ラスベガス行きの飛行機に乗り、シートベルトもしめて「出発!」と思ったら、アナウンスが流れ、「2時間遅れる」って。「オー」とアメリカ人が声をそろえてガッカリを表現する。「ゲー、2時間もどうしろというんだよーん」アメリカ人達はそそくさと携帯電話を出して「遅れるー」連絡を始める。
私の隣の席は日本から来た老夫婦。初めてのラスベガス旅行。初めての(ツアーではない)2人だけの旅行。私のことを東洋系のアメリカ人だと思ったらしい(おそらく軽装で日本人には見えなかったのだろう)。私も旅行者であることを伝え、「チップという習慣が難しいこと」や「ラスベガスではどこに行く予定か?」などの情報交換をする。宿泊先は高級ホテルだそうな。「すばらしいですね」と私が言うと、「私どもは、これが最後のラスベガスだと思いますから」と微笑む。
いえいえ年齢ではなく、常に「これが最後かもしれないと思って生きていくことが大事」だと気付かされる。悔いのない人生は自分で作るのだ。
2時間遅れると言ったのに、ほどなくして「あと10分で出発する」というアナウンス。なんともまぁ、そういう展開ってアリー?と思いつつ、結果的には30分程度の遅れで出発。
ラスベガスに到着すると、こちらも雨。ラスベガスも雨が降るんだー。雨が降らなければ樹々が育たないわけで、やっぱりラスベガスにも雨は降るのね。
宿泊先はアラジンホテル。
ホテルに到着し部屋に入ると、ちょうど雨が上がり、夕日が美しい。
ストリップ通り(メインストリート)に面した部屋。
それからホテル内を探索。わー、広〜い。ホテル内のショッピングセンターをウロウロまわるだけで、結構な時間が経った。念願の手品グッズもホテル内のお店で調達。
私が「どれを買おうかなー」と見ていると、お店のお兄さんがデモをしてくださる。目の前で手品をするわけ。それがすごーいの。私が「わぁーーーー!!!」と言って驚いてると、店長らしき年配の男性が「私の驚き方」に驚いて大笑い。私が「すごい、すごい」を連発するので、いろいろな手品を見せていただいた。ありがとうございます。私も練習します。
ちょこっとスロットマシンに挑戦するも、あっという間に撃沈。部屋に戻って、こうしてブログを書いてる。窓から見るストリップ通りの夜景が美しい。
それにしても、夕食で食べたチョコレートケーキが余計だった。
バフェというバイキング形式のお店で頂いた。お皿が大きいので、つい取り過ぎ。
サンタクララでも思ったんだけど、アメリカのスイーツが昔ほど甘くない。日本とさほど変わらぬ「ほどよい甘さ」になっている。コーヒーの味も、昔は「なんじゃ・こりゃー」なひどい味だったが、スターバックスが展開されてからか?どこに行ってもひどいコーヒーが出てこない。助かる。それで、ついついスイーツを食べ過ぎた。大きさは、小ぶりだと思っても日本の2〜3倍はあるので、気をつけないと。