サロマ前夜祭

内藤新宿300RCのメンバー9人(男性6人、女性3人)でサロマ・ウルトラマラソンに向って出発した。

受付会場である「湧別町総合体育館アリーナ」には女満別空港が近いようだが、安いチケットを9名分取るのは容易なことではないため、今回は千歳空港からレンタカーを借りてサロマに向う。

飛行機はスカイマーク703便(羽田発6:35)
千歳空港に到着すると、予想以上に暑い。明日も暑いのか? 心配がよぎる。

10名乗りのレンタカーを借りて出発。
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わざわざ、少し遠回りをして、北海道を堪能する。
北海道の大自然、どこまでも続く緑のじゅうたん、牛、馬、キタキツネ、非日常の風景が気持ちを大きくさせてくれる。

士別グランドホテル」で昼食を頂き、名寄を通って湧別町に向う。

地図で見ると相当な距離だが、北海道の道は走りやすく、非常にスムーズに移動し、午後3時少し前には会場に到着した。

湧別町総合体育館。今年も参りました。
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「サロマ湖の100kmは、ドラマだ。」の文字。
私のドラマの筋書きは私が作る。
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体育館に入ると壁には激励のFAXがたくさん貼ってある。これはほんの一部。
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100km出場者には赤い袋、50km出場者には青い袋が渡される。受付の手際がよくて、ボランティアの方々がキビキビと動くのに感心する。ボランティアの皆さんがこの大会を支えている。
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昨年は間にあわなかった「ほたて」に今回はありついた。
一人一つずつほたてを頂く、このように焼いて食べる。旨い!
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午後4時。
前夜祭がスタート。
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10回完走者は「サロマンブルー」という称号が与えられる。今年新たにサロマンブルーの仲間入りされた方々がステージにあがる。そして、20回完走者は「グランドブルー」という鉄人中の鉄人、そのお披露目がある。

サロマンブルーは、ゼッケン番号が青い。
グランドブルーは、ゼッケン番号がゴールド。

常連達は、ここで1年ぶりに会う人達と挨拶をかわし、私のようなウルトラ未達成達は羨望のまなざしでそれを見る。

様々なスポンサーが協賛してくださるおかげもある。
ビールはサッポロの北海道限定「道産素材」
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会場を出ると記念撮影を。
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それから宿に入る。
今回の宿は遠軽町の「岩井旅館」さん。
この日、会場近くに宿をとるのは大変な仕事。
いつも宿の手配などをしてくださるT田さんに感謝する。

宿の風呂が小さいということで、女性3人はすぐ近くの銭湯に入ることに。大きな風呂でサッパリと汗を流す。

宿に戻って、ゼッケンなどの用意。
ゼッケン場号は「4244」
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赤い袋には55km地点のレストステーションで受け取る荷物を入れる。青い袋にはゴール地点で受け取る荷物を入れる。
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ストレッチをするともう9時を過ぎた。9時半前には就寝。明日はどんな一日になるのか。最後まで諦めずに、楽しもう!

新しい時計で走ります

ぬぁんと! 先日の日曜日に、使っていたナイキのスポーツ時計のバンドが切れた。グァーーーン。
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これを買ったのが2005年8月だから、約4年使ったのか。しかも、毎日、毎日。

少し前から、あちこちに痛みが生じていたので早く買っておくべきだった。こんなことは突然やってくるのね。操作もバッチリ覚えましたのに…。しかもサロマの前に買いに行く時間ナシ。ガックシ。

急いで気仙沼市田中前にある「ジェイズミウラ」の店主キーチ君にメール。助けてくだされ。

すると、同じ操作感のいくつかを撮影してネットで見せてくださった。
「ありがとうー。これにします」とメール。日曜の夜の話。

今日、届きましたー。
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腕にしてみて、ストップウォッチをstartしたり、stopしたり。
取説を見なくても、わかる、わかる。良かった。安心しましたー。

御礼:サロマお守り

いつもお世話になっております「学T専科」の千葉さんから、サロマ完走祈念のお守りを頂戴しました。ありがとうございます!
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わざわざ浅草寺に詣でてくださったそうです。
ありがたいです。これを身に付けて走ります!

さまざまなところで、おもわぬ方から声援を頂戴しております。
皆様、ありがとうございます。

心が折れそうな時には、皆様の顔を一人一人思い出して、一歩一歩進みたいと思います。

アトミクラブ練習会(21回目)

アトミクラブの練習会に参加した。

本日は、1500mのインターバルを5本。

一番遅い私のグループは10分間隔。

これは7分半(キロ5分)で走ったら、2分半のジョグ(または歩き、または休み)になる。

もし8分で走ったら、間が2分。
9分で走ったら、間が1分。
10分なら、間なし。

こんな感じで走りましたー。

1本目:7:18
2本目:7:12
3本目:7:21
4本目:7:24
5本目:7:27

今日もWリーダーに引っ張って頂きましたが、3本目の3周目からは脱落。
それでも、どうにかキロ5分では走ったようです。

前回の同じ練習(4/9)では、1本だけ7:23だが、他は7分半かかっているから、少しだけ速くなっている。

練習を終えるとヘトヘトで、ボーっとバスに乗って帰りました。
いやぁ、インターバルきついっス。

サロマ頑張ろー会

サロマに一緒に参ります「内藤新宿300RC」の皆さんと、新宿にて「サロマ頑張ろー会」がありました。

先輩方は何度も100kmを走っていますから、私が質問をしますと適切に答えて頂き、ありがとうございます。

なにはともあれ、無事にスタートラインに立てますよう、そして、良いコンディションで走れますよう、願うばかりです。

何人かの方から「絞り込んだね」と言われました。
自分では、ちっとも気づかないけれど、そのように見えるようです。

5月に300kmを走ったら、わずかに体重が減りました。
この程度はあっという間に戻る程度、ちょっと夕食を我慢すれば減る程度ですが、それでも、そのように見えたのであれば、脂肪が少なくなったのかもしれません。

頑張った成果は励みにもなります。

サ、あと10数日、うまく疲労抜きが出来ますように。

サロマー気持ちだけでも行ける!と思おう

サロマまで、2週間を切りました。

もう、ここまで来たら、何がどうのってこともないと思います。
身体が出来ていなくても、練習が足りなくても、ここまで来たら、今さら何をどうすることも出来ません。

あとは、怪我をせず、体調に気をつけて、疲労を抜いていく。
大会日に、最高のコンディションになれたらいいね。

もう一つ大事なことは「メンタル面」です。

これまでは「無理ムリ」と思ってましたが、本日からは、「行けます」「ゴールします」と言うことにしました。気持ちを切り替えました。

言ってるうちに、それが本当になるかもしれません。
前向きに、前向きに。

神様と、一緒に行ってくださる皆様が与えてくださったチャンスを楽しみたいと思います。

山中湖(2日目)

5時半から朝練です。
「朝練」なんて学生みたいですよね。

私は「散歩を」などと呑気に思ってましたら、多くの方々が山中湖1周に出ます。
じゃ、とりあえずスタートして適当なところで戻ろうということで走り始めました。

ぐはっ。私のジョグペースよりも速い。
次第に遅れてしまいました。
前方に走る皆さんを目で追いながらトコトコ走ります。

あいにく曇りで富士山は見えませんが、涼しくて走りやすい。気持ち良いです。

30分ほど走っていると、女性一人が引き返して来ました。
「30分走ったら戻りましょうか」と話していたのですが、私は気持ちが良くて「もう少し行ってみます」と伝えてトコトコ走ります。

次第に前方の皆さんの姿をとらえることが出来なくなりました。

おっと、これでは7時半の朝食に間に合わなくなっちゃう。
わずかだけスピードをあげて、なんとか1周を終了。
シャワーを浴びて朝食です。

そうすると、もうグッタリ。
午前練は10時からというので、すぐさま布団に潜り込んで1時間ほども寝たでしょうか。寝たおかげで少し回復。

本日のメインは、2,000m×3本の駅伝です。
一人が3本走ります。
2,000mって難しいですね。どう配分したらいいのでしょ?
という心配をよそにスタート。ヒー。

私のチームは女性3名とコーチが1人ですが、女性1人が国際大会にも出る腕前ですから、私が足を引っ張らなければ、なかなか良いかも。

と思ったら全身に力が入ってガチガチです。
思うように走れない。

2本目は1本目よりは力を抜いて、
3本目はこれが終わればおしまい、とそれを支えになんとか走り終えました。
これは駅伝で走る私の姿。必死。
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厳しい練習は、それをこなした後の充実感が格別ですね!

合宿に参加させて頂いて本当にありがとうございました。
さ、後はサロマまでの疲労抜きです。

皆様に応援いただいて、私の力の全てを出してサロマを走りたい、楽しみたいと思います。

山中湖(初日)

山中湖のラン合宿に参加させて頂きました。
新宿西口出発の中央高速バスに乗ります。

ここからバスに乗るのは久しぶり。ネットで予約は済んでいます。その時の紙と申し込み時のクレジットカードを見せてバスに乗ります。効率化されてます。

GWではないものの渋滞があって1時間ほど遅れたようです。
予定より前のバスに乗って行ったので、「平野」で降りると、近くで食事をしてから本日のお宿「わかさぎ屋」さんに向かいました。
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着替えると、まずは山中湖1周(約13.5km)のランです。
ゆっくり走りましたが、なんだか身体が重く感じます。
5月に走り込んだ疲労がたまっているのでしょうか。

それから、ぬぁんと「坂」に移動して、1000mの坂練を3本。
これ、きついですよ、ホントきつい。

でも、これが終わると「食事!」ですから、それだけを支えに走りました。

宿の食事はおいしい。
夜はちょっとしたランの勉強会をするなど充実した合宿です。
明日の筋肉痛が恐いですー。

マラソン完走クラブ(31回目):高尾山ミニ練習会

マラソン完走クラブのミニ練習会が高尾山で行われました。

高尾山は昨年の8月以来です。
走れるかしらん?

8:45に高尾山口駅をスタート予定。
8:30に現地に到着し、荷物をコインロッカーに入れて、捻挫防止のテーピングの仕方を教わりながらテーピング。準備OK。いざ高尾山。

1号路を通ります。
今日は晴れて気温が高い。

高尾山は木陰が多くて、涼しくて、気持ちイイ。
けど、すぐに息があがり、ゼーゼーヒーヒー。

今日は、参加者の走力に幅があるので、速い人達は私達が一度走る間に、折り返して坂ダッシュをされたりと工夫があります。遅い人にはスタッフさんが付いてくれてフォローしてくださいます。

私は、これまでの練習会では初級コースで高尾山・山頂までしか走ったことがなかったけれど、今日は一丁平の少しだけ先まで走りました。少しだけスタミナが付いたかな。

今日の高尾山は多くの人で賑わっています。
バラけて走るなどの工夫はしましたけれど、それにしても人が多く、ランナーは、ちょっと邪魔だったかな?

主催者のN田さんから「下りの走り方」を教わりました。

筋肉に負荷をかけてしまうと、筋肉はすぐには戻らない。心拍数は戻るけれど、筋肉疲労は戻らない。そういったことから下り坂でいかに筋肉を使わないかが大事な鍵になるようです。

何度か、同じ話を頂いているけれど、それを理解出来ない時と、スーっと理解出来る時があります。

練習の後は、高尾山口駅近くで、「つけとろそば」を食べました。美味しい!

読書:マラソンの心

「マラソンの心」宗茂・著。
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サブタイトルは、『マラソン練習』誕生ストーリー。

宗兄弟が、試行錯誤をして「マラソン練習」というものを確立していく。
これまでの中で最も参考になった気がする。

自分達だけではなく、旭化成で指導者になってからも「マラソン練習」の確立は続く。そうして育てた選手は、谷口浩美、森下広、宮原美佐子など多数。

宮原美佐子さんのエピソードはすごい。
学生時代には陸上部ではあったが、旭化成では一般社員だった宮原さんが、社内のジョギング大会で目に止まり陸上部に入る。しかし、あまり結果が出ない。5000mのタイムも良くない。あと1年で陸上部を止めてもらうしかないか、と思っていたころ、本人から長い距離を走りたいという申し出。

5000mも遅いのに、と思うも、本人の希望をかなえてあげようということになる。するとドンドン、タイムが伸びて大阪国際女子マラソンでは2位になり、ソウルオリンピックに出場することになった。本人の努力もさることながら、若き宗兄弟の指導にもよるところも大きいと思う。

当時、瀬古選手と宗兄弟というのは、日本中の注目の的であった。
瀬古さんは、やはり天才だと思う。
そんな天才のそばで、天才に勝ちたいと試行錯誤を重ねる2人。その努力が参考になる。

「考える練習」という言葉をそれを何度も書いている。
マラソン練習は、おおよそ3ヶ月をかける。
しかし、加齢によっては3ヶ月ではなく4ヶ月かける場合もある。

そのようにマニュアルにはない、自分なりの工夫をしていくことが大事と繰り返す。

また、ポイント練習とポイント練習との間の日に行う「ジョグ」が大事と書いている。ジョグで練習量を確保してスタミナを付ける。

私は、一人の練習の時にジョグしか出来ない、、、と後ろ向きに思っていたが、そうではなかったかもしれない。ジョグをキチっとやっていくことがポイント練習にはプラスになる。

最後の章は、今、取り組んでいる「気功」について触れる。
ネットで調べると、延岡で「気功健康塾」を開設されたようだ。

私は気功の事はわからないが「自然治癒力」には興味がある。薬にたよりすぎるのはいかがなものかと思っている。その自然治癒力を引き出すためのものの一つとして気功があるのかもしれない。