東日本大震災 復興 箱根駅伝

「東日本大震災 復興 箱根駅伝」を行うと、4/10の三陸新報で読みまして、主催者の小野寺さんに電話しました。
私も走らせていただけないでしょうか。

「どうぞ、どうぞ」と快く応じてくださり、ダンナも一緒に参加させて頂くことになりました。

3時に大手町の旧読売本社前に集合です。

エ?3時って、夜中でしょうか?
そうです。4時にスタートすっからね。
ハ・ハイ。

さて、どうやって大手町に3時にたどり着きましょうか。
早めに行って、ネカフェで時間つぶす?
タクシー使っていく?

イエイエ、走っていくことにしました。
調べると9.5km程度。アップジョグにちょうどいいかな?

真夜中の「靖国神社」前。イエーイ。
気分は観光ランです。

ところで、「旧読売本社」って、Google Mapで調べても出ていないのです。
ネット検索して、「ここがスタート地点」という場所に向かいます。
ここでいいのかなー?
バスはいません。

電話で連絡すると「近くにはいるんだげんと、今、場所を探している」とのこと。
やはり、地図にないので、わかりにくいようです。

読売本社は、現在、工事中でした。
その大きな敷地の、どこがスタート地点なんでしょう。

そうこうするうちに、さまよっているバスを発見し、乗せて頂き、一緒に、あっちかな?こっちかな?
オオ、ここだ、ここだ!

スタートテープを地面に張り、小野寺さんが注意事項などを説明してくださいました。
がんばって完走するゾ!

第1走者さん。
タスキには、あの大津波で亡くなった仲間の写真を付けて走ります。

ご葬儀で小野寺さんが「箱根に連れて行く」と誓ったそうです。それが本日のランにつながったとか。

タスキの背中部分には、「ご支援ありがとうございます」の文字。
感謝ランでもあります。

このバスに乗って、並走します。
バスの中ではランの話、大津波の話、今、仮設にいるという方も。

ほとんどの方が、三陸新報、河北新報といった地元の新聞を見て、電話して参加したとか。私もそうです。
神戸の方は読売新聞をご覧になっての参加だそうです。

気仙沼、南三陸、大船渡、仙台、神戸、埼玉、東京、栃木。
さまざまなところから駆けつけて、箱根を走る。すごい企画です。

中継地点では、みんなでこのようにしてお出迎え。

「鶴見中継所」では「箱根駅伝像」の前でパチリ。

本日のイベントが読売新聞(全国版)にも紹介されたそうです。

その記事を読んだという方が、たまたまバス停にいらして、「ああ、あの記事の、そう〜」と応援してくださいました。
ありがとうございます。

ダンナも頑張っています。
4区の、茅ヶ崎の辺り、海がきれいに見えるところ7.6kmほどを走らせて頂きました。
気合い入ってます。

無事にタスキがつながりました。

大満足!

私は、小田原中継所の手前4.4kmを走ります。

最初の予定では、山の2.2kmだったのですが、欠席の方がいらして、急遽、予定が変わりました。
後から思えば、山でなくて良かった。
車で走っていても、あの山は本当にきついです。

私の前の方は、ラン初心者さんで2.2kmを駆け抜けました。
気仙沼の方です。
いま、タスキを待ってます。

なんとか無事にタスキをつなぎ、私の後からは、いよいよ5区。
予定が変更になり、山は、若者が走ってくださることになりました。

仙台の現役高校生、陸上部の姉妹。速い。
大学卒業して、まだ間もない社会人。先日のかすみがうらフルで3位になったという若者。
第1走者もこなした南三陸町、元陸上部の女性。

若いパワー炸裂で、山を駆け抜けました。若者たち、ありがとう。

そうして、最後の最後は、主催者の小野寺さんがゴール目指します。
すると、「走りたい人はみんなで走ろう」と言ってくださいました。

最後の最後は、少しだけ上った後は下りです。
行きましょう!

しかし、、、あいにくの雨が降って来ました。
持参したカッパ着て、みんなでゴー。

芦ノ湖が見えてからも、さらに進むのですね。
5区のランナーって、これをたった一人で走るんですか。
これは大変なコースですわ。

私は、先頭集団から置いていかれて一人旅に。
なんと、ダンナは先頭集団にくらいついてます。

そして、最後の角を曲がってゴール。
ゴールには、応援の方や、たまたま、そこに居合わせた皆さん、そして読売新聞の記者さんらが迎えてくださいました。

雨の中、ありがとうございます!
「箱根(往路)」完走です!

用意してくださった「完走賞」と「タスキのレプリカ」が参加賞です。ありがとうございます。

それから、「箱根小涌園ユネッサン」に移動してお風呂です。
あ〜あ、スッキリした。疲れもとれます。

バスの皆さんは、御殿場に抜けて東名高速で帰るそうなので、私とダンナはここでお別れをしまして、小田原行きのバスに乗りました。
小田原で、2人で祝杯をあげてからの帰宅です。

長い長い一日でした。
とても充実した日になりました。

ありがとうございました。