「東京レガシーハーフマラソン2022」ハーフの部に出場した。スタート(そしてゴール)は国立競技場。中野坂上で大江戸線に乗り換えて行く。近いから楽。助かる。
会場に向かう途中で見ず知らずの人に写真を撮って頂く。ありがとうございます。
縦の写真も! (^ー^)v
今日のコースが大きく掲示されている。ここを走るんだなぁ。
早めに来て正解。大勢の人でごった返している。はるか遠くに「スタート(そしてゴール)」のゲートが見えるところで記念写真。
それぞれの荷物を預けて別れる。私は女子トイレの列に並び、そして、スタート位置の「L」へと急ぐ。「L」は一番最後だ。右手に昔々、アップル社が入っていたビルが見える。その後、アップル社は初台に移り、そして今は六本木ヒルズかぁ〜。出世しましたのぉ〜。
スタートの数分前にマスクをしまい、ネッグウォーマーで口を覆う。スタート時間にiPhoneアプリ「TATTA」のスイッチを押す。まだ外にいる。次第に動き出した。皆さんと共に歩く。歩く速度が少しずつ速くなる。そして、「国立競技場」に入る少し前からジョギングに変わった。いよいよだ。
本日、ここに立てたことに感謝します。
「国立競技場」に入った。そして、2/3周ぐらい回って外に出る。その頃にはビリになってしまった。スタッフさんから声がかかる。「急いでください、車椅子が来ます」と。ぶつかると危ないようだ。急ぎたいが、これが精一杯なんです。トホホ。
どうやらビリで「国立競技場」をスタートした。遅い。スタッフさんに誘導され、どうにか、車椅子に邪魔にならぬところに出た。私の前には老婦人、そして付き添いのような若い女性。その前には、少し太めの女性。その前にも太めの女性。そして、太めの男性が歩き出した。そんな定位置。
その皆さんと抜きつ、抜かれつして進む。遅い。前後に人はいない。全然、混んでいない。走るには良い空間。そうこうしているうちに、なんと向こうから先頭集団が走って来た。速い! スタート時間が20分くらい早いのだ。それにしてもだ、速い。
その集団をぼんやりと見るでもない、見ないでもない。走る。一生懸命に腕を振り、足を上げているつもりだが遅い。
向こうから戻ってくる集団の人数が増えた。皆さん、戻ってるんだ。私は遅いなぁ。すると突然、声がした。見ると「金哲彦」さんだ。私の方を見ながら「マイペース・マイペース!」と叫んでいる。そして、腕はビンビンに振っている。「ありがとうございます!」と答える。届いただろうか?
それから腕を大げさに振ってみた。すると足がスッと前に出た。そのまま進む。あっ、さっきとは違って進んでいる。そのまま一生懸命に腕を振り足を上げる。良い感じで進んでいる。何人も抜いた。これは嬉しい。イチニ、イチニ。心で歌を歌う。進め、進め!
しかし、、、後ろから来た車の人が喋っている。「関門まで2分です。間に合わないので、バスが来たら乗って下さい」。ガク。了解と手を上げる。車の人は私の前の方の方々にも話しかけている。皆さん、了解のポーズをとっている。そして、バスが来た。終わった。
ちょうど、給水ポイントの前だったので、ペットボトルに入った水を頂いた。少し待つとバスが到着し、
このバスに乗ったのでございます。終わったんだ。ガッカリ。
それでも、金さんのおかげで最後に良い走りが出来た。これを思い出しながら練習しよう。またキロ7分台で走れるかもしれない。希望が出て来た。時刻を見ると10時少し過ぎ。まだ大勢の人が走ってる時間。ダンナも走ってるなぁ。
バスはすぐには発車せずに可能な限り、大勢の人を乗せた。補助椅子を倒し、それも、いっぱいになる。満席だ。そして、やっと「出発します」と。残念な空気を乗せたバスが走り出す。皇居の近くを走る。緑が美しい。バスはゆっくりと国立競技場に向かった。
そして、到着するも、前に2台のバスがいる。そのバスから乗客が降りて、バスが移動して、このバスが移動して、それから始まる。なんとも、ゆったりしたペースで進む。そして「到着しました」と。順番に降りる。そして、建物は「リタイヤ」と書かれた場所から入る。ゴールした人達は手に完走タオルを持っている。良いなぁ〜。
ダンナと連絡を取り合い、そして、会えました。「リタイアした」こと、そして「金さんに声をかけられたこと」を立て続けに喋り続ける私でございました。
iPhoneアプリ「TATTA」での計測はこの通り(スタート時間にタッチ、実際のスタート地点は約8分38秒後)。
1km:11:16
2km:9:30
3km:9:17
4km:9:19
5km:9:19
6km:9:09
7km:9:31
8km:8:00
9km:7:16
9.44km:7:33
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合計:1:26:00
ダンナがもらった完走タオル。
ダンナの、完走メダル。
完走メダルの裏側。
私がバスで頂いたブランケット。