ウニのおにぎり

朝、気仙沼を出て東京に向かう。

気仙沼線」は全線開通してから30周年を迎えたようだ。
そういえば、私が高校1年生の時に「全線開通」した記憶がある。
その気仙沼線の時刻に合わせて、少しだけ始業時間が遅くなったような記がするが、どうだろうか?

全線開通する前から「赤字確実」と言われていたので、地元民としては、乗るたびに乗客数を気にしている。仙台行きの「快速・南三陸」は乗客数も多く、これならばずっと存続していけるのではなかろうか?

道中、母が作ってくれた「ウニご飯のおにぎり」を食べる。旨い。気仙沼は「ウニ」も旨いんだ。特に「気仙沼大島」で食べるウニが良い。
1901.jpg

気仙沼をブラブラと

午前中:東北福祉情報専門学校にて情報ビジネス科2年の皆様の授業を行った。Web制作会社の仕事を実践的に伝えるもの。内容はちゃんと伝わっただろうか?

午後は、リニューアルオープンした「気仙沼プラザホテル」を見に行こうと母を誘う。私の家から向こうの丘の上に見えるが、そのホテルだ。
1801.jpg

「気仙沼プラザホテル」から見る気仙沼湾が絶景。私の家もまる見えなんスけど(^^;
1802.jpg

1804.jpg

日光から観光にいらしてる方々が、「海がすばらしい」と話しているのを聞きながら外へ出る。実にすがすがしい良い天気。
1803.jpg

ブラブラと歩いて「ヴァンガード」でコーヒーを頂く。
「ヴァンガード」は気仙沼で最も有名なジャズ喫茶。
時々、ライブが行われる。母と行くのは何年ぶり、、、あれ、初めてかも。
1807.jpg

南町「文信堂」で本を数冊購入。
「文信堂」と、いまはなき「白萩書店」のおかげで、私は読書好きになった。当時はこの辺に子供向けの本があったとか、受験の参考書はここにあったと、懐かしく思いながら帰宅。

今夜は菖蒲(しょうぶ)の日だそうで(旧暦の5月5日なのかな)、2階の窓から、このように菖蒲の葉を垂らすのが慣わし。そして菖蒲湯に入る。こういう事をちゃんと継続している母はえらいなー。一人暮らしだと、つい無精になるだろうに。
1806.jpg

夜は東北福祉情報専門学校の校長先生はじめ、情報の先生と事務局の方々らとの懇親会の席に呼んでいただいた。とても楽しい席で、こういった方々が運営する学校ならば、生徒さんもノビノビと育つんだなー。

美しい季節

今夜は気仙沼です。
東北新幹線、一ノ関で降りて大船渡線に乗り換え。
車窓に、緑色の樹々と青い空が美しい。ちょうど良い季節の帰省です。

昼は結構、暖かかいが夜はそれなりに寒い。母の服を借りて、弟一家と食事をする。甥っ子2人がドンドン成長していくのが楽しみのおばちゃんであります。

それにしても、、、イコーレが閉店した後の南町は、いっそう寂しげに見える。この跡地に、何かが出来るのだろうか。

改装後の「気仙沼プラザホテル」の明かりは美しく輝いている。輝く場所には自然に人は集まる。人を呼びたかったら、まずは自分が輝く努力が必要かもしれぬ。

それにしても、、、明け方にツったふくらはぎが痛いのはどうよ。階段の上り下りでイタタッ。久しぶりに走った後遺症だワン。

タラタラ走る

本日、気仙沼に帰る予定が、仕事がたまってしまったので出社。

ついでに会社周辺をちょいとジョギング。
近頃、走ってないので、身体が重い。だるい。

こういう日は無理をしないで、ゆっく〜り、たらーりと走ることに。
タラタラ走ってもちゃんと汗をかき、その後の夕飯がうまいんだなー。

ということで、明日は気仙沼っス。

モニターの調子が悪いってことは…

本日の東京は快晴。
ランチは、ベトナム料理の「ミュン」で鳥カレーを頂き、あとはよく働いた。

会社で使っているG5に接続しているモニターの調子が悪い。
他の社員も「ワ・見ずらい」なんて言ってくれている。
会社の中で一番古いヤツを私が使っている。

そーかー。見ずらいですか。買い替え時かのー。
最近、どこそこの誰さんも30インチだし、誰々さんも30インチだと言ってきかす。

「30インチってデカすぎないすか?」と言うが、老眼ですから、モニターは大きい方が良いのです。値段も手頃になったことですシー。

高校の同窓会に申込を

今週は、毎日、帰りが遅いので、私が帰るや小太郎が興奮状態でございます。ワオーーーン。

それはそうと、7/7に東京で行われる「高校の同窓会」に申込をした。初めての参加。

スローな食に、スローな家。」で同窓会があることを知った。
年代を越えての同窓会。我々の代は誰か来るのかしらん?
しかも、母校(女子校)は男子校と合併して、同窓会も合同で開催とのこと。女子校出身者としては妙な感じ。

どなたかー、行かれる方は会場の端にいるであろう私に声を掛けてくだされー。

第2回:Aさんを囲む会(Tチャン食事会)

NYから帰ってらしたAさんを囲む会が丸ビル「ななは」で開催された。
AさんとTチャン以外は全員女性という華やかな会、2回目。

Aさんは60歳代になっても、果敢にチャレンジを続けていて、そのエネルギーはいったいどこから来るのでしょうか?

アメリカの「最新・入れ歯事情」を教えて頂いたり、かと思えば「男ってものはねー」と本音トークが始まり、かと思えば「日本の文化を我々はもっと知るべきだ」と真面目な話になり、「世界のIT事情」については、自分の目で見て聞いてくるわけだから、本などの知識とは違って、説得力が大きい。こちらの脳を柔軟にしておかなければ、話には付いてゆけぬ。

私はおおいに刺激を受けて、帰りの電車も興奮しまくりでした。ありがとうございます。

読書:リクルートのDNA

「リクルートのDNA」江副浩正・著。
リクルートのDNA

Webの仕事をするようになって、リクルート出身の方に出会う機会が増えた。
起業された方、個人事業主としてフリーで仕事をされている方、様々である。

「元」ということは、今はリクルート社員ではない。
元来、独立心が強くてリクルート社を選んだのか、そこに身を置くうちに独立心が芽生えるのか、いずれにしても皆さん「何かおもしろいこと」を探そうとするエネルギーがある。

そういうリクルートって、いったいどんな会社なの?

私が学生の頃、就職することを「リクルート」と言った。それだけ、その就職誌の印象が強烈であり、就職のために髪を切ることは「リクルートカット」と呼んだ。

当時、サーファーが人気で、今はメタボに悩む我々世代だが、当時は髪を伸ばして、真っ黒に日焼けして街を闊歩した。それがある日、突然「リクルートカット」となるわけ。

まだ「フロムエー」はなく、「とらばーゆ」は創刊されていたようだが、転職は特別な時代だった。この雑誌によって転職のことを「とらばーゆしちゃった」なんて言うようになったのだから、影響力は大きい。

私にとって最も強烈な印象のベンチャー企業はリクルートだと思う。転職に対する考えを変え(転職が自由に出来るようになり)、大学の就職窓口以外にも、雑誌で就職の市場を開拓した功績は大きい。そして社員が株を持ち、経営に参画するという考え方は非常に新しいと思った。

あれよあれよという間に、銀座に本社ビルを建てるまでに成長した。そして江副さんは、政治家にも大きな影響力を持ってしまう。栄光と挫折を味わったのだ。

その江副さんが考える「成功する事業家の20か条」は、理路整然とまとめられている。そして自分に対して厳しい江副氏の姿が見える。

ジニアス(Genius):中野新橋

「中野」と「ジャズ」で検索していたら、「ジニアス(東京都中野区本町3-2-10)」というJazz喫茶が見つかった。しかーも、なんてこったい。小太郎の定宿「ワンワン」の近くではあーりませんか!

行ってみた。
中野新橋の住宅街の中、神田川のそばに「ジニアス」があった。
1001.jpg

店内に入ると、マスターが「いらっしゃい」と声を掛けてくださった。
勝手に恐いイメージを描いていたら、マスターは優しそうな紳士なおじさんでした。

他のページで見た通りに店内は「ご近所のおばさま方の憩いの場所」的な感じで、私もそのおばさま方と同類と思われたのでしょう。「奥にも席があります」と音が静かな方に通された。通りながら、スィングジャーナルを手に取ると、マスター「オ!(という空気)」で、「音をお聴きになるんでしたら、こちらにしますか?」とスピーカーの真ん前に案内してくれた。「ハイ」と素直に従ってコーヒーをお願いする。

ワ、でかいスピーカーです。
音がいい。でも音量は控え目。
店内には、家族連れや、おばさん達が、(Jazz喫茶には普通ないだろう)ケーキセットや、生ジュースを飲んでいる。私はメニューも見ないでコーヒーをお願いしてしまった。

私のJazz喫茶の基準は、千歳烏山のラグタイム、気仙沼市南町のヴァンガード。音もさることながら、ホッと出来るかどうか。

コーヒーの味もよろしくて、店内は実に居心地が良い。
心無しか、音量がわずかに大きくなっていく気がする。

そのうちにおばさん達が帰り、音に集中する。音はもっと大きくなっている(気がする)。
マスターが「リクエストはありますか?」と聞いてくださった。

「私、、、最近聴き始めたので、よく知らないのです」と言うと
「ボーカルがいいですか?」
「ピアノがいいんです。ピアノトリオが」と言ってるシ。私。

「誰が好きですか?」
「最初はオスカー・ピーターソンを聴いたんです。それからバド・パウエルで、あと、ごく最近になってビル・エバンスなんですけど….」と(そう言うほどは聴いてないのだが…)。
「あ、じゃ、いろいろ大丈夫ですね」

そして、「HAMPTON HAWES」の「THE GREEN LEAVES OF SUMMER」をかけてくださった。
「HAMPTON HAWES」は初めて聴きます。いいピアノです。

レジの後ろの棚には、すごい数のレコードがあって、マスターの選曲が良くって、お客さんが「このレコードはいつ頃のもの?」なんて質問にも的確に答えていて、すごーくハッピーな気持ち。また来ます。