映画:総理の夫

部屋で、映画「総理の夫」を観る。

原作は原田マハさん。前にNHK「朝イチ」で見たことがある。とても素敵な方。そして、この映画の内容も面白い。

総理の夫(田中圭)も坊ちゃんだ。凄い家に住んでいる。親から引き継いだものらしい。そして総理になる女性(中谷美紀)は頭が良い。優秀。テキパキと仕事をこなし、人に対しても優しい。どこでストレスを発散するのだろう? というか、ストレスない? 総理になってからは、さらに時間がない。夜遅くまで仕事。周りには大勢の人が囲む。実際もこうなんだろうなあ。大変だなぁ。

総理になって「増税」を掲げ、「増税」は大変な決心だ。必要だが大変。困難が次から次にやってくる。そんな時に「総理が妊娠している」ことがわかる。42歳の「高齢出産」だ。そんな中に「大変な選挙」を行い、勝ち取る。ライバルから大差をつけて勝ち取る。お見事。だが、、、倒れる。安静にしなければならない。ここで総理を諦めることになる。残念だが、子供の命には変えられない。

さぁ、私ならどうするだろう? なんて考えてみる。「総理」なんて有り得ないけれど、考えるのは自由だ。私なら子供を諦めるだろうか?

最後の場面は面白い。さらに面白いことが引き続き展開されるだろうと期待しながら終わる。見応えありました。面白い!

岸部一徳さんは面白い役を見事にこなしますねぇ。今回もそうだ。良い人なのか、悪い人なのか、結局、、、アハハ。片岡愛之助さんもそうだ。憎まれ役でありながらも、あの笑顔にはコロリといっちゃうよね。アハハ。

監督:河合勇人
原作:原田マハ
脚本:松田沙也、杉原憲明