「きのこと湯葉のそば(温)」700円と「アイスコーヒー」500円。舞台写真を買ったら100円の割引券を頂いたので、1,100円。ゆっくりしました。
イヤホンガイドを借りました。500円。歌舞伎会カードを持っていても「割引はありません」そうです。「元値が安いので」だそうです。了解。サ、中に入りましょう。座席は、1階10列17番。良いお席です。
第四部:映像×舞踊 特別公演
口上:坂東玉三郎
幕が開くと玉三郎一人がお辞儀している。背景の画像は歌舞伎座。大拍手。玉三郎が御礼の言葉を述べる。そして、歌舞伎座に11月のみ飾られるという「印」というのか「絵」というのかの説明を。上の席の方にも見えるように大きなサイズにして見せてくれました。ヘェ〜。そして、舞台を離れます。舞台の下に移動。その様子を映像が写し出して、私達もそちらに移動したかのような錯覚。花道の下の道(廊下?)は、今回の改築により広くなったそうです。他にも「危なそう」な場所も安全策を取り入れられているそうで、ヘェ〜。このような場所を通りながらお芝居をしているのですねぇ。
鷺娘(さぎむすめ)
鷺の精:坂東玉三郎
口上の後に演奏が始まり、あっという間に「鷺娘」の始まり。玉三郎の鷺娘は平成21年を最後にしたそうで、それからもう10年が経ったのですか。その時は、私は見ていないかもしれないが、その前に何度も「鷺娘」を観ている。玉三郎はその時(平成21年)を「最後に」と思ったようだが、今回「再び」ということで、映像とのコラボです。映像は平成17年5月歌舞伎座のものだそうです。最初は玉三郎がキッチリと踊ります。厳しいことを言ってしまうと、あの若かった時のような動きではないと思う。それはしょうがないというもの。玉三郎は70歳になりました。70歳ってお爺ちゃんですよね。それがこんなに美しく舞うのだから、それがどれほどに凄いことか。
そうして、自然と映像に結びつく。一番、動きが派手なところ、それは映像で見せました。若い時と、そして今と。このように観ることが出来るのは贅沢ですね。そして終盤は玉三郎が舞います。そして幕。拍手。拍手が鳴り止まない。カーテンコールです。わぁーーーー!
拍手が一段と大きくなりました。そして、幕。拍手は鳴り止まない。もう一度、玉三郎が登場。わぁーーー!
これを4度繰り返したでしょうか。最後の最後は花道まで出てくださった。涙が出そうでした。嬉しい。そして、幕。
会場を出る時は、後ろの席から少しずつ退場します。良い舞台でした。イヤホンガイドの返却は外でした。コード部分をビニールに入れて返却します。いろいろな工夫がありますね。
さて私は丸の内線「銀座」駅まで歩いて、そして電車で帰ります。