小太郎のトレーニング#4

先週開始した「悪いことをしたら脅かすトレーニング」の効果は絶大です。

先生がいらっしゃる前にお電話をくださり、
「これから行きますので(脅しの)準備をしてください」
「ハイ」

私は立ち上がり、脅しのグッズ近くにスタンバイ。

そしてチャイム。
ピ〜ンポ〜〜〜ン。

小太郎・吠えない!
むしろチェイムの音に怖がって、しっぽは垂れ下がり、部屋の隅に向って身体をくるりと後ろ向き。

最初のチャイムはマンションのオートロックを開ける時のもので、玄関のドアの前でもう一度、ピーンポーン。

小太郎・吠えない!

私が玄関のドアを開けると、先生も笑顔、私も笑顔。
先生が「すごい、すごい。吠えませんね」
私「ハイ!」

先週のトレーニングの後、たった2日で、小太郎は完璧に良い子になりました。
驚きの効果です。
まったく吠えません。

これには先生も驚いたようです。
その前に「徹底的に無視する」が効いているようです。

実は「徹底的に無視」が出来ない飼い主さんが多いそうです。私は冷蔵庫に張り紙をして、辛くなるとその紙に書いた「小太郎を無視する!」と声を出して読み上げて辛抱したのです。

「その成果が出ましたね」と褒めて頂きました。

ただ小太郎はこれまでの7年という関係がありますから、ふとしたことで、前の甘えた状態に戻ることがあります。

「この関係を継続すること」が大事だそうです。

さて小太郎は先生にすっかりビビっちゃって、先生がいらっしゃる間じゅう震えていました。
先生から「根に持つタイプ?」と。そ・そ、そうそうなんです。

それで、いつもは完璧に出来ている「おすわり」が、先生の前では出来なくなっちゃったけど、これまでのトレーニングに「おすわり」「ふせ」を追加することになりました。

小太郎くん、がんばろうね。