気仙沼高校でお話など

気仙沼に来ております。
母校の気仙沼高校2年生に、社会人からの「お話」と「ディスカッション」をすることになりました。

ゲストが9名。
生徒さんはおおよそ30人ずつに分かれて教室に入り、希望するゲストのお話を聞きます。

気仙沼高校は母校といえば母校ですが、
私は現在の共学に統合される前の、女子校である鼎が浦(かなえがうら)高校の卒業生です。

当時は、気仙沼高校は男子校、鼎が浦は女子校でした。
校舎は男子校だった気仙沼高校に統合されたので、母校の懐かしさがないどころか、集合場所を言われてもピンと来てないという有様です。

こちらが正門。
父も弟も通った気仙沼高校でございます。

校舎の中に入りますと、当然ではありますが、男子も女子もいる。
不思議な気がいたします。

ゲストは多彩です。
他のゲストのお話を聞きたい!と思う方々ばかり。

東京からは私を含めて4名が参加しています。
もちろんといいますか、交通費などすべて自腹でございます。
県立高校にそんな予算があるはずもなく、まして震災して大変な状況ですから、卒業生は「私でいいのでしたら」と参ったわけで。

ところで、なんで私なんかもここに名前を連ねることになったのでしょうね。
零細ながらも企業の経営者ということもあると思いますが、平日に、気仙沼まで帰れる女性の先輩というと数も少ないのでしょうか、と想像しております。

最初に校長先生をはじめ、先生方と自己紹介などを。
オオ、先生も若い!

ゲストに1〜2名の先生がついてくださいます。
私の担当には、「情報」の先生がついてくださいました。

教室に入りますと、いるいる!高校生だー。
いいなぁー高校生。

私は、iPadに用意したKeynoteを使ってのプレゼンにいたしました。
一応、IT関係ということでね、用意してみました。

最初に、担当の先生から軽く自己紹介をいただき、それから私の話を。
私からも自己紹介、高校の思い出、この仕事をするきっかけ、そして、一番伝えたいのは「やってみっぺし」というチャレンジ精神。

うまく伝わりましたかどうか。
高校2年生の、なにかのきっかけになれれば嬉しいけれど、そこまでいかなくても、ああいう先輩もいるんだなと思っていただければいいですね。

皆さんからは、震災の「その時」を聞かせて頂きました。

その日、ホームステイでオーストラリアにいたという方が3名。
外国で聞いた「ふるさとの大震災」、そして、長い時間をかけての帰国。
その胸中はいかほどだったのか想像すると、グっと胸がしめつけられます。
おおよそ1週間後の帰国だそうで、成田からはバスを利用。日本に到着してからも大変な旅だったでしょう。

そして、これからの気仙沼をどうしていきたいか、皆さんの思いを、ぜひ、後世に伝えて欲しいです。
伝える手法の一つが、ブログなどの電子データとして残すこともありましょう。
ITをそのようなことにも役立てば嬉しいです。

ステキな花束ありがとうございます!

夜は、ゲストの皆さんと「海鮮」にて打ち上げなど。

この企画を作ってくださったミチアリさん、ありがとうございます。
ご一緒いただいた皆様、ありがとうございます。
来年に継続出来るといいですね。
来年は、さらにパワフルな先輩方が登場することと思います(^ー^)v。