレンスで、AjaxWorldはもっとこじんまりした展示会だった。レジストは3人ほどの女性が、紙を見ながらIDと名前を入力して、パスをもらう。
ハイアットホテル

レジストのパス

7時半:adaptive path社・代表のJesse James Garrett氏のキーノート。Garrett氏は「ユーザエクスペリエンス」の著者。ご自身のページで「Ajax」とについて書いたことで有名な方。今日も黒のスーツで決めている。プレゼ用のマシンは、MacBookクロ。

その後も同じ会場にてプレゼンテーションを見る。プレゼマシンは、半分はMacintoshだった。アメリカのMac利用率は10%程度と聞いているが、発表者のMac利用率は50%程度。Internet Rich ApplicationはMacユーザが作る!?

OpenLaszlo社」のデモが興味深い。プレゼンテーターはMacを利用して、なんというか、MacソフトをWeb上に再現した感じ。デザインも美しいし、動きも良い。

Nexaweb」のデモに、日立システムの方(日本人)2人が登場し、基幹業務用Webアプリケーション開発について説明した。画面が日本語で、日本人以外にはわかりにくかったかな?

ランチは庭にバフェ(バイキング)が用意された。朝食にはパンが用意されたし、スターバックスのコーヒーや水は無料で飲み放題。
ランチ

お腹いっぱい食べたら、午後は起きているのが辛い。
がんばってYahoo!のAjax エバンジェリストのデモ(Mac利用)を見た後、いったんホテルの部屋に戻り仮眠。夕方戻って8時までデモは続いた。いやー、お疲れさまです。
今日のデモを見て、HOWS社の技術の高さを再確認した。

夜は、とっても美味しいオイスター、こちらに来たら絶対これは食べようのクラムチャウダー、こーんなに大きなステーキ、デザートにはチョコレートケーキを頂く。お腹いっぱ〜い。食べるのに夢中で写真なし。久しぶりにワインを少し頂き、ほろ酔いでごじゃる。

サンノゼ(現地10/2):韓国料理

夕方、サンタクララからサンノゼに向かう。フリーウェイが混んでる。5車線あるのに、車の数が多いっス。通勤ラッシュか?

ショッピングモールに連れていってもらう。洋服や靴が店内の天井まで高〜く展示してある。靴の種類が豊富でいいですのー。

スターバックスでお茶して、サンノゼをドライブ。日本人の駐在員が集まるというジャパンタウンにも行ってみる。お鮨屋さんが並ぶ。まだお鮨という気分でもないので韓国料理店に入り、キムチうどんを食べる。胃が休まる感じ。
韓国料理

サンノゼからサンタクララに戻る。さきほどのラッシュはウソのように、スーイスイ車は走り、あっという間にホテルに到着。あら、こんなに近いのねー。

明日はAjaxWorldの展示会に参ります。

サンタクララ(現地10/2):インテル博物館

クパチーノからサンタクララに戻り、「インテル博物館(Intel Museum)」 に行く(無料)。
インテル本社

インテル本社の1階をMuseumとして公開していて、1968年にBob Noyceが書いた「ビジネスプランの1ページ」や歴代のマイクロプロセッサが展示してある。おもしろい。建物内部はインテルカラーの青を基調にしている。トイレの中も青だった。

テレパスの従業員は喫煙者で、私は「シリコンバレーはたばこを吸える場所がないはず」と脅していたが、アップル本社、インテル本社は、建物の外に喫煙場所があった。きっと数年経ったら、これもなくなるんじゃないかな?
インテル本社2

クパチーノ(現地10/2):アップル本社

AjaxWorldは本日からだが、本日は有料のカンファレンスのみで、展示会は3〜4日ということがわかり、それじゃしょうがないので、クパチーノのアップル本社に車で連れて行ってもらった。
アップル本社前

初めてアップル本社に行ったの1998年で、その頃はこっちの建物は別の会社だったが、今はアップルの看板があちこちに。iPodが売れたおかげで好調だワン。
こっちもアップル社前

Tシャツなどお買い物。買い物した袋を持ってまたパチリ。
アップルグッズをお買い物

アップル本社の隣のレストランでランチ。
アップルの隣のレストラン

でかいハンバーガーを食べる。
ハンバーガー

食べきれずに残すと「これに入れてお持ち帰り出来る」と容器をくださった。それに入れて持ち帰る。しかし、、、車の中がボテト臭いというので、途中で捨ててしまうことに。
持ち帰り容器

アップル本社のすぐ前にバスの停留場があった。もしかしたら、バスで行けるのかもしれない。
アップル近くのバス停

サンタクララ初日(現地10/1)/インド料理

夕飯は、日本からお越しの皆様と車でマウンテンビューのインド料理店で頂く。
マウンテンビューはGoogleが市内全域で無料の無線LAN「Google WiFi」サービスを提供するという話題が注目された街。人口7万数千人程度。気仙沼でいえば、(昔の)南町のような通りにレストランなどが集まっていて、世界各国の料理が味わえる。逆に言うとサンタクララはとても静かな田舎町で、ここまで来ないと賑わってないと言えるかもしれない。

インド料理は、日本で食べたことのないような本場の味がする。美味しい。お腹がいっぱいで動けましぇーん。

サンタクララ初日(現地10/1)/到着

サンフランシスコに来るのは何年ぶりだろうか(4年以上は前だわ)。いまは入国審査で指紋を取られるのねー。左手の人差し指、右手の人差し指という順序。顔写真も撮られている。英語がわからないので早々に終わりたいのだが、、、私への質問は多い(気がする)。顔が怪しいのでしょうか?

サンフランシスコ空港からBARTが出ていた。乗り場は近いし、わかりやすくて便利。一人で来る時はこれに乗って行こうっと。前はこれがないからシャトルバスを利用した。

けれど今回は、日本で「Hertz」のレタカーを予約しておいたので、レンターカー乗り場に直行。HOWSの社長・副社長・技術者の方もご一緒にどうぞ、ということで車種を少し大きいレンジローバーに変更。テレパス社員が運転する車に5人乗り込んでサンタクララに向かう(私はペーパードライバーで全然ダメなのねー)。

驚いたことにナビは日本語を選択出来るし、マイルではなく「km」の選択も出来る。目的地にホテル名を入力していざ出発。

日本のカーナビの感覚でいると、ちょいと違う。道を指し示すタイミングが早すぎて、誤って手前で曲がってしまう。ナビ様の仰せとは異なる道を行っちゃうと、画面は「少しお待ちください」と黒い画面になる。地図の表示は消え、しばしナビが考え込む。「オーイ、ナビよー、どうしたんだい?」って言ってる間に車は進むわけでして、その間にも次から次に道の選択肢が出る。しかしながら、フリーウェイは実にわかりやすく、誤って出口を出ちゃっても、そのまま進行方向に走ると、またフリーフェイに合流出来るというシンプルさ。

そういうことで数回、出たり入ったりするうちにナビの示し方のコツをつかみ、順調にサンタクララに到着する。

チェックインまで、まだ早いので周辺を少しドライブ。同じような道に同じような建物が並ぶ。人の気配が少ない。オフィスの前には「For Sale」の文字が目につく。なーんにもないという印象。

明日から始まる「Ajax World」の会場に行ってみたが、まだ会場内の設営は進んでないようだ。これで明日、開催するのかしらん?

読書:シリコンバレー精神

「シリコンバレー精神」梅田望夫・著。
シリコンバレー精神

「ウェブ進化論」が大ベストセラーになった梅田氏の文庫本。
梅田さんはたしか私と同世代。読んでいると、梅田さんがどういう事に驚き、共感していくかという点は同世代という点では、とてもよくわかる。

この本は、もう少し前に出版され、内容として1996年秋〜2001年夏のことを書いている。文庫本を発売するにあたって、あらたな「あとがき」が追加され、その後に起きた出来事にも軽く触れている。例えば2006年のライブドアの問題や、梅田さんが「はてな」に関わっていることなど。

梅田さんがシリコンバレーに移住してからのこの10年はネットは劇的な大変革だった。その時代にたまたま関わることになった梅田さんが書いていることは非常に興味深い内容だ。これからの10年はどうなるのか? ワクワクしながら、私は本日・成田からシリコンバレーに向かう。現地の空気を少しでも感じ取れれば幸いです。