「北海道東京会議」の4月の定例会がありました。
3月は大震災のために中止になってしまったため、1ヶ月遅れでの開催です。
ゲストは、成瀬まゆみさん。
テーマは、「心の強さを支えるものは?」
~ポジティブ心理学から示唆をもらう~
成瀬さんは「ハーバードの人生を変える授業」の翻訳者です。
この本は実に10万部を突破したというベストセラー。
会場で本を販売していたので買い求めますと、サインもして頂きました!ありがとうございます。
「ポジティブ心理学」ということについて説明があります。
「ポジティブ心理学」は、1998年 マーティン・セリグマン氏により誕生した、まだ若い学問。ポジティブシンキングとは異なるのだそうです。
あの大震災の後ということで、特に「レジリエンス」(逆境から立ち直る力)を取り上げてくださいました。
今の私、そして私達に必要なことだと思います。
レジリエンスを高めるためには、
気持ちの切り替えが早い
心配すぎない
そのためには、、、
続きは、ぜひ、書籍を読んでみてください。
「地震があってどのように思いましたか?」と3分間、お隣の方に話すというワークがありました。
そして、講義が終わった後に、「どう感じましたか?」と、また3分話しました。
話した内容を共有してもよい方?と挙手を求められました。
私は、この気持ちを伝えたくて、手を挙げて話しました。
「私は、(スクリーンに表示されている)「ポジティブ感情が高い人の12の項目」に当てはまる人生をこれまで過ごして来たと思います。あの時までは。
それが、あの瞬間に全てがなくなってしまった。
家族は皆無事、それだけで最初は嬉しかった。けれど、時が経つに従い、家はない、家業の工場は3つともない。いったいどうやって暮らしていっていいのか、それを考えると、とても辛く、そこにある項目の、どれ一つ出来なくなってしまった。
それでも私は東京にいて、普通に仕事をしていかなければならない。
もう1ヶ月以上経つのみ、むしろ、その辛さは徐々に増している。そういう状況の中で、今日、私は参加しています。
そんな時、先週ですが、ダンナがジョギングに連れ出してくれて運動をした。そうしたら、その後で、やっと、笑うことが出来た。心の底から笑うことが出来た。
12項目の1番目に書いてあった「1. 運動すること」
このことが、こんなに必要だったと実感しています。
2.感謝する、それ以降も少しずつ出来そうな気がして来ました。」と述べました。
私はこれまでずっと、泣かずに来ました。
涙は、復興がかなった時までとっておく!と決めて、涙をいつも我慢しています。
ある意味、冷血な女と思われてもしょうがないような生き方をしています。
それが、話しているうちに、つい涙が出そうになって、必死で押さえました。
なんだろう?感情が解き放たれたのかな?
いえ、まだ泣きませんけどw。
これが本日の私の感想です。
まだ、友人、知人、被災地でない者も被災地と同じように心を痛めています。皆にも、伝えていきたい。少しずつポジティブ感情が増えていくように。
ポジティブ感情が増えることで、きっと復興がある!
東京会議では、メーリングリストで紹介していた「角星さんの日本酒」も用意してくださいました。ありがとうございます!
「飲んで支援!」宜しくお願いいたします。