気仙沼の「割烹 世界」

気仙沼の老舗「割烹 世界」さんは、被災してしまいましたが、仮設の店舗で営業を再開しています。

南町紫市場。

ここの2階にあります。

入り口を入ると品の良い小物が迎えてくれました。

お店のお嬢さんが作っているもので「畳のへり」を利用しているそうです。

「手作り工房 縁」

店内に入るとここが仮設であることを忘れるような造りになっていました。

私達は椅子席を(14席)を貸し切りにしまして、部屋の隅にはこのように飾られていました。

食事はとても美味しくて、

ほっぺた落ちました(^ー^)。

今回、一緒に行けなかった先輩から、美味しいお酒の差し入れがありました。
角星の「亀鶴」

ツアーに参加させて頂いたダンナも大満足でございます。

徳仙丈つつじツアー

気仙沼には「徳仙丈(とくせんじょう)」という山があります。
標高711m。

平成の大合併前は、気仙沼市と本吉町の間にあった山です。

ここの「つつじ」が大変に見事だというので、気仙沼サポートビューロー(KSB)の皆さんと「行ってみよう!」と話し合っていたのは、もう一昨年の話。

それで、昨年の5月に「行きましょう」と言っていたのが、あの大震災でそれどころではなくなりました。
今年もどうかな?と話していましたが、私達が訪れることで、少しでも気仙沼に活気が出れば、、、なんて、自分勝手で申し訳ないですが、そういう気持ちもありまして、「エエイ!行きましょう!」

徳仙丈つつじツアーです!

ツアーというと大げさですが、みな気仙沼出身ですから、宿泊も実家に泊まる方も多く、このような計画です。

26(土)8:40「東京発」東北新幹線 やまびこ53号 「一ノ関駅」下車11:13。

一ノ関駅の「東口」で待ち合わせて、
貸切マイクロバス(気仙沼市古町の「大上観光」さんにお願いしました)に乗って、徳仙丈へ。

山でお弁当を頂いて、
バスは気仙沼、南町へ。

宿泊は、実家や親戚がある方はそちらへ。
宿泊がない方には、魚町「大鍋屋」さんへ。

ツアーというほどのものでもございませんが、ほとんどが「徳仙丈はじめて!」というので、遠足気分でございます。

骨折入院で、ちょっと気弱になっている母も誘いました。
大上観光さんのバスに乗って、一ノ関で合流です。

すっかり気落ちしている母は、最初は「行かない」なんてゴネましたけど、そのうちに母もウキウキしてきて、結果的には一番テンションが高かったようなw。

「徳仙丈のつつじ」は本当にすばらしいです。
こちらは、佐々木梅吉さんという方が、農作業の後に山に入って、つつじのメンテナンスをすることで、このように見事な名所に育てたそうです。

つうじは実に50万本と言われています。

これはすごい!

駐車場付近は咲いてます!

このような道を歩いて上ります。

お天気は良いし、すばらしい「つつじ日和!」

第2展望台には椅子がありましたので、こちらでお弁当を頂くことにしました。

こちらは豪華「宮登(みやのぼり)」さんのお弁当。

急遽、人数が増えたために豪華「割烹 世界」さんのお弁当も。

母は目が不自由で杖をついていますが、足は丈夫です。
頂上まで行ってみる?

母も嬉しそうで良かった!

ウォー!
こちらは志津川湾。

そして気仙沼も。この景色、とてもカメラには収まりきらない。すばらしい絶景!

頂上はまだ満開ではありませんでした。
ここが満開になると、山じゅうが真っ赤になるそうです。

頂上でしばし堪能した後は下山。
いいハイキングです。

親子であるく徳仙丈。

大上観光さん、ありがとうございました。

これほどにすばらしい徳仙丈!
ぜひ、全国の皆様にも訪れて欲しいと思いました。
徳仙丈山のつつじ開花情報」をご参考になさってください。

この後は、気仙沼市街地に向かいます。
被害が大きかった松岩や内ノ脇を通っていただきました。

そして鹿折の大型船の前を通って、大鍋屋さんへ。
大鍋屋さんで一息ついた後は、本日の打ち上げ会場に参ります。

南町紫市場の「割烹 世界」さんへ、さぁ、参りましょう。