新橋演舞場・2020年1月 初春歌舞伎公演(夜の部)

新橋演舞場に参りました。前回は昨年の1月。そちらも海老蔵さんと娘の麗禾ちゃん、息子の勸玄君と一緒に演じていました。信号待ちなう。

劇場前でお弁当を買って、イヤホンガイドを借りた。準備OK。お正月らしい飾りが良いですねぇ〜。

劇場に入る。羽子板。立派。こういうのを見るのもお芝居の楽しみ。

今日のお席は、1階20列22番。1階の一番後ろの席だった。16,000円(税込)。

幕間が1回しかないから、先に写真を買っておきましょう。海老蔵さん、娘さん、息子さん、それぞれ1枚ずつ。わっ、私の前でお会計をしている方は一人で13枚くらい買っている。凄いわぁ〜。

ロビーには海老蔵さんのお母様と妹さんが接客していらした。話してみたいが列が長い。残念。

17時開演。始まります。

1.神明恵和合取組(かみのめぐみわごうのとりくみ)め組の喧嘩

序 幕
大 詰
第一場 島崎楼店先の場
第二場 島崎楼広間の場
第三場 八ツ山下の場

二幕目 神明社内芝居前の場
   
三幕目
第一場 焚出し喜三郎内の場
第二場 浜松町辰五郎内の場
第一場 神明町鳶勢揃いの場
第二場 角力小屋前の場
第三場 喧嘩の場
第四場 神明社境内の場

め組辰五郎:市川海老蔵
女房お仲:片岡孝太郎
辰五郎倅又八:堀越勸玄
九竜山浪右衛門:中村亀鶴
柴井町藤松:市川九團次
島崎楼抱おさき/背高の竹:大谷廣松
三ツ星半次:市川男寅
伊皿子の安三:中村玉太郎
おもちゃの文次:中村莟玉
宇田川町長次郎:市川新十郎
喜三郎女房おいの:中村歌女之丞(かめのじょう)
三池八右衛門:片岡松之助
神路山花五郎:澤村由次郎
露月町亀右衛門:片岡市蔵
尾花屋女房おくら:市川齊入
葉山九郎次:市村家橘
四ツ車大八:市川右團次
江戸座喜太郎:市川左團次
焚出し喜三郎:中村梅玉

海老蔵さんはやせましたか? キリリと凛々しい。20才代にも見える。若々しくて立派。こういう役はあってますね。「成田屋」と声をかけてみたい。かけられない。勇気もない。

息子の勸玄君も良い演技です。笑いをとったりして、それも何度も。舞台が好きなんでしょうね。にじみ出てます。片岡孝太郎さんは綺麗です。演技も良い。素晴らしい。そして左團次さんだ。左團次さんを見るのは嬉しいことです。Wikipediaを見ていたら79歳と書いてある。そうでしたか。いつまでも若々しい演技。どうぞ、お元気で。

幕間には急いでお弁当を食べます。お弁当は、幕の内弁当「はぎ」、1,350円。

食べ終わるとトイレに行き、そして「スパークリングワイン」を買う。740円。

席に戻ろうとロビーを通ると海老蔵さんの妹の「市川翠扇(すいせん)」さんには一人のご婦人が話しているだけだ。並ぶ。そして、お伝えする。「初めて歌舞伎を見たのは、お父様の鳴上なんです。1979年の5月。まだ生まれていないのでは?」と聞くと「ハイ、まだ生まれる前です」とな。「それから歌舞伎が大好きになりました」と伝える。いま、Wikipediaを見ると翠扇さんは1979年の5月26日に生まれている。その少し前に観たわけだ。話をさせて頂き、ありがとうございます。なぜだか涙が出そうになった。ワインを持って席につく。

2.新歌舞伎十八番の内 雪月花三景(せつげつかみつのながめ)仲国

仲国:市川海老蔵
胡蝶の精:市川ぼたん
虫の精:市川九團次
同:大谷廣松
同:市川男寅
同:中村玉太郎
仲章:中村莟玉
小督局:中村児太郎

楽しみの演目です。娘のぼたんさんが舞う。キチッとした舞です。女性は歌舞伎役者にはなれない。ぼたんさんもなれないのです。けれど舞踊は出来る。新派などで女優も出来る。そして子供のうちは歌舞伎座の舞台にも立てる。短い間だろうとは思うけれど頑張ってください。応援しています。最後はお父様の海老蔵さんとのラストシーン。ジーンときちゃうなぁ。

20時10分に終了。イヤホンガイドは保証金を払っていないから返金なし。トイレに寄って外に出る。丸ノ内線の銀座駅まで歩く。いつもとは違う道を行ってみる。途中から地下に入り、あとはいつもの道。歌舞伎を見るのは本当に楽しみです。

くろ田@新宿御苑前

ランチは新宿御苑前に移動して「そば旬菜 五番舘 くろ田」さん。

山菜おろしそば、800円。

少なめでちょうど良かった。それで丼物との組合せメニューがあるんだね。美味しいです。

歩いて新橋演舞場に参ります。お天気良し。赤坂プリンスホテルの跡地「東京ガーデンテラス紀尾井町」の横の道を通ってみたり。

だんだん疲れてきて、いつもの皇居沿いを歩き桜田門だ。

あとはまっすぐ東銀座駅へ。地下に行き、いつものアイスコーヒーを飲む。ゲームしていると時間が経過した。

グルリと見て歩き外へ。新橋演舞場に移動しましょう。