第64回 水木流東京水木会 舞踊公演

国立劇場で行われた「第64回 水木流東京水木会 舞踊公演 第一部」を見に行きました。
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ランの後に、ランステでシャワーしてから、、、と計画していたのですが、時間が押してしまって汗まみれのまま国立劇場へ。

私だけ場違いです。観客の方も和服を着ていらしたり、きちんとした身なりの皆さんの間をすり抜けて会場へ。どうにか開演に間にあいました。
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気仙沼の水木史裕(みずきふみひろ)先生が、最初の演目「清元 青海波」に出ていらっしゃるということで見に参りました。が、すみません。私はお顔を存じ上げない。この演目は17人で踊られています。

全員が名取の皆さんで、実に美しく、そして踊りが巧い。見入りました。これだけの舞台を務めるのに、いったいどのくらいお稽古したのでしょう?

2つ目の演目は、私が高校生の時に発表会で踊った「長唄 浅妻船」です。私は花柳流でお稽古しましたが、流派によってどのように異なるのでしょう? 興味津々で見ました。振り付けは、ほぼ同じといっていいほど似ていると思います。

流派による違いというのは、どの辺なのかなぁ? あの当時の私は、いったいどのような舞だったのでしょうね? たしか実家にビデオテープが残っているはずです。

私は女性が舞う「鏡獅子」は初めて見たと思います(もしかしたら子供の時に見ていたかもしれませんが…)これが実にすばらしい舞で驚きました。これまで幾度も見てきた歌舞伎役者の、男性でも大変なこの踊りを、キチっと迫力を持って踊るのはすばらしいですね。

高校生の時、私は舞踊家になりたいと寝ぼけたことを思ったものですが、ならなくて良かったというか、なれなかったというか、この道の厳しさを感じ入った日でもありました。でもまぁ、老後の楽しみとして、日本舞踊はいつかやりたいことの一つとして取ってあるんですけどね。そう思っているうちに婆ちゃんになって足が動かなくなっちゃうなぁ。