ICT利活用セミナー@総務省関東総合通信局

総務省関東総合通信局で行われた「ICT利活用セミナー」を見に参りました。場所は九段下の「九段第3合同庁舎」。

今日のセミナーでは3つの事例を取り上げ、実際に担当された方々からのお話は非常に興味深く、また展示コーナーでは質問をいくつかさせて頂きました。

地方はいずれも同じような悩みをかかえています(人口の流出、高齢者の人口に締める割合の増加etc…)。ICT活用でいくらかでも解決になればということで始まったようです。

本日発表の事例はいずれもおもしろいと思いました。
特に最初の事例「那須烏山市」の取り組み「3世代の絆再生による暮らし安心ネットワーク構築プロジェクト」は、児童がスクールバスに乗り降りする際に、ICカードをかざすだけで保護者にメールで通知し、また、ボランティアのお年寄りの皆さんがバス停などで見守るというプロジェクトで、アイディアが良いと思いました。

家に閉じこもりがちなお年寄りが外に出る、そして歩くということで健康増進にも役立っています。万歩計付きの携帯を持ち歩き、目標歩数を達成すると温泉の利用券がもらえるなど、良く考えましたね。ナイスアイディアです。

このシステムは全国の市町村でも使えるのではないでしょうか?

本日発表以外にも多くの事例があるそうですから、気仙沼でも利用出来るものもあるかもしれません。事例はこちらに一覧があります。