気仙沼には「徳仙丈(とくせんじょう)」という山があります。
標高711m。
平成の大合併前は、気仙沼市と本吉町の間にあった山です。
ここの「つつじ」が大変に見事だというので、気仙沼サポートビューロー(KSB)の皆さんと「行ってみよう!」と話し合っていたのは、もう一昨年の話。
それで、昨年の5月に「行きましょう」と言っていたのが、あの大震災でそれどころではなくなりました。
今年もどうかな?と話していましたが、私達が訪れることで、少しでも気仙沼に活気が出れば、、、なんて、自分勝手で申し訳ないですが、そういう気持ちもありまして、「エエイ!行きましょう!」
徳仙丈つつじツアーです!
ツアーというと大げさですが、みな気仙沼出身ですから、宿泊も実家に泊まる方も多く、このような計画です。
一ノ関駅の「東口」で待ち合わせて、
貸切マイクロバス(気仙沼市古町の「大上観光」さんにお願いしました)に乗って、徳仙丈へ。
山でお弁当を頂いて、
バスは気仙沼、南町へ。
宿泊は、実家や親戚がある方はそちらへ。
宿泊がない方には、魚町「大鍋屋」さんへ。
ツアーというほどのものでもございませんが、ほとんどが「徳仙丈はじめて!」というので、遠足気分でございます。
骨折入院で、ちょっと気弱になっている母も誘いました。
大上観光さんのバスに乗って、一ノ関で合流です。
すっかり気落ちしている母は、最初は「行かない」なんてゴネましたけど、そのうちに母もウキウキしてきて、結果的には一番テンションが高かったようなw。
「徳仙丈のつつじ」は本当にすばらしいです。
こちらは、佐々木梅吉さんという方が、農作業の後に山に入って、つつじのメンテナンスをすることで、このように見事な名所に育てたそうです。
つうじは実に50万本と言われています。
第2展望台には椅子がありましたので、こちらでお弁当を頂くことにしました。
こちらは豪華「宮登(みやのぼり)」さんのお弁当。
急遽、人数が増えたために豪華「割烹 世界」さんのお弁当も。
母は目が不自由で杖をついていますが、足は丈夫です。
頂上まで行ってみる?
そして気仙沼も。この景色、とてもカメラには収まりきらない。すばらしい絶景!
頂上はまだ満開ではありませんでした。
ここが満開になると、山じゅうが真っ赤になるそうです。
これほどにすばらしい徳仙丈!
ぜひ、全国の皆様にも訪れて欲しいと思いました。
「徳仙丈山のつつじ開花情報」をご参考になさってください。
この後は、気仙沼市街地に向かいます。
被害が大きかった松岩や内ノ脇を通っていただきました。
そして鹿折の大型船の前を通って、大鍋屋さんへ。
大鍋屋さんで一息ついた後は、本日の打ち上げ会場に参ります。
南町紫市場の「割烹 世界」さんへ、さぁ、参りましょう。