第19回 奥武蔵ウルトラマラソン(78km)

「第19回 奥武蔵ウルトラマラソン」に出場しました。

ラン仲間から「楽しい大会」と聞いていたのですが・・・
いったい、どこが楽しいのでしょうか・・・。
(こんなに辛いコース・・・)
というのが感想でございます。

出場資格には「3年以内に70km以上のウルトラマラソン完走経験があること」とあります。
つまり、どの方を見ても、ウルトラランナーですゾ。

そして、この大会に出場するためには、最寄り駅の「新中野」からは間に合わず、JR中野駅まで歩いていき、中央線の始発に乗って新宿へ。山の手線の始発に乗って池袋へ。

池袋駅で「東武東上線」に乗って「坂戸駅」で降りて、「越生線」に乗り換えて「東毛呂駅」で下車。
無料のシャトルバスに乗って、いざ、大会会場の「毛呂山総合公園」に参りました。

3時に起きて4時に出発ですから、ここに辿り着くのも大変です。

東武東上線の車内は、これから帰る「朝帰りな人」と、ゴルフバック持った「出発する人」とがいますが、ランナーなジャージ姿が見当たらず、不安になります。
しかし、乗り換えた「越生線」は車内が全員ランナーかと思うほどで、ホッと安心。

駅を出る時に、キムラさんに会いました。
キムラさんはこの大会のベテランです。

駅でトイレを済ませて、駅の外に出ると「暑い!」
毛呂駅と東毛呂駅から大会会場まで、無料のシャトルバスが出ています。

シャトルバスは座れずに立って参りました。
少しでも体力を温存したいけど、仕方ないのでついでに肩甲骨辺りをストレッチ。

事前にゼッケン番号は家に届いています。
ゼッケン番号は「525」

会場に到着しました!

体育館に荷物を置いて、イザ、スタートへ。

スタート地点も暑いので、少しでもと日陰に入ってストレッチしていると、クマさん!
「いやぁ〜、暑いですね〜」なんて言ってる間に、あら、スタートですね!

本日、ここに立てたことに、あわてながらも感謝します。
今日は、どんな一日になるのでしょうか。

78kmを12時間の制限時間で走ります。
ラン仲間が「制限時間がゆっくりだから、大丈夫だよ」なんて言っていたので、ろくに関門タイムをチェックしないで来てしまいました。失敗です。

暑さに参り、坂のアップダウンに参り、いつもは歩かない上り坂も完全な歩きです。
これはウルトラマラソンというよりも、ウルトラウォークといった様相になって参りました。

エイドがたくさんあるので助かります。
それでも、暑さで喉がかわきます。
自動販売機を見つけたので、ウエストポーチい入れていたはずの小銭を探すも、なぜか見つからず。ただロスタイムに終わるという(水も飲めないし)、事前の準備が悪いのも全く出来てないです。

それに、苦手な下り坂ではドンドン人に追い越され、少しムキになってしまったら、序盤から太腿に筋肉痛です。これには参りました。

25kmの地点で、頭には「リタイア」の文字が流れ始めました。
25kmまでのアップダウンで、足はヨレヨレです。これは、まだまだ序盤だというのに。

「ユガテ」のエイドには、ラン仲間のトモチがボランティアをしていました。
「オヤマさーん!」
「トモチー!」

「がんばってね。帰って来てね」の言葉に送られました。
そうだ、帰って来なければ!

コースになっている奥武蔵グリーンラインは、「奥武蔵ラン&ウォーク」で走ったことがあるのですが、この暑さのせいでしょうか、それとも、その前に25km走っているからでしょうか。なんだか、全然、違うコースのように感じます。

コースは、登っているか、下っているか、とにかく平地なんてありません。
気温は高くて、汗がダクダク、ダクダクと流れます。

私はピンクの「おだづなよTシャツ」を着ています。
今日も大勢の皆さんから「おだづなよ」って、どういう意味ですか?と話しかけられました。

志津川出身という方にも会いました。
お互いに家がなくなりました。でも、家族が無事だった。それだけでも良かったですね。

あまりに暑くて「かぶり水」もしました。
これまで、サロマでも、かぶり水をしたことがなかったけれど、この暑さでは熱中症になりそうです。頭からザバーっとかけてもらうと、気持ちいいー!

給水は、一度に3杯も4杯も飲みました。
喉がかわいて仕方ないのです。果物も豊富で、スイカ、メロン、グレープフルーツ、バナナ。野菜もあります。トマト、キューリ。それから梅干しや塩もある。

エイドによって特色があって、そうめんが出るエイド、冷ややっこがあったり、最後のエイドではお汁粉もありました。エイドだけが楽しみで走ってました。

50kmの少し手前に「折り返し」ポイントがあります。
折り返して来たナカジマさんが「かき氷が美味しいよ」とな。
もうね、そこからは「かき氷、かき氷」と思いながら行きました。

それは本当に心の底から美味しいと感じたかき氷です。
折り返した後は、いくぶん、気分が良くなりました。
下り坂だったせいもありましょう。折り返した後は、下りが多くなります。

しかし、その下り坂にも苦戦します。
太腿の筋肉痛が始まり、痛くて痛くて、足が前に出ないのです。とうとう、下りでも立ち止まったり、歩いたりする始末。

エイドのたびに、「次の関門は何時ですか?」と聞き、まだ少しだけ余裕があると安堵しながらも、あまり安心も出来ないわと自分を励ましつつ、進みました。

そして、やっとの思いで、トモチがいる「ユガテ」のエイドに辿り着きました。
走る方も大変ですが、エイドの皆さんも暑い中、一日じゅうエイドしてくださって頭が下がります。
本当にありがとうごじざいました。

ゴールの少し手前のバンバンクラブのテントでも飲料を頂き、ハイタッチで元気も頂いて、最後の力を振り絞ってのランです。

下り坂では太腿が痛くて、まともに走れなかったけれど、平地に降りたらば、いくらか走れるようになりました。ゴールまで、あと少し!

後ろからドンドン追い上げてくる選手が多くいらっしゃいます。
どこにそのパワーが残っているのだろう。
私はヘロヘロ、ヨロヨロと、やっとの思いで、ゴーーーール!

タイムは手元の時計で次の通りです。
5km:35:34
10km:30:05
15km:37:41
20km:(←計測出来ず)
25km:1:21:45
30km:46:13
35km:47:34
40km:53:01
45km:46:31
50km:50:29
55km:39:12
60km:41:46
65km:(←計測出来ず)
70km:1:24:06
75km:52:34
ラスト:(←計測出来ず)
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合計:計測出来ず(正式タイムは、11:12:54)

完走賞を頂きました。

こうして、私の初めての奥武蔵ウルトラマラソンが終わりました。
走ってる間じゅう「もう2度と出たくない!」と思いながら走っていました。
とにかく辛かった。
だから、ゴールの感動はひとしおでした。

皆様、ありがとうございました。

マラソン完走クラブ(59回目):駒沢公園

マラソン完走クラブ」の練習会に参加しました。
本日は駒沢公園です。

8時半から練習が始まります。
8時頃に駒沢公園駅に降り立ち、歩いていると、もう汗が流れます。暑い。

本日の練習は、アップジョグの後に流しを4本。
9時少し前から、10時40分まで各自のペースで公園内を走るというもの。

「給水給食ラン」というもので、スタッフさんが、様々なドリンクや食べ物をエイドに用意してくださいます。

公園のジョギングコースに少し追加して1周を2.5kmにしたコースを走ります。
暑くて、目標はキロ6分だったけれど、それも辛い。
15分で走ればキロ6分なんだけど、、、。

2.5km:15:31
5.0km:14:36
7.5km:14:56
10.0km:14:51
12.5km:15:43
15.0km:15:18(←最後だけ給水を含まない)

はぁ〜、これでも精一杯でした。
あと1周行けたかもしれないけれど、無理をしないで止めてしまいました。

その後で食べたアイスが本当に美味しい。
スタッフの皆様、ありがとうございました。
おかげさまで熱中症にもならずに走りきることが出来ました。

マラソン完走クラブ(58回目):府中競技場

先週から、とにかくだるいし、具合が悪くて、昨日はMacで音楽クラブの二次会も失礼してしまうほどです。

今日もふとんから出るのが辛いです。
しかも雨。

マラソン完走クラブの練習会はお休みすることにしました。

しかし、今日は6周年記念の宴会があります。
そちらは是が非でも出たい。スタッフの皆様に感謝申し上げたいのです。

宴会だけ参加というのも、なんだか、皆さんとの温度差がありそうな気がします。
そこで、練習会の最後に間に合うように家を出てみました。
すると、うまいこと、皆さんのダウンジョグに間に合って、そこにスルーっと入れて頂きました。

「あれー?オヤマさん、いた?」とか言われつつw。
「今、来ましたー」ホホホ。

ほんの少しのジョッグでも汗をかきますねー。
そういう季節になりました。

それから、府中駅近くの「白木屋」さんにて大宴会です。
私がジョギングを始めたのも、ちょうど同じ年なんです。

もう6年経ちましたか。
私は万年初心者みたいですけど、同期の皆さんはドンドン速くなってますよー。すごいですね。

第27回 サロマ湖100kmウルトラマラソン

第27回 サロマ湖100kmウルトラマラソン」です!

朝は2時45分に目覚ましをかけました。その10分くらい前でしょうか、同室の皆さんが起きだして、私も一緒に起きました。おはようございます!

天気を見ると、あぁぁ、雨です。
しかも、寒いです。

ウエアを着て、チェックアウトのための準備。
そして朝食。
宿は朝早いにも関わらず朝食を準備していてくださるので、本当にありがたいです。

暖かいご飯とみそ汁。
おかずはセルフサービス。

朝から2杯も食べました。
なんか昨日から、少し食べ過ぎの気はしています。
100km走るんだから、いっかー。

3時45分、全員で出発!
天気予報に少し変化がありました。
昨日見た時は一日じゅう「雨」だったけど、今見てみると、午前中は「雨」、昼ぐらいからは「曇り」、夕方は「晴れマーク」も出ています。これは嬉しい。

中間とゴールの袋の中身を少し調整しました。
スタートは100円ショップで買った、雨合羽を着ることにしました。
それだけでは寒そうなので、クリーニングでもらうビニールの、首と腕の部分に穴をあけた簡易カッパも着用することに。

手袋も濡れるだろうから予備をウエストポーチに入れました。
いくら準備しても何かが足りないような気持ちになります。
100kmのランは時間が長いから、温度調整も大事な要素。

会場に到着すると、すぐさま荷物を預けて、皆さんとは別れて、女性のトイレに並びます。
並びながら、首グリグリや膝グリグリの簡単な準備運動。

女性はトイレのたびにロスタイムになるから、スタート前に入っておきたいのです。
昨年より列が長い気はしますが、時間に余裕があるし、まぁ、だんだん慣れてきました。このくらいなら大丈夫かなって。

それからスタート地点へ。
パンフレットには、前方は「グランドブルー、サロマンブルー」と「陸連登録者」のはずなのに、一般のゼッケンの人も前に並んでいます。以前はキチっとしていたのですがね。ここは徹底して欲しいところです。せっかく面倒な手間をかけて陸連での申込をしておりますのにね。

適当な位置に並ぶと、おおよそ10分前。
今年もここまでたどり着きました。

今年は、計画した練習は出来たのだが、不安感はいつもと変わらず、たくさんあります。
辺りを見渡してダンナを探そうと思うも、混んでいて見えず。
お互いに「マイペースで行こう」と話していたので、かえって良いと思います。どうしても近くにいると相手を意識してしまいますから。

ワイナイナーさんがスピーチをしました。
ワー!(拍手)
ワイナイナーさんは本当に人気があります。スピーチにもお人柄が出ていて、親しみがわきます。昨年は2位だったのでリベンジでしょうか。

昨年の私は、震災による心の深い傷のために、とても辛い気持ちでここに立ちました。そのことを思い出しながらスタート時間を待ちます。

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 スタート!(5時)
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スタートの「10秒前」というアナウンス。
オォー(どよめきが上がります)

今年もここに立てたことに感謝します。
皆様に助けていただいて、仲間の皆さんに支えて頂いて、ここに来ることが出来ました。

選手の中からも、6、5、4、、、と声が上がります。
私も一緒に、3〜、2〜、イ−−−チ!
ワーーーー!(拍手)

これから、長い長い旅に出ます。
今日の旅はどんな旅になるのでしょう。
不安をいっぱい詰めたまま、ゆっくりと走り始めました。

スタートまでは51秒。

最初の5kmは、キロ6分半で入ろうと思います。
少し行くと、「1km」の表示。
ピッタリ6分半です。いいゾ!このまま、このまま。

仲間のツチダさんが軽やかに私を抜いていきました。
昨年はゴールの制限時間の1分前にゴールしたので、今年は前半からあげてますね。

雨は小雨です。
このくらいの方が走りやすいですが、次第に濡れていきます。

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 10kmの通過時刻:06:05:21(10kmのラップ:01:05:21)
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10kmの通過タイムはキロ6分半を維持しています。
いい感じで走れています。

雨は小雨から霧雨に変わりました。
ほとんど降ってない時もあり、皆さんが合羽を脱ぎ始めています。
私も合羽を脱いで、腰に巻きました。

でも、また雨が降ってきて、また着てみたりしています。
調子が良いので、わずかにスピードを上げてみましょうか。

20kmに折り返しがあります。
速い選手がもう折り返して来ました。

ワイナイナー選手は2位で通過。
ヤンヤの応援に、明るく応えています。

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 20kmの通過時刻:07:07:21(10kmのラップ:1:02:00)
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20kmに折り返しから、仲間たちもやって来ました。

最初はやっぱり仙人!
そして、サイトーさん。

エエエ!ダンナも折り返してます。
「オーイ」とダンナ。元気です。
「速ーい」と私が応えます。

他の人を見つけることが出来なかったけれど、きっと皆さん、前を行ってることでしょう。

すると!
「気仙沼追悼ラン」に札幌からかけつけてくださったハシさんが沿道にいらっしゃいました。
カメラを持って、仲間の応援ですね。

「ハシさん! ハシさ〜〜〜〜ん!」

ハシさんも気づいて私の写真を撮ってくださいました。こちらです。

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 30kmの通過時刻:08:08:13(10kmのラップ:1:00:52)
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調子は悪くありません。
というか、上出来です。

雨も上がり、気持ちよく走っています。
気温が低いんですね。これは好条件。このままいきましょうゾ!

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 40kmの通過時刻:09:12:13(10kmのラップ:1:04:00)
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40kmの少し手前でトイレに入りました。
ラッキーなことにトイレ待ちなし。これは助かりました。

42.195kmの通過タイムは、04:25:10

良いですね〜。理想的でございます。

オ!再び、ハシさんを発見!
「ハシさん! ハシさ〜〜〜〜ん!」

今度は、止まって挨拶を。
ハシさんはポケットから「塩飴」を出してくださり「がんばれよー」「ハイ!」

塩飴をポンと口に入れて、なめながら走り出しました。元気が出ます!

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 50kmの通過時刻:10:16:09(10kmのラップ:1:03:56)
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40km辺りから、坂道があります。
サロマは平坦なコースと言われていますが、40〜60km辺りに少し坂道が続きます。

私はなるたけ歩かずに、ゆっくりでいいから走っています。
さっきまでは元気だったけれど、やはり坂道が続くと、ふくらはぎなどが重くなってきました。

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 レストステーション(5分ぐらいでしょうか)
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54km辺りにレストステーションがあります。

そこに入りますと、仲間の応援が待っていてくれました。
ホソコウジさんが荷物を持って待っていてくれました。これは助かる〜。

「ダンナ元気だよー」と声がかかります。
「皆さん行きましたか?」と聞くと、
「うん、だいたいね」と言ってましたから、私は最後でしょうか。

おにぎりと梅干しを食べ、飲み物をちょっととり、軽くストレッチをするとスタートです。
いつもギリギリなので、ここでグズグズ出来ないのです。

余裕のある人達は、更衣室で着替えをしたりしています。
私は100円ショップの雨合羽を脱ぎ捨て、ミズノの合羽を腰に巻いてスタート。

まだ少し上り坂なので、歩きから入って、徐々にペースを上げるつもり。
あら?
なんか、Tシャツもタイツも濡れてます。
おかしいなぁ。もう雨は降ってないのに。

わかりました。私はクリーニングのビニールも着ていたのですが、どうやら汗をかいたのがビニールによって内にこもってしまったようです。あわててビニールを脱ぎます。ゴミ箱にビニールを捨てて、走りながら確認すると、かなりビショビショになっていて、お腹も冷えそう。これは参ったなぁ。

まぁ、なるようにしかならないのだから、気にせずにいきましょう。

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 60kmの通過時刻:11:31:42(10kmのラップ:1:15:33)
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最初の挑戦は60kmの関門に間に合わなかったので、ここがいつも不安な通過地点。
その時は収容バスに乗せられました。

あら、今年も関門のそばにバスが停まってます。
えええ?まだ大丈夫よね?
何度も時計を見て確認。大丈夫です。

関門を通過すると、そばの椅子にちょっとだけ腰をおろして足を安め、再び、ゴー。

60kmを過ぎると、あきらかに遅いです。
走り続けてはいるけれど、遅い、遅い。

いいです。走りながら休む。これでいいのだ。
トイレに寄りました。
仮設トイレではなく、観光用の立派なトイレで洋式でした。これは助かります。
今日はラッキーです。

ゆっくり走り続けます。
68kmの「斉藤商店」さんにたどり着きました。

いつもより胃が弱っている感じがする。
たぶん、冷えたのが原因かと。

ミニトマトがあったので、ポンと口に入れると美味しい!
3つも4つも頂いたら、元気が出ました。ありがとうございます。
まだ頑張れます!

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 70kmの通過時刻:12:53:195(10kmのラップ:1:21:37)
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70kmの関門を通過!
毎年、関門通過後には足が止まってしまいましたが、今年はかろうじて動いています。

関門通過から下り坂なので、それを利用して、トットッと流れに身を任せてみました。
ゆっくりだけど走っています。
今年は去年とは少し違うかな。

74kmの「サロマ湖鶴雅リゾート」の私設エイドには、そうめんとお汁粉があります。

今年はどっちも食べられることを期待して、一歩、一歩。
しかし、表情はこのように険しい(^^;

その瞬間をハシさんが写真に撮ってくださいました。
ハシさん、ありがとうございます。
応援の方も移動が大変です。ありがとうございます。

そうして私設エイドにたどり着いたものの、すでにそうめんはなくなり、お汁粉だけ頂きました。椅子が空いたので、ドッコラショッと座ったら、
「オオ、速いね」と声がするので見ると、イシイ会長ではありませんか。
「イシイさ〜ん、そうめんがなくなりました」と言う私でございます。

「イシイさん、隣の椅子が空きましたよ」と言うと、
「いやぁ、俺はさっきまで座ってたから、もう行くよ」とな。
また会いましょうと別れます。

あ〜あ、そうめん食べるにはもっと速く来ないといけないのね〜。
お汁粉、美味しいです。サ、行きましょう。

なんとしても80kmの関門を越えなければ!。

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 80kmの通過時刻:14:15:18(10kmのラップ:1:21:59)
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80kmの関門の少し手前でイシイ会長を抜きました。
でも、たぶん、すぐ後ろです。

あの角を曲がるとワッカ。
そこに仲間の応援がいてくださいました。

「オーイ、オーーーーイ」
「オヤマさん、速いよ、速いよ」と応援してくださいます。

速いというのは、昨年の私よりは速いという意味で、本当は遅いんですけどね。
がんばります。

ワッカ手前のエイドでおにぎりを食べようとすると、イシイ会長がサ〜っとやって来て、
「俺は食べないから」と、あっという間にワッカへの上り坂を軽やかに走っていきました。

こちらから見ていると、その坂はほとんどの人が歩いている中、ひときわ軽やかに見えます。

イシイ会長68歳、仲間の中では最年長の参加ですが、なんのなんの、軽いなぁ〜。
私はその坂を歩いて上ってしまいましたが(^^;

いよいよワッカです。
ここまで来れば、完走が一歩近づきました。
でも、気をゆるめることは出来ません。

小さなアップダウンがいくつもあります。
イシイ会長と抜きつ抜かれつしながら、そうして、折り返してきた仲間の姿を探しながら進みます。

まずは仙人が走り去りました。
仙人速いなぁ。

と思っていると、良くない兆しが足に。
左足に、これまで感じたことのない故障的な痛みが出て来ました。
最後まで持つかしらん?

今日も背中に「気仙沼」の文字を付けていますが、これまで1度しか声をかけられませんでした。震災も1年以上経つと、違うものなのでしょうか。

・・・と思っていたら「気仙沼に住んでいた」という方から声がかかり、しばし、おしゃべりラン。「片浜」だったとか。「片浜は大変なことになってます」といいながら、あの大変な光景が目に浮かびました。

そんな時に、ダンナがすれ違いました。
「オーイ」あれれ?ダンナは全然、元気がない。大丈夫かなぁ〜?
でも、タイムはかなり良いと思われます。頑張れよー。

それから、少しするとサイトーさんがいました。
「オー、オヤマさん、去年よりも速いよ」
「ハイ」がんばります!

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 90kmの通過時刻:15:42:02(10kmのラップ:1:26:44)
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ワッカに入ってから、左足の側面と膝の側面に、故障のような痛みが出て来ました。
それがとうとう90kmを過ぎると、どうにもならない「痛み」に変わりました。

これは参ったなぁ。

時計を見ると、完走は出来そうです。
かなり歩いても大丈夫かもしれない。
けれど、全部、歩いたら間に合わない。はぁ。

歩きと、ゆっくりジョグと、時々止まってマッサージを加えて、騙し騙し進みます。

イシイ会長が追い越して行きました。
「イシイさん、足に痛みが出たので、歩きます。ゴールで会いましょう」と声をかけました。

しばらくして、仲間達とすれ違いました。
あれ、みんな、私より遅かったの?

ナカジマさん、ツチダさん、ヒロキ君。
いつの間に抜いたんだろう?

でも、私が歩き、止まり、している間に皆さんが追い抜いて行きました。
無理はしないことにしました。

ここで無理して、本当に怪我をしてしまったら、治るまで面倒なことになりましょう。
だましだましのジョッグです。

キロ表示は96km地点からは「あと4km」に変わります。
1キロが長い、長い。
あと3km。
ここでもう、本当に足が動かなくなってしまいました。歩くのが精一杯。
かなり歩きました。

ワッカの最後の下り坂もダメです。どうやって降りようかと困るほど。
ワッカを出ると「あと2km」

そこで、トイレに入りました。
和式トイレでしゃがみこんで、それで外に出たら、ストレッチになったのでしょうか。
なんか少し軽くなりました。それにあと2kmですから、と思ったら、少し走れるようになりました。

ゆっくりジョグと歩きと。

「あと1km」
ここからはビクトリーロードです。
声援を受けながらの最後のラン。
いつもなら、妙な力が出るのですが、今日はダメです。
とにかくゴールすることだけを考えて、一歩、一歩、一歩。

あの角を曲がればゴール。

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 100kmの通過時刻:17:15:23(10kmのラップ:1:33:21)
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ゴールが見えます。
そこに、直前にゴールしたばかりのツチダさん、ヒロキ君の姿が見えました。

「オーイ」ありがとうございます!

そして、ハシさんにも会えました。
ゴールを撮っていてくださいました。

完走メダルをかけてもらって、ヤッター!

4度目の完走です。
記録は、あれほど最後に歩いてしまったのに、自己ベストを7分ほど更新していました。

記録証はこちら。

ダンナは、驚きの11時間28分。
一度も歩かなかったそうで立派です。
見直しましたー(^ー^)。

内藤新宿300RCの8名は、悲願の全員完走を成し遂げて、本当に嬉しいです。
私が最後でしたが、それでも12時間15分という、これまでにない好タイム。

それにしても、ゴールした後の足の痛みといったらありません。
「氷」が用意されているのでアイシングしましたが、足がガチガチにかたまっています。

荷物を取りに行く間が一番きついです。
これもまた試練でございます。

荷物を受け取ると、冷えないうちに行きましょうと、レンタカーで本日の宿のある「網走」に向かいました。

網走湖にてダンナと。

応援して頂いた皆様、本当にありがとうございました。

こちらは、参加賞のTシャツと完走メダルと完走タオル。

完走メダルは本当に嬉しいものです。

サロマ100kmウルトラマラソン2012の受付

湧別町に着きました。

・・・雨です。
しかも、、、寒いです。

受付会場に到着すると、今年も「サロマ湖の100kmは、ドラマだ。」が迎えてくれます。
ここまで来たなぁ〜。

今年のキャッチコピーは「走れることの幸せ、喜び」イイですねぇ。
私の気持ちそのものです。
毎年、いいキャッチコピーなんですよ。

受付を済ませてゼッケンを頂きました。
私は「943」
ダンナは「684」
がんばろうー!

受付をしているとバッタリとオオタさんに会いました。
「明日は頑張ろう!」とお互いにエールをかわします。
オオタさんは速いんですよ〜。

外に出ると、毎年のことですが、大テント村になっています。
サロマ・ウルトラに出場するには、様々なハードルがあります。

そのひとつが「宿」。
スタート地点の湧別町の宿泊施設の数は限られているので、その周辺まで宿泊者が大勢つめかけます。ツアーですと北見市のホテルや旅館も利用するそうです。

それにも限りがあるし、いよいよ泊まれないとか、あるいは遠くに泊まるのはイヤだという方々はテントで宿泊。そのテントが所狭しと並んでいて圧巻です。

しかし、今年は雨が降っていますから、ここで泊まるのは大変でしょうね。

前夜祭が始まりました。

大会本部の説明によると、昨年の大会で「チップに関するトラブル」が発生したそうです。計測されないと失格になるわけですが、それに関するトラブル。今年は十分に気をつけてくださいとのことでした。

そしてまた、ワッカ原生花園ではコースをはずれて花園に侵入する人がいたらしく、地元からのクレームもあったようです。さらにさらに、関門に間に合わなかったのに走り続けようとした人がいたとか。同じランナーとして恥ずかしいです。人が増えると、色々な人も増えてしまうのでしょうか。

今年、サロマンブルーになった方(10回完走者)は62名!
グランドブルー(20回完走者)も4名いらっしゃるそうで、ステージで表彰されました。
年々増えていて、いまやサロマンブルーも400名を越えたとか。
すごいことですわ。

前夜祭が終わるころに、スズキさんとワタイさんと合流し、皆さんと一緒に遠軽町の「まつや旅館」さんにチェックイン。今年も参りましたよぉ。宜しくお願いします。

ウエアにゼッケンを付けたり、

荷物を用意します。
赤い袋には、55kmのレストステーションで必要なものを詰めて、
青い袋には、ゴールで必要なものを詰めます。

明日の天気予報は「雨」
カッパも用意したし、サングラスは不要かな、だんだん手際も良くなりました。

そんなこんなしているうちに7時になります。
急いで夕食。
今年も美味しい食事をありがとうございます!
なんと、ご飯を3杯も食べてしまった。かなり食べ過ぎでございます。
明日、100km走るんだから、いっかー。

それからお風呂に入って、8時半少しまわった頃には布団に入りました。
明日はがんばるゾ!

気仙沼大島ランフェスタ(ハーフ)

「気仙沼大島ランフェスタ」ハーフの部に出場しました。

キャッチコピーは「楽しむことが支援になる」いいですね〜!
それにしても、準備期間はとても短かった中で、このようにイベントを開催するには、スタッフの皆様の並々ならぬ努力があったと推察します。

朝、エースポーとから大島行きのフェリーに乗ります。片道400円。
エースポートの切符売り場は仮設です。

今日はJNNニュースの取材を受けたので、TV局の方が時々、撮影してくださっています。
少しでも気仙沼のことが放送されるなら!とお受けした次第です。

私は震災後、初めて大島に参りました。
本当はすぐにでも駆けつけたかったのに、、、遅くなってすみません。

母とダンナと一緒です。

船着き場を降りると、そこにあるべきはずのお店が一つもなくなっていました。
おつぎやのバッバも、震災の犠牲になったと聞いていましたが、その跡を見ますと言葉を失いました。

船着き場から大島小学校に歩きます。
上り坂。

下り坂も。

あの日、大島の被害は大変に大きなものでした。
そして離島のために物資が届かないというご不便がありました。
そのことを思い出しながら歩きます。

大島小学校で受付です。

記念品いただきました〜。

ゼッケン番号は「1009」
「大島よ永遠に緑の真珠であれ」のキャッチコピー。
大島を「緑の真珠」と詠んだのは、大島出身の詩人・水上不二さん。

荷物を預けてトイレを済ませると、スタート会場である「ふれあい広場」に向かいました。
小学校から5分とアナウンスしていました。下り坂です。

気仙沼のランナーと再会しました。
皆様、ご無沙汰してしまってすみません。

チバさん、ミシマ先輩、シンイチ君、サイトウさん。
皆さん、お元気そうで良かった。

北海道からいらしてくださった、ヤマカミさんご夫妻、ハシさん、ありがとうございます。
復興箱根駅伝に参加してくださった平成国際大学の皆さん、気仙沼にようこそ!

タカハマ君の会社の若いお嬢さん達にも会いました。頑張ろうね☆

オオオっと、マラソン完走クラブの練習会でご一緒しているクマガイさんは、東京を引き上げて気仙沼にUターンしたそうです。しかも昨日から!

スタート会場はちょっとした同窓会です。

毎年開催されていた「気仙沼大島つばきマラソン」と比べると、若い方が圧倒的に多いことに驚きました。しかも!若い女性が多いです。華やかですのぉー☆

関東方面からいらしている方が多いように思います。
言葉が関東ですw。

ステージでは菅原市長や衆議院議員・小野寺五典君(同級生)もスピーチしてました。
ゲストランナー「長谷川理恵さん」もステージに立っているのを遠くから眺めました。
遠くから見ても、肌はツルツルで美しいオーラが出てましたよ〜。
田中律子さんもいらしているようです。

こちらには花の鉢植えを色通りに並べてロゴを形作るというもの。

さ、いよいよスタート時間が迫っています。
最初は10kmの部が10時スタート。

ふれあい広場から、車道に出て、スタート地点に移動します。
ハーフの部は10時10分スタート。

テレビカメラさんも一緒にいらしてます。
重い荷物を持って、選手よりも大変です。

本日、ここに立てたことに感謝します。
主催してくださった皆様、大勢のボランティアの皆様、大島の皆様、本当にありがとうございます。

号砲!
ワーーー!
ハーフの旅に出ます。

最初はダンナも一緒ですが、ほどなくして私が前に出ました。
コースはアップダウンがあって、なかなか厳しいコースです。
しかも、暑い!

これは給水をまめに取らないと貧血になりそう。

少し行くと、ダンナに抜かされました。
「がんばれよー」とか言っちゃってます。
悔しいけど、マイペース、マイペース。まだまだ序盤。

ときおり吹く風が心地よく、塩の香りがします。
空は青く、樹々は美しい緑。藤の花が咲いています。
昨年のあの大津波がウソのように、海はおだやか。

大島の方々の応援は「がんばれ」ではなくて「ありがとう」でした。
「大島に来てけで、ありがとね」

ハイタッチした若い男性には、
「なんと、いい息子だ」

おばあちゃん達の笑顔にランナーは勇気を頂きます。
それにしても、沿道の応援者の年齢は高いです。
皆さんが力を合わせて、震災を乗り越えようとしているんですね。

前から落ちてきたダンナをつかまえて抜き返しました。
へへへー。

アップダウンが続きます。
美しい風景の中にガレキの山があります。
土台だけ残って、家がなくなってしまったところもたくさんあります。

走りながら、ジーンと来ました。
私にいったい何が出来るのだろう。
私は今ここにいないのに、、、
帰ってきたい、けれど今は帰れないのです。ごめんなさい。

いかん、少し行ったところで、後ろからヒタヒタと近づいてきたダンナに抜き返され、今度はスーっと前に行っちゃいました。力をつけましたなぁ。私はマイペースです。

テレビの方が、走る私と一緒になって、走りながらの撮影です。
重いカメラを持って、いやぁ、大変でしょうに。すみません、私も力をゆるめずに参りますよー。

大島の皆さんの多くの方に「ありがとう」「どうもね」と声を掛けながらのランです。
可能な限り、ハイタッチも。
お互いに、ありがとう、ありがとう!

もうすぐゴールが近づいています。
すると、オオ、前方にダンナの姿を発見。
もっと前に行ったと思ったら、意外に近い?

私は上り坂で距離を縮めるも、下り坂で引き離され、そうこうするうつに20km地点を通過。
あと1キロ。
そこで、テレビの方からインタビュー。

ヘーヘー・ゼィゼイしながら応えてるうちに最後の折り返し。
折り返した後に坂道を登るなんて、ホントこれはきついわ。

そして、ゴールです!
ダンナとは1分ほどの差でした。悔しいですのーw。
不思議ですけれど、身体は疲れているのに、大島と一帯になって、まだまだ走っていたい気持ちになりました。

手元の時計ではこのような結果です。
スタートまで:数秒
5km:29:26
10km:28:15
15km:27:52
20km:26:38
ラスト:6:13
———————————–
合計:1:58:27(正式タイムは1:58:24)

勢力的に取材してくださったのは「JNN三陸臨時支局」さん。
震災後に、気仙沼プラザホテルを拠点にして、被災地の様子を全国に届けてくださっています。担当しているのは、JNN系列の全国の記者さん達。私の担当はテレビ山口のヤナギダさんでした。

とても良い方で担当してくださってありがとうございました。
翌日の昼のJNNニュースで全国に流れました。
あの後で、まとめる仕事をされていたのですね。さぞやお疲れでしたでしょうね。ありがとうございました。

大島は、本当に美しい「緑の真珠」です。
ぜひ、来年も来てけらいね。

長距離ラン&ウォーク2012(青梅街道)

今年で4度目になります青梅街道ひた走り、71kmラン。
今年もやりますよ〜。

サロマまで空いている土曜日がない!
日曜日に走ります!
月曜の仕事が辛いです。

なので、夜中に出発することにしました。
まだまだ暗い3時20分、家から近い青梅街道からスタートです。

今年はダンナも一緒です。
ダンナは昨年、東大和市まで行って貧血でリタイア。

今年はとても慎重です。
というか、家を出る前はかなりナーバスでした。

出発前の記念写真。
「どうやってここに辿り着くだろう?」と弱気な発言。
「今年は大丈夫、大丈夫!」となぐさめるも、ダンナの心を通り抜けるだけ。

とにかく、スタートです。
真夜中のランは、とても走りやすいです。
でも、女性一人ではやらない方が良いでしょう。

3時過ぎは、まだ夜の延長線上にありますから、酔っぱらいの方が、ジっと私を見ていたりします。恐い。
4時になっても、土曜の飲み会後の集団が駅周辺にいます。皆さん、酔ってるから恐い。

5時近くなりますと、夜と朝が交差しているというか、最も静かな時間帯のようです。
街じゅうが眠りについている感じ。
歩行者はいないし、車も少ないから、走りやすい。空気はさわやか。
思いのほか、良い時間帯ですなぁ。

6時近くなってくると、犬の散歩が始まっています。
空も明るくなりました。
今日は良い天気になりそうです。

給水、給食はコンビニを利用しています。
普段はちっとも利用してないコンビニですが、ランでは本当にお世話になります。
トイレを拝借する時は、必ず、買い物をすることに決めています。
快く貸してくださってありがとうございます。

ダンナは、とても良いペースを刻んでいて、私の視線から全く見えなくなるほど先に行ってます。お互いにマイペースで走ることにしました。それでも、ダンナは「昨年間違えた交差点」で立って待っててくれたり、コンビニに入ったついでに待っててくれたり、要所要所で待ってくれます。

ダンナの方が初めてなのに、いつも「大丈夫?」と声を掛けてくれているのはダンナの方で、私は4度目とも思えぬほどに疲労してます。なんだろう、これって。

「青梅市」ダー!
「青梅市」の表示が見えると、本当に嬉しいです!

折り返し地点は「青梅新町」交差点近くの「そば処 和楽」さんと決めています。

たまたま、初回の時に、ここでそばを食べて、もう一歩も先に行くのが嫌になり、ここで折り返した場所で、それ以来、ここが折り返しポイントになっています。ちょうど35.5km地点。

今年は8時前に到着したので、お店は開いてなかったけど、記念の写真をパチリ。

そばが食べたいが、朝、営業している「そば屋」はありません。
しょうがないので、コンビニで「そば」を買って食べました。
まだまだ先が長いので、2人で一つにしました。それで充分でした。

他にも、おにぎりやパンをチビチビ食べながらのランです。
気温が上昇していて暑い。
かなり水分を取ってます。飲んでも飲んでも喉がかわく。

不思議なことに「往路」は、荻窪を過ぎると(練馬区を意識せずに)西東京市に入っています。そして(東久留米市や東村山市は意識せずに)気が付くと東大和市を走っています。その後の武蔵村山市がやたら長い。瑞穂町に入って、やっとのことで「青梅市」の看板を見つけると、もうね、嬉しいですよ、ホント。

そして、折り返しポイントまで、まだちょっとあります。
いつもは、そこでおそばを食べるから「おそば、おそば」と考えるだけで最後の力が出ます。

これが「復路」では、いちいち何市に入ったか、何丁目だわ、なんて数えながら走っています。

例えば、往路では意識することもない「練馬区」が長い、長い。
やっと「杉並区」に入っても、それから荻窪駅まで長い、長い。

荻窪を過ぎて、南阿佐ヶ谷駅、新高円寺、東高円寺、そして新中野まで、よく知っている道もこれほど長かったかと思うほどに遠く感じます。
それに、日曜日の昼とあって、自転車が歩道を行き来していますから、走りにくいのです。
(それにつけても真夜中ランは気持ち良かったですわ)

そんなこんなでも完走しましたー!
今年は、だいたい10時間かかりました。
今までの自己ベストです。ダンナが良いテンポを刻んでくれたおかげです。

あんなに良いペースを刻んでいたダンナですが、練馬区辺りではペースダウンして「スピード上がらない」と言ってました。
ゴール後には「こんなに辛いの、もう2度とヤダなぁ」ですって。

前回の皇居50km、そして青梅街道71kmを走ったから、サロマに向けての準備は一応、出来てきたかな。
私のように、まだサブ4も達成出来てない者がサロマを完走しようとすると、本当に大変なのでございます。
サロマまで、あと1ヶ月。
あとは怪我をしないように、最後の調整に入ります。

2012仙台国際ハーフマラソン(ハーフ)

2012仙台国際ハーフマラソン」ハーフの部に出場しました。

宿泊した「コンフォートホテル仙台西口」は朝食がついています。
朝、ロビー横に行くと、ジャージを着たランナーがほとんど。

おにぎりにみそ汁、コンソメスープも、サラダにポテトにソーセージ。
果物とヨーグルト、牛乳、オレンジジュース。
これでお腹はすかないだろうと思うほどに食べて、少々、食べすぎ。

8時半にチェックアウトして会場に向かいます。
会場は東口からおおよそ20分と書いてありました。
新幹線乗り場近くのコインロッカーに、荷物を預けてから歩いて行きます。

良い天気。
5キロの部が走ってました。

私は宮城県出身のくせに、仙台はよくわからない。というか全然わからない。
考えてみると、仙台に行く時は家族と車で行ったか、県大会とか先生に連れられて移動したか。
一人で移動したことが「ない!」ことに気付いたりして。

「杜の都」というだけあって、都市部なのに樹々が多くてさわやかです。
とても住みやすい感じ。

荷物預けは、陸連登録のAブロック、B〜Dブロック、E〜Fブロックに分かれていました。

ゼッケン番号は「D20416」

今日ももちろん!おだづなよTシャツを着ております!

そして、大会から配布されたステッカー「感謝とともに前へ、仙台のちから」も貼っています。
感謝、本当にこの1年、全国の皆様へ感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございます。

私はDブロックで、球場よりさらに右側です。
このように案内が出ていました。

B〜Dブロックエリアに到着するや、すぐに荷物預けの列に並びました。
今日は日差しが強そうなので、サングラスをしています。

それからトイレ。
仮設トイレは、男女別でした。これは嬉しいです。
女性の出場者数が少ないので、トイレ待ちの女性の数もいつもよりは少ない印象です。
あまり待たずに済ませて、アップジョグを少々。
準備運動も少々。今日は少し余裕があります。

それからスタート位置に移動です。
スタート位置では、整然と並んでいました。
女性は左側になってくださいとアナウンス。
これもまた嬉しいです。
男性が一緒ですと、ガツンガツンとぶつかりながら飛ばす方が多くて参りますが、女性の列はやっぱりおとなしいです。助かります。

そこにEのゼッケンを付けた若者3名が、Dよりも前の方に歩いて移動しています。
みんな声にならない声で「Eは後ろなのに、、、」と思っていましたら、係の方にしかられて、列から外に出るようにうながされていました。
結構、キチっとしていて、気持ちが良いです。

スタート10秒前というアナウンス。
本日、ここに立てたことに感謝します。

実は私は陸連登録しています。
それは、この大会が目標だったからなんです。

昨年までは陸連登録していて、なおかつ出場資格のタイムを持っていなければ出場出来なかった。
タイムはまだ足りなくて出場出来なかったけれど、いつタイムを出してもいいように先に陸連登録をしていました。それはタイムを出した時点で陸連として公認される必要があったからです。

でも、今年から「一般枠」が出来ました。
それで申込が出来たというわけです。

そういうことで、今年の出場者はおおよそ1万人だそうです。
すごいですねぇ。

これをきっかけに、東北にもマラソンブームがわき起こるでしょうか。

Cブロックスタートの方に聴きますと「黙祷」があったそうです。
残念ながらDブロックでは、そのアナウンスが聞こえませんでしたが、黙祷してから走るというのは良かったと思います。
ここ、仙台も大きな被害がありました。

スタート。
ワー!拍手です。

昨晩の仙台は寒いくらいだったけれど、今日は暑いです。
時折、風が吹きますが、それが心地良い。

仙台はきれいな街ですね。
都市部を走っているのに、樹々がさわやかで、そして新緑が美しく、コースはわずかなアップダウンがあって、それもまた心地よい感じでした。

5月にハーフを走った経験がないので、どのような展開をすればいいか迷っています。
全力で頑張るのみです。

まだ5キロ程度というのに、先頭ランナーが折り返して来ました。早いですね。
上位2名は外国の方です。

藤原選手や川内選手も続いているのかもしれないけれど、コースの都合で見えません。

距離表示は1キロごとにありました。
わかりやすい文字で、いちいちチェックをしました。
5分20秒ぐらいで走っているようです。
もうちょっとペースアップしたい。

10キロで確認すると、わずかにアップしていました。
その頃でしたか、クマさんから「オヤマさん!」と声がかかりました。
「いかん、抜かれた」と言ってました。

その時辺りが、私の調子が一番良かったようで、キロ5分ほどで走っています。

しかし、、、
15キロ手前あたりで、クマさんから抜かれました。
しかも、サァ〜〜〜っと。
「オヤマさん、頑張れ」と今度は声援を頂くも、失速。。。

途中で、ピンクのおだづなよTシャツを着た若者がいました。
声を掛けたかったが、追いつけず。

20キロ手前では「負けねぇぞ気仙沼」Tシャツを着た方を抜きました。
抜きながら「気仙沼頑張りましょう」とエールをお互いにエールをかわしまして。

沿道からも「気仙沼〜」と声がかかりました。ありがとうございます。

ゴールは仙台陸上競技場です。
競技場のトラックに入って、ラストスパートをかけたいけれど、もう足が上がらない。
そして、ゴーーール。
なんか、とても嬉しかった。
地元の大会って、嬉しいもんですね。

完走賞にタオルを頂きました。

手元の時計ではこのような結果です。
スタートまで:1:42
5km:27:03
10km:26:00
15km:25:59
20km:27:02
ラスト:5:52
———————————–
合計:1:53:41(正式ネットタイムは、1:51:59でした)

正式結果は後日、ネットからダウンロードしました。
2012_0513_10

急いで荷物を受け取って、着替えもしないで、仙台駅に向かいます。
これから一ノ関に行って、母と待ち合わせ。
母の日の本日、母を一ノ関の「瑞和閣」という温泉に連れて参ります。

ああ、予定していた新幹線に、あと5分というところで間に合わず。
新幹線乗り場近くの「キリンシティ」で時間をつぶしながらの一人打ち上げ。
お疲れさまでした〜。

良い大会でした。
来年も出場したいわー。

2012仙台国際ハーフマラソンの受付

「2012仙台国際ハーフマラソン」に申し込んでおります。

昨年までは出場資格が厳しくて私には夢の大会でしたが、今年は一般枠が出来ました!
初めて出場いたします。

本当なら、ちょっと早めに行って、同級生にも会いたいし、仙台の知人にも会いたいなぁと思っていたのだが、午前中にバンド練習が入り、なんだかんだと忙しくしていて、結局、仙台に到着したのは18時過ぎ。

ハーフの部の受付は前日の20時まで。

仙台駅近くの「コンフォートホテル仙台西口」にチェックインして、荷物をドカッと置いて、イザ、受付会場へゴー。

それにしてもアレだ、iPhoneで「Google Map」を見ながら歩けば、初めての場所も恐くないのであります。

受付会場は「勾当台公園」近くとな。
2キロぐらいでしょうか?
キロ10分で歩いたとしても20分で行けますから、ここは一つ歩きましょう。

外に出ると、ブルブル。
東京も肌寒かったけど、こちらはもっと寒いです。
1枚余計に持ってきて正解。

寒いので小走りで参ります。
仙台の街は歩道が広くて歩きやすいです。
緑が美しい。さすが「杜の都」だわ!

近くまで行くと、このようにプラカードを持った方が立っていてくださいました。

受付はビルの中です。

受付終了まで、あと1時間とちょっと。
ボランティアの皆様、ありがとうございます。

ビルの中での受付を済ませると、記念品はExpo会場にて頂けるそうで、そちらに向かいました。
ちょっと離れたところ(勾当台公園の中でしょうか?)にあります。
Expoというほどのおおげさな感じではないのですが、ラン以外の、地元特産品を売っていたりしました。

記念品はこちらです。

上の部分をギュッと閉めるとこんな感じ。リュックにもなります。

その他に500円の商品券もあります。これは嬉しい。

それを持って、駅ビルの「利久」という牛タンのお店に入りました。
牛タン定食にするか、さんざん迷いましたが、少し風邪気味なので牛タンシチューにしてみました。

レジでお会計をしようとしたら、私以外の皆さんも、その500円券を出してましたから、みんな明日の出場者なんですね!

宿では24時までコーヒーが自由に飲めます。
無線ランも使えるので便利です。

部屋では明日に備えてストレッチをしましょう。
ハムが少々、痛んでおります。念入りにストレッチを。明日はがんばるゾ!