歌舞伎座:四月大歌舞伎(夜の部)

「四月大歌舞伎」です。大好きな玉三郎丈が出演するので久しぶりに夜の部に参ります。ダンナと一緒に桟敷席だ。

その前にいつもの場所で写真をパチリ。

五月人形。

4月の公演は、まさにまさに、片岡仁左衛門さんと玉三郎さんだ。良いわぁ〜。

記念写真を撮りましょう。パチリ。

16時になりました。中に入ります。今日のお席は、桟敷席・東4の一番、二番。

一、於染久松色読販(おそめひさまつうきなのよみうり) 四世鶴屋南北・作、渥美清太郎・改訂
「土手のお六、鬼門の喜兵衛」
土手のお六:坂東玉三郎
山家屋清兵衛:錦之助
髪結亀吉:中村福之助
庵崎久作:橘太郎
油屋太郎七:彦三郎
鬼門の喜兵衛:片岡仁左衛門

玉三郎丈のお六は、はすっぱな姐さんの役。これは本当に玉三郎丈の当たり役だ。前回見たのは、2021年2月の歌舞伎座。この時も仁左衛門丈と玉三郎丈だ。仁左衛門さんはこういう役が本当にハマっている。悪いヤツだよね。本当はあんなに良い人なのに役者だなぁ。最後の最後に、テヤンデェイと帰って行くところも本当に良い。場内は割れんばかりの拍手。

桟敷席弁当(4,000円)を頼んであります。

豪華。

お吸い物は温かくて美味しい〜。

「おーいお茶」も届いてます。

二、神田祭(かんだまつり)
鳶頭:片岡仁左衛門
芸者:坂東玉三郎

江戸っ子の憧れ「鳶の頭(かしら)と芸者」の美しい舞踊。これもまた2021年2月の歌舞伎座で見た。この時も仁左衛門丈と玉三郎丈。当たり役だよね。20分という短い舞踊だがピリっと引き締まる。あれから3年経っているのに、お二人はあの日のままだなぁ。若いよねぇ〜。

この幕間に、私はスパークリングワイン、ダンナは生ビールを買いまして、飲みながら観ましょう。

三、四季(しき) 九條武子・作
〈春 紙雛〉
女雛:尾上菊之助
男雛:片岡愛之助
五人囃子:中村萬太郎
同:中村種之助
同:尾上菊市郎
同:尾上菊史郎
同:上村吉太朗

〈夏 魂まつり〉
亭主:中村芝翫
若衆:中村橋之助
太鼓持:中村歌之助
仲居:中村梅花
舞妓:中村児太郎

〈秋 砧〉
若き妻:片岡孝太郎

〈冬 木枯〉
みみずく:尾上松緑
みみずく:坂東亀蔵
木の葉 男:大谷廣松
同:中村福之助
同:中村鷹之資
同:坂東亀三郎
同:尾上眞秀
木の葉 女:市川男寅
同:中村莟玉
同:中村玉太郎
同:尾上左近

舞踊。なんとも華やか。〈秋 砧〉だけは片岡孝太郎丈が一人で舞ったが他の演目は大勢の人が様々に踊って豪華。眞秀丈もしっかり舞ってます。お稽古を積みましたねぇ。〈春 紙雛〉は菊之助丈と愛之助丈の舞が良いです。〈夏 魂まつり〉は芝翫丈が二人の息子と共に舞います。いろいろ女性問題で大変のようですが、芸は芸ですね。最後の最後は本当に華やかで歌舞伎らしくて、とても良かった。

ダンナは「歌舞伎揚」をお土産に買いました。

私は写真を。今月はこの3枚。

今日は雨が降っているので、東銀座駅から電車に乗って帰ります。お疲れ様でした。良い舞台でした。