涙の辞令交付式@気仙沼

昨日のこと。

気仙沼市役所も仕事納め。
年内で仕事を終了する応援職員の「辞令交付式」がありました。
私以外にも数名の方がいらしていて、市長さんがそれぞれにねぎらいの言葉をかけています。

私の順番は最後。
ねぎらいの言葉を聞いているうちに、この1年のこと、震災直後のこと、様々なシーンをパーっと思い出し、涙があふれて止まらなかった。

私は、あの震災から、
泣かない。
絶対に泣かない。
泣くもんか、と言い聞かせて生きていました。

泣いてしまうと、全てが崩れてしまいそうだった。

ギューっと押し殺していたものが、突然、ポタポタと流れ出ました。
自分でも驚く出来事でした。

本当は2年という期限で着任しました。
しかしながら、諸事情のため11ヶ月で終了させて頂いたのです。

この1年は文字通りに走り抜けたと思っています。
もうこれ以上は出来ないと思ったけれど、まだまだ出来たんじゃないか、任期をまっとうすべきだったのではないか、迷いはいつもあります。

でもこれは決めたこと。
私は、これからは東京から発信を続けます。
やっぱり気仙沼が大好きだから!

気仙沼、ありがとう!
気仙沼の皆さん、ありがとう!
一緒のチームでともに歩んだイニシアティブの皆さん、ありがとう!
そして、私を支えてくれた家族とテレパスのみんな、ありがとう!