私の会社には「誕生日休暇」という休みがあります。
最初の社員を入れた際に作った制度で、かれこれ18年以上、継続していると思います。
社員らには「休め、休め」と言ってるくせに、私の誕生日は年度末の3月ということもあり、貧乏性の社長業でもあり、なんだか休まずに働いていて、初めて誕生日休暇を取ったのは一昨年の51歳の時だけでした。
それはいけない。
むしろ社長が率先して休みを取らないと皆が取りにくいんじゃないかと。
ということで、本日はお休みです。
これ、結構、いい制度ですよ。
平日に公然と、ポコっと休める。
休むうえに、会社の人たちも「お誕生日おめでとうございます」と祝福してくれる。
なんだかんだと野暮用を済ませて、夜は予約していたお店でダンナとディナーです。
一休レストランで調べて予約をしたのは「Kuma3」。
和食で探して「懐石料理」の中を見ていると、懐石っぽくない店の写真と料理の数々。
気になるお店。
ヨシ、ここにしましょう。
GINZA GATESの8Fにあります。
入り口は見落としてしまいそうに、そっとあって、エレベータに乗って8Fへ。

今日は個室で予約しまして、すぐにこちらに案内されました。
静かでゆったり。

生ビールをお願いしますとサッポロの「白穂乃香」です。
わっ、これは、まろやかですね〜。美味しい。

前菜の一つ目です。器もいいですね〜。
そうなんです、今日のコースは「銀座で過ごす大人の贅沢時間〜器や盛り付けにまでこだわった五感で楽しむ料理!やなぎコース」です。

優しいお味で、まずは「松の実かゆ」胃にやさしいそうです。

前菜の2つ目は「蛍烏賊沖漬と花山葵」

「蛍烏賊沖漬と花山葵」

「本鱒棒寿司 はじかみ 河豚煮凍り」

お椀は「目抜酒焼 鯛真丈 蕨 京筍 うぐいす菜 柚子」
「目抜(めぬけ)」って気仙沼では有名なお魚だけど、東京に来て「めぬけ」を知らない方が多いので、別名があるのかしらん?と思っていたら「こちらでも目抜(めぬけ)です」と。
気仙沼の郷土料理「あざら」は目抜のアラを使うんです。
なんて話をしながら頂きまして。

「真鯛と金目鯛のお造り」ラディッシュ スプラウト 黄菊 山葵 花穂が添えられています。

ワインがたくさんありますが、ダンナはワインを飲めないし、今日は日本酒ですね。

器もステキです!

「菜花万頭 銀あん ぶぶあられ 柚子」

「稚鮎とこごみ たら芽とこしあぶらの天婦羅」上品な味ですわ。

次の日本酒も頼みまして、

ガラスのおちょこもステキです。

これは何でしょう?
真ん中をブスっといってくださいというので、お箸でさしてみると、

あら!トマトなんだわ。ステキな驚き。
「フルーツトマトチーズかけ」です。

「黒毛和牛もも肉ロースト」
ベビーリーフ 赤万願寺唐辛子 白アスパラと山葵 バルサミコソース。

最後は鯛飯です。美味しすぎる。

おかわりもどうぞというので、食べ尽くしました(^^;

お誕生日のお気遣いも頂きまして、ありがとうございます。
「あまおうワインゼリー バニラアイスクリーム」

こちらはカウンター席です。
添野料理長さんと一緒に撮っていただきました。
エー、思ったより若い料理長さんで驚きました。

私達はこちらの個室で頂きました。
コース名の通りの「大人の贅沢時間」でした。
これでまた、この1年、頑張れそうです。ありがとうございました。
