亡き祖父の誕生日

明治39年生まれの亡き祖父。生きていれば116歳か。祖父を覚えている孫は私と弟だけだ。弟はまだ幼稚園だったから、ほとんど覚えていないだろうか。

祖父はオヤマ家の中で「神」だった。何でも「おじいちゃんから」始まる。お風呂に入る順番は一番。ご飯を食べる時も「頂きます」を言う。そして私達も食べる。私は昭和36年生まれだが、家の中は明治時代だった気がする。

おじいちゃん、そちらはどうですか。こっちは本当に大変です。