えぼしスキー場(1/3)

今日はえぼしスキー場の最終日です。

しかーし、

朝起きて窓側に立つと、風の音がビュービューと聞こえます。
窓の外に見える樹々が大揺れに揺れてます。

「風がすごいね」

朝ご飯を食べて、本日の予定を皆に伝え、
チェックアウトして、荷物をホテルに預けて、スキー板を持って、8時半出発のシャトルバスに乗り込みました。

風・強ーい。

シャトルバスの運転手さんから、

「リフトが一つしか動いてませんけど、行きますか?」とな。
ヒー。見ると、車内は我々のみです。

スキー板やウエアをスキー場で借りているので、返さなければならない。
「いずれにしても、参ります!」

バスに乗っていても、風がビュービュー吹く音が聞こえます。
「風よ、やんでくれ」と心で何度もとなえます。

スキー場の駐車場に到着すると、予想外の車の多さ。
こんなに風が吹いていても、来てますねー(^ー^)。

準備運動をして、一つしか動いていないというリフトに並びます。
このリフトは2人乗りで、すぐ隣にゴンドラがあるので、これまで乗ったことのないリフトです。

少しだけ並んで乗りました。
しかし、なんと風速22mとか。
リフトは「減速しています」そうで、しかも、時々、安全のために止めてますから、なかなか上がらない。

寒い。
揺れる。
恐い。

甥っこと2人でリフトに乗ってるんだけど、いいオバちゃんが、
「揺れるー、ゆれるー、こわーい、キャ〜〜〜〜」と大騒ぎです。

やっとの思いで到着。
うわぁーーー、この風はすごすぎます。

それでも、ソロリ、ソロリ、とすべり始めると、これが結構楽しい。
スキーはやっぱり楽しいですね。

皆も、昨日よりも滑れるようになっていて、リフトはつらかったけど楽しいとな。
もう一度乗りました。

リフトが一つしか動いてないので、少し列に並びます。
風は、最初よりは少しだけ弱まったのではないでしょうか。
今度は止まることもなく、かなり揺れて減速はしているけれど、上がりました。

上がるのは時間がかかるけど、滑るのはあっという間です。
そして休憩。

「どうする?」(もう1回行きたいんですけど)と聞いてみると、
最初は「もういいかな」という感じだった皆も、
「もう1回行こう!」とな。ガッツあります。せっかく来たんだし。

エイっと外に出て、スキー板を付けていると、
「ゴンドラが動きます」とアナウンス!

ヤッタ!
全員でゴンドラに乗ります。

リフトとは大違いに快適。
それでも、ゴンドラごと揺れますから、恐いですねー。

それもまた思い出になりますなぁ。

初級と中級の分かれ道があります。
「中級で行こう!」

まだゴンドラが動き始めたばかりで、人がそれほど多くないから、ちょっとご迷惑でしょうけれど、皆で中級を降りました。楽しかったね。

滑り終わって、私たちはこれにて終了です。
ゴンドラ乗り場には、長い列が出来ていました。

ホテルに戻り、弟一家は車に荷物を積み込み、これにてオヤマ家のお正月はおしまいです。
名残惜しいね。

記念の写真をパチリ。
母がはいてる長靴もズボンも、弟一家が着ている洋服も、全国の皆さんから頂いた支援物資です。
全国の皆様、本当にありがとうございます。

家業である水産加工業は、まだまだスタートにも立ってないような状況ではありますが、前向きに生きて参ります。

また、来年も来たいねって、ありがとう。
そういう「希望」を持って生きていけることに感謝しながら、皆と別れました。

私とダンナは、ホテルのバスで「遠刈田温泉」まで(6分くらい)送って頂き、そこから仙台までの高速バスに乗ります。
少し早めにバス停に到着したので、バス停近くの喫茶店でお茶を。

「いがった揚げって何ですか?」

それはこちらです。

美味しうございます!

参加した全員が、「楽しい」と言ってくれて、ありがとう。
明日から仕事が始まります。