読書:駅伝がマラソンをダメにした

「駅伝がマラソンをダメにした」生島淳・著。

2005年の年末に発売、そのタイトルからも大変に話題になった本。
その当時、著者が気仙沼出身の生島さんとは知らなかった。

その時、私はまだ走り始めていなかったけれど、箱根駅伝は毎年見ている。正月の午前中は、何をするでもなくTVを見ている。そして優勝シーンまで見ないことには今年が始まらない、そんな番組になっていき、そして走り始めた今は、大好きな番組を心待ちにして見ている。いつか箱根で実物を見たいものだと思っている。

駅伝が本当にマラソンにダメにしたのか?とか、当時、話題になった。

生島少年は、瀬古選手の時代には、ラジオの放送で聞いていたようだ。
私は瀬古選手の頃から箱根駅伝を見ていたものと思っていたら、全部を生放送するようになったのは、1987年と、つい最近のことであったとは。私の記憶にはシッカリと箱根を走る瀬古選手の姿があるのだが、それはニュースなどで、何度も瀬古選手を取り上げていたからのようだ。

1987年に日本テレビがすべてを放送するようになると、大学が広報として使えるということに気づき、選手獲得に懸命になり、そして箱根を中心として年間スケジュールが組まれるようになっていった。

それより前は、中距離選手が出場出来るような距離が用意されていたとは知らなかった。しかし現在の距離は20km前後と長い。

瀬古選手の時代には、12月の福岡国際マラソンに力を入れ、箱根は通過点の一つであったようだ。現在は違うだろう。長距離を走る大学生は、みな、箱根を目指す。

だからというか、西日本の大学や、高校から実業団に入った方々のように、箱根とは無縁の方がマラソンで記録を出したりしているという指摘は興味深い。

著者は、駅伝が大好きで、そしてマラソンも大好きで、だからこそ、このタイトルで書いたのだなぁと思う。

さて、今年もというか、来年も、ですね。
もうすぐ箱根駅伝です。

出場校が決まり、選手に登録された方々は最後の調整に余念がないでしょうね。
なんだかんだいっても、やっぱり正月の楽しみの番組です。