セマンティックWebコンファレンス2007

昨年に引き続き今年も「セマンティックWebコンファレンス2007」に行って来た。
場所は慶応義塾大学/三田・北館ホール。

昨年は、セマンティックWebのことをちっとも知らずに望んでしまった。1年が経過して、私も少しは進歩したのか、今後のWebの方向性について考えた次第。

すべての情報に意味付けをしていくということ、昨年は夢のような話として聞いていたが、「Google Books Search Library Project」のように図書館の書籍をデジタル化するためにメタ情報を付ける作業が進んでいると、この流れは一気に現実味を帯びる。

そういった事が一企業主体で行っていることの危うさ、さて日本はどう取り組むべきかを考えさせられるコンファレンス。

また、いろいろなオントロジが出て来ている中、好き勝手にドンドン作っていいものかどうか、それでは混沌としていくのは目に見えることで、それらの骨子を作ることが早急な課題かと思う。そういう事が進んでいくことで、Webはさらに進化するだろう。

セマンティックWebについては、こちらのページがわかりやすい。

10時〜17時半過ぎまで、1日じゅうデモを聞いていた。聞く方のエネルギーも必要であります。一番前の中央の席に座ってキッチリと聞きました。

外に出ると「東京タワー」が美しく輝いている。
東京タワー

MovableTypeのサムネイル機能

このブログはMovableType3.2を使っている。
画像をサムネイルにする機能を使えずにいたが、このブログは会社に間借りしており、サーバ管理の人にお願いしないといけないのであります。みんな忙しそうなので、つい先延ばしにしていた。それで今日、ボソっと「なんか、サムネイルって機能が使えないんだけど…ゴニョゴニョ」と言ってみたら、かわいそうに思ってくれた管理者がみてくれた。

わずか数分後、「インストールされてなかったんで、しておきました」ってことで、あっけなく使えるようになった。遠慮せずに早く言えば良かった。

「あのう、何をどうやったのでのせう?」と聞いたら、
「ImageDriver(のPerl版)をインストールして、「mt-config.cgi」を開いて設定を変えたそうな。ふむふむ。「あ、でもオヤマさんはいいですから。こちらでやりますから」と念を押され。私って信用されておりませぬ。こちらに設定の仕方が書いてある。

これからはいいのだが、今まで重かった画像を少し直してみたら、あーあ、面倒なので、過去のものはこのままにしておくか。過去にはこだわらないってことでw

Vimで日本語設定(Mac)

会社の私以外の人は全員Vim(テキストエディタ:Vi IMprovedの略)を使っている。作業効率が良いらしい。

「オヤマさんもVi覚えてくださいよー。MacOS Xはデフォルトで使えるんだから。」
「ハーイ(ウルウル)」

皆の励ましに支えられて使い始めるも、「日本語がダメなんですけどー」
「日本語を使うためには設定がある」そうな。
設定は簡単。でも、すぐ忘れそうーなのでこちらに私用のメモを。

【MacOS X 10.4の場合】
■~/.vimrcを作り、次の3行を入力する

:set enc=utf-8
:set fenc=utf-8
:set fencs=iso-2022-jp,euc-jp,cp932

■ターミナルを開き、次の設定をする
1. 「ファイル」メニューの「情報を見る」を選択する
2. 「エミュレーション」を選択し、
   「非 ASCII 文字をエスケープする」の チェックをはずす
ターミナル設定
3. 「ディスプレイ」を選択し、次の2項目にチェックを付ける
   「日本語や中国語などにワイドグリフを使用する」
   「ワイドグリフは2桁とカウントする」
ターミナル設定
4. 【設定をデフォルトとして使用】をクリックする
5. ログアウトして、もう一度ログインすると設定が確認出来る

◇ちょこっとメモ
「.(どっと)」で始まるファイルは不可視ファイル。
不可視ファイルを表示する時は「ターミナル」で ls -aと入力してreturn。

◇参考サイト
Using Japanese on Vim for Mac OS X
・【コラム】OS X ハッキング!

コメント出来るようになったかな?

このブログは、会社に置いてもらっている。
サーバの設定やらはネットワークチームがやってくれている。

アリリ、これまでコメントを書こうにも制限されていたのねー。
担当の社員に話して解除してもらったので、これで書けるようになってるのかな?

AjaxWorld(現地10/4):2日目

本日も朝7時半〜20時まで開催。
いやー、皆さん、タフですのー。

Ajaxコンポーネントで有名な「ComponentArt」の方と直接話しが出来たり、「OpenLaszlo」の方に話してみたり。
ComponentArt

OpenLaszlo

最後のデモは、IBMによる「Eclipse」の「Ajax Toolkit Framework」。いかにも技術者らしいおじさんのトツトツとした話し方で会場中が聞き入る。
IBM

2日間、お疲れさまでした。次回は4/2〜3ニューヨークで開催される。
次回はNY

夜は、皆さんと一緒にサンノゼ・ダウンタウン2ndストリートにある中華料理店に入る。お店は薄暗いし、やけにすいているので「ここは失敗か?」と思いつつもあれこれ注文する。中国の人がやっているので少し期待しつつも、はずれてもいいように心の準備もする。広東料理。わぁ〜予想に反して実にうまい。しかもリーズナブル。日本だったら、絶対に「人気スポット」になるだろうに、どうしてすいているんだろ?お腹いっぱいでごじゃる。

明日はラスベガスに移動。一発あてて帰る?(笑)

AjaxWorld(現地10/3):初日

前夜23時頃に横になったものの、時差ボケで1〜2時間ごとに目がさめる。朝4時にサクっと目がさめた後は眠れそうにないので、ネットチェックをし、シャワーをあびて7時からのレジストに向かった。

会場はハイアットホテルに隣接しているサンタクララコンベンションセンター。
会場前

一昨日、設営中の様子を見たのは別のカンファレンスで、AjaxWorldはもっとこじんまりした展示会だった。レジストは3人ほどの女性が、紙を見ながらIDと名前を入力して、パスをもらう。
ハイアットホテル

レジストのパス

7時半:adaptive path社・代表のJesse James Garrett氏のキーノート。Garrett氏は「ユーザエクスペリエンス」の著者。ご自身のページで「Ajax」とについて書いたことで有名な方。今日も黒のスーツで決めている。プレゼ用のマシンは、MacBookクロ。

その後も同じ会場にてプレゼンテーションを見る。プレゼマシンは、半分はMacintoshだった。アメリカのMac利用率は10%程度と聞いているが、発表者のMac利用率は50%程度。Internet Rich ApplicationはMacユーザが作る!?

OpenLaszlo社」のデモが興味深い。プレゼンテーターはMacを利用して、なんというか、MacソフトをWeb上に再現した感じ。デザインも美しいし、動きも良い。

Nexaweb」のデモに、日立システムの方(日本人)2人が登場し、基幹業務用Webアプリケーション開発について説明した。画面が日本語で、日本人以外にはわかりにくかったかな?

ランチは庭にバフェ(バイキング)が用意された。朝食にはパンが用意されたし、スターバックスのコーヒーや水は無料で飲み放題。
ランチ

お腹いっぱい食べたら、午後は起きているのが辛い。
がんばってYahoo!のAjax エバンジェリストのデモ(Mac利用)を見た後、いったんホテルの部屋に戻り仮眠。夕方戻って8時までデモは続いた。いやー、お疲れさまです。
今日のデモを見て、HOWS社の技術の高さを再確認した。

夜は、とっても美味しいオイスター、こちらに来たら絶対これは食べようのクラムチャウダー、こーんなに大きなステーキ、デザートにはチョコレートケーキを頂く。お腹いっぱ〜い。食べるのに夢中で写真なし。久しぶりにワインを少し頂き、ほろ酔いでごじゃる。

Ajax

HOWS社にてAjaxを学んでいる。
Ajaxを習得しようと他の企業からも、若い技術者の方がお越しになっている。
皆さんのビジネスにいかに、この古くて新しい(?)Ajaxが取り入れられていくのか、アイディア勝負かもしれない。おもしろい。

CSS Nite Vol.11 中村亨介氏

アップルストア銀座「CSS Nite Vol.11」は、株式会社ロクナナ中村亨介氏がゲスト。

中村氏は、mixiで「【優雅な】Web制作者の会」コミュを立ち上げ、仕事に追われるWeb制作関係の仕事をいかに「優雅」なものに変えていくかを提唱しているそうだ。

Photoshop、CSS、JavaScriptにおける具体的に時間を短縮出来る方法を披露した。
内容についてはテレパスでは実践済みの事だったが、私がいた通路(混んでいて通路にじか座り)付近では「へーーー」の声が上がり、ああ、こういう事って案外、知られていないのか。

その後の飲み会を申し込んでいたのに、通路に座っていたら、だんだん具合が悪くなってしまい、、、ドタキャンして帰ってしまいました。主催者の皆さん、申し訳ありません。

テレパス・ラボ

会社の人達が「テレパス・ラボ」というサイトを作った。ちょっと便利な関数などを置いていくって。自発的にいろいろな事を試みている。

「テレパス・ラボ」は、「P_BLOG」というブログを使っている。
このサイトは「Mobable Type」なので比較などをしていきたいね。

ちょこっと見てみたところ、P_BLOGには最初からcodeというクラス設定がされていて、そういう点は技術者には嬉しいようだ。