初めて、フルマラソンで歩き、そしてリタイアしました。
足の故障とはいえ、とても残念。
果たして、足の怪我をおして大会に出たことが良かったのか、それとも出るべきはなかったのか、今はわかりません。
次の大会の参考になればと詳細を書きます。
2週間前のハーフの大会で足を痛めました。
その数日前から足に違和感があったのに、何も対処しなかったことは問題です。
その後、1週間走れず(歩くこともままならず)
弟の治療院で診てもらったところ、いつものごとくあっという間に痛みがなくなりました。彼の治療は効きます。
それで、何も気にせずにいつも通りに走っちゃいました。
(ここは用心してウォーキングから始めるべきでした)
最初は良かったのに、また違和感。
これはいけないと思い、ウォーキングからやり直し。
でも、つくばがあるから、どうしても焦っちゃって。
6キロまで走れるようになって大会です。
6キロの練習の後のケアも不十分であったと今は思います。
自分を過信していたのですね。
昨晩は大学のサークルの忘年会。
練習もままならなかったし、足に違和感はあるし、出場する気持ちが五分五分になっています。それでも、やっぱりスタートに立ちたい。
朝起きて、会場に向って、、、
このワクワク感が好きなんです。
50歳近い普通のおばちゃんが「選手」になれるんですから、この非日常はワクワクするでしょ、ね。
駅の階段の上り下り、やっぱり足にいや〜な違和感。
会場は去年にも増して人が多い気がします。
今回は事前にゼッケン番号を郵送していただいているので受付は記念の賞品などを受け取るだけでスムーズ。改善されています。
9時半スタートの10分前にスタートラインに立ちました。
本日、どうにか、ここに立てたことに感謝します。
ゼッケン番号「16108」
今日は行けるところまでトコトコ行こうと思います。リタイアもやむなしです。
5キロまでキロ6分半で行きました。
マラ完のアップジョグをイメージしてゆっくり行きました。
この速度なら行けるかも。
10キロ地点。
足に違和感があるものの大丈夫。
このままゴールまで行けるかも。
15キロ地点。
違和感が痛みに変わって来ました。
20キロを過ぎて、
完全に「痛み」です。
少しゆっくり行きます。
25キロ、痛みが悲しみに変わります。
これは無理かも。
26キロ、走るのを止めました。
止まって足をさするも、ぬぁんと歩くこともままならない。どうしよう。
それでも足をさすっているうちに歩けるようになったので、歩いていくことにしました。
歩いているうちに不思議と痛みが軽減したので小走りを試みると、途端に痛みが走ります。歩きます。
「前向きな歩き」と思って、前を歩く人を追い越すように早歩きをしました。
歩いたり、小走りしたり。
30キロ、完全に走りを諦めました。
このまま歩きでいいからゴールしたいという気持ちと、歩いてゴールする意味があるのか?という気持ちが交差します。
寒さで手はかじかみます。
走っていれば、こんな寒さは感じないのですが。
私の前後は、何かの故障をかかえているらしい人達が歩いています。
私もこのままゴールまで行こう。
33キロ、歩いていても痛みがひどくて、とうとう止まりました。
足をさすってみるが、痛みは増すばかりで、地面に足が着くと激痛。とうとうビッコを引きました。
その辺りに「救護」の方がいらしたので、「収容車はどちらですか?」と聞きます。もう歩くことも辛い。
そこから少し戻った辺りに収容車が循環しているそうで、そこまでビッコを引きながら戻り、車に乗りました。
車の中は暖かい。
涙が出そうです。
車の通るそばを、皆さんが必死で走っています。
本当なら、私もここを走っているはずだったのに。
こうして、私の「つくばマラソン2009」は終わりました。
今年こそ、満足な走りをして「つくば」を卒業したいと思いましたが、来年こそリベンジ!です。
今年はコースが少し変わっていて、昨年の渋滞がウソのように快適に走ることが出来ました。受付もスムーズで女子の手荷物預けは渋滞もなく、良い印象を受けました。
マラソン完走クラブで出場した方の多くが自己ベストを更新したようです。日頃の成果が実って良かったです。
私は体重も減ったし、走る距離も増やしたし、今回こそは自己ベスト更新したかったのですが、なかなかうまくはいかないものです。
怪我をするのは、やはり不注意があったと思います。
過信もありました。
そして治った(と思った)後のケアが不十分では逆戻りです。
次回への教訓にしたいと思います。
途中までのタイムは次の通り
5km:32:30
10km:31:47
15km:31:15
20km:30:43
25km:32:02
30km:47:12(26kmから歩き)
33km:リタイア
この2週間、満足に走れず、この先も当分は走れないと思うと、走れないことがこんなに残念に思っちゃう自分に驚いたりします。単純に、ただ単純に走るのが好きなんですね。
記録は良くなれば嬉しいですが、そんなことより、風を感じて気ままに走ることがとても楽しい。
早く足を治し、そして、怪我をしない身体作りをしたいと思います。
今年の参加賞はバック。
これをもらいに会場に行ったようなもんですね(^ー^)