今日から3日間、東京で、主に「気仙沼漁師カレンダー」のご案内をするべく企業様などを訪れます。
本日もいくつかまわっておりますが、水産関係の新聞の皆様へのプレスリリースをさせて頂きました。
このような機会を作ってくださったのは、10数年前に気仙沼に着任していたという内海さんのおかげです。
私どもが市役所に出向しているということから、記者さんからの質問に「制作にあたって、市はどれだけ関与していますか?」というものがありました。
このカレンダーの企画は、地元の「気仙沼つばき会」という女性の会です。
つばき会が東京の制作会社さんと直接、交渉して制作は進んでいます。
販売は「一般社団法人リアス観光創造プラットフォーム」が担当しています。
制作・販売にあたって市の直接の関与はなく、それを伝えるとちょっと不思議そうな顔をされています。
内海さんがフォローしてくださり「気仙沼は市民の会が元気に活躍されていて、市の主導よりも市民が自分達で仕掛けていくということが普通にある町なんです」と説明してくださいました。
気仙沼に生まれ育った私は、「エエ?それって気仙沼の特徴だったのでしょうか?」と思いながら聞いていますと、どうやら、そうらしいです。
通常は市が音頭取りをして、市民を引っ張るそうで(なかなか、引っぱりきれない?)、気仙沼は自分達でどうにかしなくては!と普通に思って暮らしている町です。その事を知って誇らしくもあり。
記者の皆様も「漁師さん」にスポットをあてたこの試みを喜んでくださいました。
一次産業の衰退、後継者不足、さまざまな問題に日本じゅうが取り組んでいかなければならない時期にきています。そのことに一石を投じることになればと思っております。
気仙沼漁師カレンダーはこちらからお買い求めになれます。
どうぞ、宜しくお願いいたします。