新宿バルト9で「This Is It」を見ました。
満席です。
マイケルが最も活躍していた時代には、まだ生まれていないだろう若い人たちが大勢いました。
私は2人掛けの列を申し込んでありましたが、隣の女性も、年の頃も私と同世代ではないでしょうか。
この映画を見て、
こんなにマイケルが、細部まで指示(意見)を出していたのかと驚きました。
全体がコンサートのリハーサルの様子を収録しています。
リハーサルって、あまり外部には見せたくないものだと思いますから、マイケルが生きていたら、「止めてよ」と言ったかもしれませんね。
マイケルは様々な指示(意見)を出します。
ベースに「もっとファンキーに」とベースフレーズを口ずさんでみせたり、ギターのソロでは「もっと高音で」とか「君が主役なんだから(←といったニュアンスの言葉で)」伝えたり、キーボードに「もっとゆっくり、目覚める感じで」とか「もっと余韻を持たせて」と、微妙なニュアンスを伝えていました。
私はてっきり、そういうことは別の人が行っていたのだろうと思っていただけにビックリです。細部まで絶対に手を抜けないのですね。
これまで何年も、何十年も(?)コンサートをしていないと思うけど、声はよく出ていて、ダンスはキレが良くて、どうして今までコンサートをしてなかったんだろう?と不思議になるし、影ながらの努力はずっと続けていたのではないでしょうか。
新曲「This Is It」も良いです。
マイケル最後のメッセージがこめられています。
お薦めの映画です。
もう一度見たい。