読書:できる人の書き方

「できる人の書き方 嫌われる人の悪文」樋口裕一・著。

「良い文章」=「わかりやすい文章」であり、その要素は「論理」だ。

「論理」を身につけるためには、「新聞の投稿欄を読む」「議論する」と言う。著者が考えた「クラシック音楽の論理育成法」も、おもしろい。

「言いたいこと」は不満から出てくることが多い、と書いている。ほほほ。そうかもしんない。

「足るを知る(身の程をわきまえて、むやみに不満を持たない)」と言われて育った者として「不満はよくないなー」と思っているが、この本で良い方に取ってもらうと、こそばゆい感じ。

読みやすい本で、あっという間に読み終えた。さすがっすね>著者。