第3回 はだの丹沢水無川(みなせ)マラソン

「第3回 はだの丹沢水無川(みなせ)マラソン」(ハーフ)に出場した。

新宿から小田急線で約70分。秦野駅下車。会場までは無料のシャトルバスが出る。

会社には秦野出身の社員がいる。
その社員と会うまでは、申し訳ありませんが秦野市の存在を知らなかった。
「秦野はいいところですよー」と常々言っている。

秦野駅を降りると(気仙沼と同じように)向こうに山々が見える。ウム、なかなか良いところですのー。

会場は「秦野総合体育館」で、更衣室や荷物の預けるのも建物の中。トイレも建物のトイレを使わせていただくので助かる。

前回のつくばマラソンでは、呑気にしていたらスタートに遅れるというアクシデントに見舞われたので、今日は時間の管理をちゃんとしようーと、しょちゅう時計を見る。荷物を預ける場所もボランティアの方々が実に効率的に動いていて感心する。

スタート時点の気温は10℃。
今日も半袖・短パンに、例のアームウォーマーを付ける。
スタート時間、皆で「フォー」とか言いながら、本日、ここに立てたことに感謝する。
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ゼッケンは3359番。
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このマラソンは「坂道がきつい」らしい。
秦野出身にコースを見せると、「行きは上りですね、帰りは下りになるだろう」とのこと。ヒー。平地ばかり走っているので、坂道はめっきり苦手であります。

スタート直後はそれほど広くない道を皆さんとジョギングしている感じ。1kmで時計を見ると、7分50秒もかかっている。その後は少しばらけてくる。

山々の紅葉が美しい。
沿道の声援が暖かい。

昨年出たという人が「15kmまでは上り」と言う。
エ! 15kmも上りなのー!?(なんかアタシ甘かったわ)

そんな事を言っても仕方ない。トボトボと走る。
距離表示が1kmごとに、大きく見やすい文字で設置してある。
まだ、「第3回」ということだが、非常によく準備されていると感心する。

なにしろ上り坂。
顔を上げると、前を行く人達が登っているのが見えてしまうので、なるたけ地面を見ながら、横に見える紅葉の美しさを見ながら、ヒーヒーフーなどと息をしながら進む。

ハーフの場合は、普通は10kmを過ぎたあたりから歩く人が出てくるが、今回は10kmを前にして歩く人がチラリホラリ。

特に11kmー13km付近がきつい坂。その後、少し下る。ホッとしていると、14kmー15kmが一番きつい上り坂。そこを上りきると有名な秦野戸川公園の「風の吊り橋」を渡る。その橋が実に美しいし、そこから見る風景も美しい。この橋を渡りきると、あとは下り坂。

いつもは得意な下り坂だが、さんざん上った後なので足にきていて、思うように前に進まない。最後の1kmも力が入らぬままゴール。

今年最後のハーフマラソンは、あー、きつかった。でも美しかった。秦野の皆さんが暖かかった。畑の手を休めて声援してくださったり、りんごを手渡していたり、暖かいコーヒーで休みませんか?と言ってくださったり。

トラの着ぐるみを着た人、メイドカフェのコスプレで走る女性、サンタさん、チャイナドレスで走る男性など、このイベントを楽しむ雰囲気が良かった。

「完走証」はすぐに頂いた。
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時間は、2:04:42
自分で計ったネットタイム:2:03:41

5km:28:51
10km:29:21
15km:32:08 ←上り坂が一番つらかった時
20km:27:05 ←下り坂
ラスト:6:15

着替えをすると、無料の「豚汁」を頂き、100円のちまきを買って食べる。秦野の特産も売っている。この後用事があるので、もうちょっと見ていたい気持ちを押さえて帰りのシャトルバスへ。
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小田急線に乗る。
この後、おもわぬ事態に。
冷えた身体に水分を取りすぎたせいか腹痛に悩み、何度も小田急線を降りてトイレへ。小田急線は日曜の昼だというのに、とても混んでいる。やっとの思いで自宅に到着。軽い脱水症状なのか気分が悪く、そのまま横になり気がつけば夜。

本日、ジャズセッションに誘って頂いていたのに、まさかのドタキャンをしてしまった。申し訳ありません。この頃の忙しさで、身体が参っていたのだろうか。あれだけ眠ったら(全身に疲労はあるものの)なんとか復活しております。

本日の参加賞は、ペコちゃんのお菓子、ガラスクリーナー、mizunoのTシャツと充実している。女性の感性が取り入れられていると思われ。
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