本日2時から行われる説明会を「MacDTVユーザグループ」が会場から生中継された。
しかも、発表されたばかりの「QuickTime 6+QuickTime Broadcaster+QTSS」で「MPEG-4ストリーミング生中継」する。ご覧頂きたい。http://www.macdtv.com
■ eMac の特徴
フラットパネルを利用していることで見やすい。ポリカーボネートプラスチックを採用したことで頑丈である。一般の15インチCRTよりも省スペース。AirMacスロットはフロントに配置し、学校や企業でのAirCardの装着と取り外しを楽にした。
シリアル番号もフロントに配置し(写真ではわかりにくいが、CDトレイの下、CDの蓋裏部分にシールが貼ってある)、学校や企業でのハードウェア管理を楽にした。メモリは(頻繁にはアップしないと思うので)従来通り、底面にある。バッテリもメモリと同じ場所(底面)に配置し、(従来よりは)バッテリの交換を楽にした。「ディスプレイ」設定 に「ジオメトリ」タブがあり、画面の上下左右の微調整が出来る。
■ 別売りの「傾斜・回転スタンド」
-5~15度まで上下に調節可能、360度回転。厳しい欧州の認定基準をクリア。
● QuickTime 6
アップルは、デジタルメディアの新しい標準を作ることを目標としている、そうな。QuickTimeは10年の歴史がある。デジカメが動画にQuickTimeをフォーマットとして使っているケースが多い。これは独自規格によるのではなく、業界標準フォーマットを採用されているものを積極的に取り入れていることによる。
携帯電話での動画配信もMPEG-4で行われることが決まっている。また、ISOがMPEG-4のファイルフォーマットとしてQuickTimeを採用した。
■ 新機能
QuickTime Broadcaster(ライブレコーディング)
Web上のライブ放送が出来る(しかも無料!)。MacOS Xのリアルタイムエンコーダ。配信するために必要なのは、ビデオカメラとMacとQuickTime6。ただし、大々的な配信については、QuickTime StremingServerを利用する(MacOS X Serverに付属する)。
インスタント・オン機能は、従来までの「読み込み中…」という時間がなくなったこと。playすると、すぐに映像が始まる。日本語版が出るのが待ち遠しい。
● XServe
製品前のプロトタイプということで見せてもらう。印象は、奥行きがデカイ。71cmだそうで、サーバ群としてはIBM製品がこのサイズを利用しているようだ。日本で普及しているものの多くはこれよりも奥行きがないものが多いらしい。だが、最近のサーバ用ラックは900mmが標準になりつつあるので、そういったものを購入する方がいいだろう。
状態を知らせるランプ(緑と赤のいずれかに光るランプ)が表面と裏面についている点など、管理者向けの仕様が嬉しい。メンテナンスの時など、ラックからXserveを抜いた時に電源ケーブルがはずれてしまわないようにストッパーなども吟味されている。
XServeでやっとRAID1を組むことが出来る。せっかく4台のHDを内蔵出来るのだから、RAID5に対応して欲しいという意見が多く出た。また、ちょうど1Uサイズでは、(広告用の写真のように)42台を積むことは出来ない」という意見もある。あと1mmでいいから薄くして欲しいなどの意見が出た。USにフィードバックしてくれるとのこと。Xserve用の管理者用ソフトウェアもわかりやすいものに仕上がっているようで発売が楽しみである。
● 「MacDTVユーザグループ」
休憩時間を利用して、他の皆さんにシステムを説明してくださっている。質問している「X」Tシャツの方は、ご存じ「Galapagos Systems」の佐藤さん。
● アップルの会場をお借りしてTMUG例会
ジャンボルーペ(4,200円):画面の一部を拡大するソフト。クロスビューのようなソフト。
Tri-BACKUP 3(4,700円):MacOS X対応のバックアップソフト。
QuicKeys X Ver1.5:ショートカットキーなどの割り当てが出来る。このソフトの中でAppleScriptを定義して、それを呼び出すことも出来る。
九州松下のNetwork camera
AdobePhotoshopの新機能紹介、などが行われた。