宮城県仙台市立「西山中学校」3年生・4名の皆様が、テレパスにお越しになりました。
修学旅行を利用した「訪問学習」として「キャリアインタビュー」を受けます。
一人は急な発熱で欠席に。
そして一人は少し前に足を骨折したとかで車椅子にて到着されました。
車椅子でお越しになるということで、通常は生徒さん達だけで電車を乗り継いでいらっしゃるのですが、今回は先生が付き添いでいらっしゃいました。
だいぶ前になりますが、父の車椅子を押した時に、おもいのほか大変だったことを思い出しながら
「東京の道はどうですか?」とたずねますと、
皆さん(先生も生徒さんも)一斉に「大変でした」と声がそろいました。
電車によってはまだエレベータが設置されていない駅もあったようです。
いま、公共事業が大幅に削減されていますけれど、無駄な投資は止めて欲しいけれど、バリアフリーについては、むしろ予算を付けて整備して欲しいものだと思います。
さて、本題の「キャリアインタビュー」については、あらかじめ質問を用意して頂いていますが、それ以外にも難しい質問が続きます。
生徒さんも真剣ですが、私も真剣です。
その返答を聞いていて、技術家庭でパソコンの授業も担当されているという引率の先生が、パソコン教育のあり方についてもたずねてくださいました。
中学生が Excel や Word といったビジネスアプリケーションを学ぶ前に、その柔軟な年頃に、ぜひブラインドタッチを習得して欲しいと熱弁をふるってしまいました。
タイピングがちゃんとしていれば、アプリケーションは必要な時に覚えればいいのです。中学生がビジネスソフトをおもしろいと思うわけがない。せいぜいお絵描きソフトで楽しめばいいのではないでしょうか。もし余力あるならば、Mac でいえば HyperCard のようなソフトを体験してもらう方がはるかに良いように思います。
東京の印象をたずねますと、
(といっても、まだ東京に到着したばかりだそうですが)
「電車でiPhoneを使っている人が多くて驚いた!」そうです。
仙台では、これほどiPhoneユーザは多くないとのことで、そういう感想が素直でいいですね。
どうぞ、スクスクと育って欲しいと、おばちゃんは願うのであります。