「第5回 KSB復興フォーラム」です!
KSB(気仙沼サポートピューロー)が主催で、今回はゲストに直木賞作家の熊谷達也さんにお越し頂きました。凄い凄い!
熊谷達也さんは、作家になる前、気仙沼中学校で3年間、数学の教師をしていらしたのです。そのご縁。「仙河海市」を舞台にした小説を執筆されているが、それは気仙沼が舞台だそうです。そのままの地名を使わずに、でも、わかる人にはわかる「あの場所」が随所に。
先生からのご希望「人数はそれほど多くなく」ということで、ゲストは30名にて締め切らさせて頂きました。それでもドタキャンもあるだろう、と思ったら、ドタキャンなし。赤坂の「ままや」さんは満席でした!
先生からのお話を1時間ちょっと聞きます。
あの2011年3月11日の大震災後は、書くことも出来ない、読むことも出来ない。このままじゃ、作家を辞めてしまうしかないのか、と思ったそうです。皆さん、様々な思いが、あの日を境にして出来たのですね。
最初に気仙沼に行ったのは4月1日。
なんと!私も、その日にKABOちゃんの車に乗せていただいて、気仙沼に行ったのです。奇遇です。その時、ちょうどガソリンが手に入るなど、良い条件があったのですよね。
その後は、飲みながら、食べながら。
当日の教え子さんが2人いまして、「先生は恐い印象があった」とか。へぇ〜〜〜。
先生の紹介をするKSBのS藤さん。隣に座っているのが熊谷氏。
約1時間少しの先生のお話を聞いて、それから席を少し移動したりしてから、乾杯!乾杯はKSBの会長さん、H山氏。
それから、一人ずつ自己紹介と先生への質問を。
私からの質問は「気仙沼中学校(3年間在籍)のあとはどうされていたのか」と「作家になるための執筆はいつからされていたか」といったもの。
なんと、先生は教師を辞めてしまわれたそうです。それには色々なことがあったのでしょうけれど、そうこうしているうちに書き始めたそうです。教師の時は数学の先生。そして作家になる。凄い凄い人生ですなぁ〜。
新書「揺らぐ街」をここで買いまして、サインも頂きました。
そして、家から持参した「リアスの子」にもサインを頂いてしまいまして、すみません。