読書:グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する

「グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する 」佐々木俊尚・著。
グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する

グーグルは1998年、スタンフォード大学院に通う2人の学生が設立したベンチャー企業。その功績はいろいろなところで讃えられているが、この本は警鐘を鳴らす。最初の方は、グーグルやその他のインターネット企業によって可能になったことを述べ、インターネットによって、それまで弱者だったものにも恩恵を与えることが出来る、ことが書いてある。

しかしながら、タイトルにあるように「グーグルは伝統的なビジネスを破壊しようとしている」と述べ、「ネット社会に出現した「巨大な権力」」は、これが将来的に「薔薇色の夢となるのか、それとも暗黒無となるのかは、まだ誰にもわからない」のだ。