歌舞伎座・2021年9月 九月大歌舞伎(第三部)

今月も参りました。歌舞伎座だぁ〜。

今月のお目当てはこちら「東海道四谷怪談」だ。

右上が片岡仁左衛門さん、その下が坂東玉三郎だ。

来月のも出ています。

では、地下に降りましょう。

写真を買います。今日は3枚。

2022年のカレンダーも。玉三郎カレンダーだ。

準備OK。アイスコーヒーを頂きます。まだ16時前。ゆっくりします。

そして、16時25分、「湯葉と木の子の秋そば」、ミニ甘味つき、800円を頂きます。美味しいです。

サ、そろそろでしょうか。あっ、まだだ。写真を見よう。わぁーん、良い作品なのに私が映ってしまって、うまく撮れない。

福助さん、お元気そうで嬉しいです。

中村芝翫さんと中村勘九郎さん。これも良い写真だなぁ。

こちらは先ほどよりはうまく撮れた。

売店では、3,000円で売ってました。素敵だわぁ〜。

17時20分、イヤホンガイドを借りて中へ。ロビーには「中村歌右衛門」さん。「二十年祭」です。

「中村芝翫」さんは「十年祭」だ。見入ります。

サ、お席へ。今日のお席は「1階東2の2番(東桟敷2)」です。桟敷席ですよぉ〜。

四世鶴屋南北 作 「東海道四谷怪談(とうかいどうよつやかいだん)」
四谷町伊右衛門浪宅の場
伊藤喜兵衛内の場
元の浪宅の場
本所砂村隠亡堀の場

お岩/お花:坂東玉三郎
直助権兵衛:尾上松緑
小仏小平/佐藤与茂七:中村橋之助
お梅:片岡千之助
按摩宅悦:片岡松之助
乳母おまき:中村歌女之丞(かめのじょう)
伊藤喜兵衛:片岡亀蔵
後家お弓:市村萬次郎
民谷伊右衛門:片岡仁左衛門

お芝居が始まる前からイヤホンガイドは始まっている。

今年は、片岡仁左衛門と坂東玉三郎による「お染久松」、「桜姫東文章」、そして「東海道四谷怪談」が演じられた素晴らしい年。

「東海道四谷怪談」での2人の共演は仁左衛門が「片岡孝夫」を名乗っていた1983年が最後で、38年ぶりに「孝玉コンビ」が怪談劇の名作に挑戦する。

今回の共演について歌舞伎関係者も「まさか四谷怪談で孝玉コンビが実現するなんて」と驚きを隠せずにいるらしい。

玉三郎は公演に先立って四谷怪談にゆかりのある東京・四谷の「於岩稲荷(おいわいなり)田宮神社」など3カ所を参拝。興行の安全と成功を祈ったそうです。

赤穂事件は浅野内匠頭が吉良上野介からいじめられ、そして江戸城で吉良上野介に刀を抜いた事件。浅野内匠頭は即日、切腹。浅野家はお取りつぶしとなる。

大石内蔵助を中心とした四十七士が吉良上野介の首を取った「仮名手本忠臣蔵」が大ヒット。80年の後、文政8年(1825年)三代目、尾上菊五郎が中村座で「東海道四谷怪談」を演じた。2日がかりで「赤穂浪士」と「東海道四谷怪談」を演じて大当たり。そんな話をイヤホンガイドで聞きます。

そして、舞台が始まると坂東玉三郎は産後の肥立ちが悪く、病みやつれている。歌舞伎では「浅野家」は「塩冶(えんや)家」と表現されている。

直助権兵衛は尾上松緑が演じているが、亡きお父さん、辰之助が演じたこともあるそうです。お父さん、若すぎで逝ってしまいました。松緑さんは良い演技です。

その直助は川でうなぎをとって暮らしている。お染めに惚れて、人を一人殺してしまっているという、なんともなぁ、切ない筋書きです。

最後の場面に行く前に休憩があり、そして、最後は全員が勢揃いする。玉三郎は年内はこれで見納めかと思う。ジーンとしながら観る。良い舞台でした。

外に出て、イヤホンガイドを返却した後に写真を撮る。

歌舞伎座よぉ〜、いつもありがとう〜!

ウォーキング@新宿から歌舞伎座

サ、歩きましょう。信濃町駅の裏側を歩いて見る。この道を歩くのは初めてだと思う。こんなに都心なのに静かな道。

「出羽坂」を通って、線路の下をくぐり抜ける。向こう側に出ると「赤坂御所」だ。青空に緑の樹々が美しい。

いつもとは違う道。迎賓館だ。

前は、この道を走ったのだが、、、今は走れない、、、。

日比谷公園。

中を歩きましょう。噴水が爽やか。

日比谷公会堂」が見える。

そして、歌舞伎座だ。今月も参りました!