東京は今日も良い天気。今年のGWはお天気に恵まれて、きっと行楽地は万々歳だろう。
高村光太郎の「智恵子抄」に「智恵子は東京に空が無いという、ほんとの空が見たいという。」という有名な言葉で始まる詩がある。
1979年、短大に入学するために上京した私は、毎日、折りたたみ傘を持ち歩いていた。東京のお友達は不思議そうに「どうしていつも傘を持っているの?こんなに良いお天気なのに」
ええ?これが良いお天気?
だって、朝、空を見上げると、毎日、曇っているんだもの。
ああ、そうか。これが智恵子抄のあの一節なんだ。
東京で澄み切った青空を見ることが出来るのは年に数えるほどもない。ほとんどは台風一過の後だ。本日は晴れているが風が強いので、すこーし青い空が見える。それでもこんなモンだ。ああ、気仙沼の青い空が見たいなー(智恵子の気持ちと同じかな?)。