歌舞伎座は、この4月の公演を最後に取り壊されます。
久しぶりに参りました。
第3部の演目は、
菅原伝授手習鑑「道明寺(どうみょうじ)」と「石橋(しゃっきょう)」
久しぶりに、贔屓の坂東玉三郎です!
覚寿を演じます。
今回は良いお席がとれたので、しっかりと見ることが出来ました。
メイクのせいもありますが、ふけ顔が似合ってきたというか?(笑)
玉三郎も、それなりに年齢を重ねていますからね。
今回のこの演目は、「十三代目片岡仁左衛門十七回忌、十四代目守田勧弥三十七回忌の追善公演」です。
2階ロビーに「十三代目片岡仁左衛門と十四代目守田勧弥」の写真が展示してありました。「十四代目守田勧弥」の写真には若い玉三郎が一緒に映っています。何かグっとくるものがありました。
歴史が刻んだ歌舞伎座が、あと1ヶ月でなくなるのですね。
「石橋」では、富十郎親子が演じます。
こうやって親から子へ、芸の伝承が続くわけですなぁ。
4月もお席が取れるといいのですが…。
もしかしたら、本日が見納めになるのでしょうか。