ふるさとは遠きにありて思うもの(室生犀星)

目をつぶると、気仙沼の内湾が目に浮かぶ。
おだやかな海面と、向こうに見える気仙沼大島の亀山を見ながら育った。それが私の故郷。

そんな気仙沼は遠洋漁業がふるわず、燃料の高騰が追い打ちをかけ、大変な状況かと思う。

微力な私だが、育てて頂いた気仙沼に何かお手伝いをしたいと常々思っている。何が出来るだろう?微力すぎて何も出来ない。何も出来ないが、何かしたい。

そんな本日、ある気仙沼出身の方とお話させて頂く機会を得た。
年齢は違えど(私より年上です)思いは同じ。気仙沼の話をするとエネルギーが湧きます。何かが出来るかもしれないという希望が出て来ました。

読書:70歳生涯現役 私の習慣

「70歳生涯現役 私の習慣」東畑朝子・著。
0501.jpg

私は、出来ることなら死の間際まで働いていたいと願っている。生涯現役。そのためには元気な先輩のお話を聞くのは有意義なこと。母の世代に元気な方は多いと思っていましたら、この本を書店で見つけてすぐさま買った。

著者は、女子栄養大学の短大を出てから、病院などで栄養士として働き、女子栄養大学、お茶の水女子大学などで講師を務め、TV出演や本の執筆をし、とにかくキャリアウーマンの先輩である。

第一章は「ずっと働いてきた」で始まる。
そして「仕事か結婚か」と続く。

現代(もそうかもしれないが、少し前はもっと)「仕事か結婚か」の二者択一でしかなかった。私もそう思っていた。だから仕事をするなら結婚はかなり難しいだろうと。

「やめるくやしさ、続けるつらさ」なにか私の事を書いているような気がしています。そんな事で続いてしまった時があります。

栄養のこと、70歳のスポーツトレーニングのこと、心のケア(うつと戦う)など心構えとして参考になることが多いです。母にも読んでもらおうかと思っています。

第5回:Aさんを囲む会(Tチャン主催)

IT系の経営者Aさんを囲む会が丸ビル「ななは」いつもの丸テーブルを囲んで開催された。
AさんとTチャン以外は全員女性、私以外は若くて優秀で、そして美しい女性。そんな女性が10人も集まった。技術者も多い。

Aさんは、「現場を見る!」ことを大事にされている。
現場にいる人間には当たり前に思うかもしれないが、企業のトップになっていくと現場から離れざるを得ない。そういう状況では、現場をちゃんと見る事は難しいものだ。それをサラリとやられる。そして、他人の話を鵜呑みにせずに、自分の目と耳で確認し、その中から感じ取る力が、圧倒的にすごい。

その一方で、いつも文学の話をされる。幅が広くて頭が下がる。この会は誠に触発される会です。

LBバンドの練習会(7回目)

LBバンドの練習日。

クルセイダーズの「虹の楽園(Rainbow Seeker)」をコピーさせて頂いている。ソロの時に、右手に気を取られて左がお留守になってしまう。そうすると音が薄っぺらくなっちゃうので、がんばって左手で、ガンと音を入れないと。

来月はもう1曲増やしてみることに。もっと練習しよう!と思うのであります。

フットサルー!

会社のフットサル部・練習会。
今まで利用していた永田町のビルの屋上のコートが閉鎖されたため、今月からは神宮外苑のコートを利用することになった。

絵画館前。
0101.jpg

ここは、私が短大生だった頃はテニスコートだった。コットンフィールズの皆さーん、あの更衣室は今も残ってますよ。階段を上がった2階は女子更衣室で、男子更衣室は1階になっていた。
0102.jpg

今はこんなフットサルコートになっている。ここに立つと、18歳の自分が蘇りますワ。
0103.jpg

前に利用していたコートは「フッティ」というものだったそうで、今回がちゃんとしたフットサルコートだそうです。コートが(これまでよりも)広い。
0104.jpg

少し走っただけで、ゼーゼー・ヒーヒー。
0105.jpg

今回は8名の参加なので、4対4で試合を。私と同じチームになった皆に迷惑をかけつつ…。
0106.jpg

本日も怪我をせずに終わりました。
来月はもっと人を呼ばないと、、、!

読書:3年で辞めた若者はどこへ行ったのか

「3年で辞めた若者はどこへ行ったのか」城繁幸・著。
3101.jpg

サブタイトルは、「アウトサイダーの時代」

城繁幸氏の本を読むのは「内側から見た富士通「成果主義」の崩壊」「若者はなぜ3年で辞めるのか? 」に引き続き3冊目。

今回の本では、昭和的価値観が平成の時代には合わなくなっている事を記している。

特にエリートと言われて、皆がうらやむような大企業に入った人達が(昭和の時代にはそれを辞めることなど考えもしなかったような会社に入った人達が)、そこを辞めたとしても(しかも3年という若いうちに辞めたとしても)いろいろな可能性があることを示唆しているという点では、私も納得するし、やりたいことを見つけた人には、その方が幸せであろうと思う。たとえ、給料が下がり、よくわからない会社名になったとしても、だ。

やっぱりWeb制作してみたい、Web開発してみたいと思う人はどうぞテレパスにも入ってもらいたいと思うわけである。

その一方で、私が採用担当をしていて思うのは、あまりに短期間で(例えば数ヶ月単位で)辞めてしまって、企業間をさまよっている人達も結構な人数になっているように見受ける。それを本人も企業側も力を併せてストップさせなければ、この国の未来が危ぶまれる気がしている。

この著者より、あと10歳ほど若い人達にそれが見受けられる気がする。それが私の気のせいなのかどうか?著者に直接会うことが出来るなら、その辺を聞いてみたいと思う(そういう機会があれば、の話)。

「何をやってきたか、そして何が出来るのか」

就職フェアでの講演や各種の勉強会などを通じて、大学生と話すことが多い。彼らからされるもっともポピュラーな質問の一つがこれだ。
「私はこれから、何をやったらいいんでしょうか?」

大学出ただけで人生が上手くいくなんて、昭和の悪い夢のようなものだ。その夢から目覚めさせ、現実を認識させる努力を怠っているのなら、たとえ最高学府であろうと、いずれ凋落するに違いない。
21世紀のエリートとは、自分の足で歩いていける人間なのだから。

著者のブログ「Joe’s Labo」はこちら。

働くばあちゃんは元気

昨晩のTV「カンブリア宮殿」は、「株式会社いろどり」代表の横石氏がゲスト。

徳島県上勝村の、過疎の村で元気に葉っぱを集めるおばあちゃん達を紹介する。その葉っぱは、東京や京都などの首都圏の料亭に売られる。

葉っぱの商品価値を高めるために、おばあちゃん達はきれいなものを採取して、水をかけるなどして、丁寧にパッケージする。

商売魂を感じます。

おばあちゃん達は山歩きをするし、ビジネスを展開しているからか元気。
表情は活き活きしている。

最新情報をゲットするためにパソコンを利用している。
なんかすごいなぁ。

横石氏が言った言葉が興味深いです。
「朝起きた時に、何かすることがあるというのがいい」
逆に朝起きた時に、何もすることがないというのは、年齢関係なく寂しいことだと言う。

忙しいと、つい「今日一日、何もしたくないーい」なんて思うこともあるけど、それが毎日続いてしまったら、悲しいだろうなぁ。

私の祖母がほんの少しボケ始めたころ、腫れ物にさわるではなく「おばあちゃんの仕事」を作っていったら、ボケが治ってしまったことがある。まわりには「こき使われてる」なんて言いながら、元気になって安堵した。

私も、生涯、現役で働いていたいと思っています。
そのために、元気で過ごしたいものですね。

手のひらのMacって感じで

日光の旅にはiPhoneを持って行きました。
ホテルの中など、電波が届かないところもありましたが、国道に出ますとバスの中でもチェック出来まして、おおむね良好です。

Webのチェックも出来るので、旅行時はもうMacを持ち歩かなくてもいいかなというレベル。老眼が辛くなってきているので、携帯電話で見る小さな文字に対して、iPhoneはいくらでも大きく表示出来るのが助かります。フルブラウザも固定料金に入ってるのも助かります。

見る方はOKですが、入力はPCのようにタタタっとは出来ません。携帯の入力に慣れた方は不便に感じますかね。