映画:Dr.パルナサスの鏡(@新宿ピカデリー)

新宿ピカデリーでは(水)がレディスデイで、女性は1,000円という価格!

さいとー!さんから教わりました。
で、さっそく利用してみることに。

予約はネットで済ませて、イザ劇場へ。
3階メインロビーが混んでる〜と思ったのは、3本のはじまり時刻がほぼ同じだからで、この価格の割には、案外すいているという印象。

Dr.パルナサスの鏡」は、1,000円じゃなかったら、たぶん劇場では観なかったなぁ。

奇想天外なファンタジー。
「悪魔との賭けにより不死の命を手に入れたパルナサス博士」という設定。
これぞ、映画って感じがしました。

28歳という若さで急死したヒース・レジャー。その代役として、鏡の中の役をジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルの3人が演じる。代役ということを全く意識させない構成になっているのは、すばらしい。

ところで、仕事帰りに映画を観るなんてこと、考えたら生まれてはじめてかもしれない。こういう時間って、とても贅沢に感じます。レディスデイ、これからも利用しましょう。

映画:自虐の詩(@DVD) 

そうそう、映画「自虐の詩」はご覧になりました?
気仙沼人なら、必ず、見てますよね(笑)
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なぜって、主人公「森田幸江(中谷美紀)」は気仙沼出身という設定ですから〜。

この映画の冒頭、内湾が映るシーン、これ、我が家から撮影したかと思うほど、私が毎日見てきた風景であります。

そして、気仙沼のあちらこちらが登場しますが、まさに私が子供の頃から慣れ親しんだ場所ばかり。

気仙沼を使って頂いた堤幸彦監督には本当にお礼の言葉もございません。

ところで、シーンの中に気仙沼の人しかわからないのではないか?と思う方言が明らかに2カ所は出ています。

「おだづなよ」(ふざんけんなよ)
「まなぐ」(目)

これって字幕なしで大丈夫だったのでしょうか?
雰囲気で伝わっているのでしょうか?

気仙沼の多くの方がエキストラで出ています。気仙沼ちゃんも出てます。
地元の地酒/男山本店の「蒼天伝」も登場しています。
まだご覧になってない方は是非ご覧ください。

映画:アバター3D(@新宿ピカデリー)

さいとー!さんの記事などを読んで、あ、これは見ておきたいと思った「アバター」をやっと、やっと見ました。新宿ピカデリーです。

ずっと混んでいて、なかなか見ることが出来なかった「アバター」。
今日も昼は満席だったようですけど、夜の部は席が空いてました。

3Dが「酔っちゃう」という話も聞いたので、どうしようかな? 私も酔いそうだわ、と躊躇しちゃったんだけど、そんなことは全然なかった。

画面は美しく、本当にすぐそこに見える不思議な体験。
これは、、、今後は一気に3Dの方向に向うかもしれませんね。

内容も私は良かったと思います。
3時間近い上映時間はあっという間でした。

3Dメガネは女性には大きくてちょっと重い。
かけていると鼻が痛くなりそうで、ずっと手で鼻に直接あたらないように押さえてました。そのうちに自分専用を持参するってことになるかもね。

新宿ピカデリーは初めて行きました。
これまで新宿バルト9に行ってましたけど、私はピカデリーの方がいいかな。

ネットで予約した時の受け取りは、バルト9は、予約番号+パスワード。
このパスワードが4桁なんだけど、最近ネットでは8桁以上が普通だから、あれ、4桁のパスワードって何だっけ?と迷うことがあります。

ピカデリーは、予約番号+電話番号。電話番号は間違わないから助かります。

バルト9はエレベータで上がるのですが、そのエレベータが混んでいる。ピカデリーはエスカレータで、ま、エスカレータも混んではいるんだけど、下でエレベータを待つよりはストレスがなくて良いです。

ピカデリーは(水)がレディスディだそうです。
さいとー!さんの本を読んで驚いたのが、私は定価料金を払って入場している数少ない客の一人であったようです。安くなるサービスをちっとも利用してなかったのね〜。バルト9にはレディスディないと思う。たぶん..。

ただ、会社から一番近いのがバルト9なんですね〜(^-^)。

それにしても、映画ってホントいいですね。
せっかく便利な場所に会社があって、自宅も近いのだから、これからは映画をもっともっと観たいと思うのであります!

映画:マイケルジャクソン「This Is It」(@新宿バルト9)

新宿バルト9で「This Is It」を見ました。

満席です。
マイケルが最も活躍していた時代には、まだ生まれていないだろう若い人たちが大勢いました。

私は2人掛けの列を申し込んでありましたが、隣の女性も、年の頃も私と同世代ではないでしょうか。

この映画を見て、
こんなにマイケルが、細部まで指示(意見)を出していたのかと驚きました。

全体がコンサートのリハーサルの様子を収録しています。
リハーサルって、あまり外部には見せたくないものだと思いますから、マイケルが生きていたら、「止めてよ」と言ったかもしれませんね。

マイケルは様々な指示(意見)を出します。
ベースに「もっとファンキーに」とベースフレーズを口ずさんでみせたり、ギターのソロでは「もっと高音で」とか「君が主役なんだから(←といったニュアンスの言葉で)」伝えたり、キーボードに「もっとゆっくり、目覚める感じで」とか「もっと余韻を持たせて」と、微妙なニュアンスを伝えていました。

私はてっきり、そういうことは別の人が行っていたのだろうと思っていただけにビックリです。細部まで絶対に手を抜けないのですね。

これまで何年も、何十年も(?)コンサートをしていないと思うけど、声はよく出ていて、ダンスはキレが良くて、どうして今までコンサートをしてなかったんだろう?と不思議になるし、影ながらの努力はずっと続けていたのではないでしょうか。

新曲「This Is It」も良いです。
マイケル最後のメッセージがこめられています。

お薦めの映画です。
もう一度見たい。

映画:笑えれば

FireWorksの映画「笑えれば」を渋谷アップリンクファクトリーという小さな映画館で観た。

FireWorksは、林監督、脚本家の栗山さんらの会社。
「笑えれば」は、林監督、栗山さんらをずっと撮影し続けた小松慎典監督のドキュメンタリー作品。約90分。

感動作ですよ、これは。

林監督の処女作となる「らくだ銀座」を撮影するまでの紆余曲折、誰もやったことのないような企画、それを通すことの難しさ、そして、三鷹市、福島県白河市、北区の人達が動きだし、一つの映画を完成させる。

18日にも上映されるようですから、興味を持たれた方は、是非、足をお運びください。

映画の後にはトークショーが行われ、この作品にまつわるエピソードを聞かせて頂いた。
(左:栗山さん、右:林監督)
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映画:レッドクリフ Part II -未来への最終決戦

映画「レッドクリフ Part II」を観ました。

私が実に数十年ぶりに映画館に足を運んだという記念の作品のPart II。
文句なしに良いです。

役者も良いし、脚本、音楽、スケールの大きさ、すごいですよ。
Part Iは、テレビの放映も観ました。テレビでも美しい画面と迫力は、それなりに伝わるかもしれないが、やっぱり、これは劇場で観るための作品だと思いました。

音楽は岩代太郎氏

映画:スウィングガールズ

そうそう、先日、借りてた「スウィングガールズ」見た。
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これ2004年の作品だったのかー。あっという間に時が流れてる。
東北の、普通の女子高生が、ひょんなことからジャズを演奏することに。こういう映画好きですよ。楽しくて、見た後になんか元気になる。
監督:矢口史靖

林監督の次のプロジェクトは十勝!

米アカデミー賞発表。
「おくりびと」が外国語映画賞に、「つみきのいえ」が短編アニメーション賞に輝いたそうで、嬉しいですね。「おくりびと」を劇場で見てません。DVDが出たら観ようっと。

昨日の林監督ですが、次のプロジェクトに取りかかっているようです。次は「十勝」です。

十勝映画制作準備委員会 『WAYAシネマ』のサイトが出来ていました。

このようにして、手作りで映画を作成していくのですね。

映画:人生ごっこ!?

文京シビックセンターで行われた映画「人生ごっこ!?」の上映会に行って来ました。

もともと文京区では生涯学習として「シビックシネマサロン」を月に一度、開催していて、今回はそれの拡大版です。文京区は熱心ですね。熱心な区民の方が足を運んでいました。

この映画は、東京都東大和市の皆さんが、「東大和で映画を作ろう!」と「東大和映画制作委員会」を立ち上げたそうです。

そして、林弘樹監督の「FireWorks」に制作を依頼。脚本は林監督のデビュー作から一緒に仕事をしている栗山宗大氏が手がけています。「東大和映画制作委員会」のサイトを拝見すると、監督、脚本家そして市民が何度も話し合いをしている様子がわかります。

林監督のデビュー作「らくだ銀座」も、商店街の町おこしのようなテーマで作成されているそうです。

そういうことですから、東大和市の大勢の人達がエキストラで参加されています。結構なセリフもあるし、大事な役柄もこなします。しかも、小さなお子さんから、お年を召した方まで幅広い。

上映の後には、林監督と、脚本家の栗山氏のトークショーが行われ、メイキングDVDを見ながら裏話なども聞かせて頂きました。

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東大和市は東京都の郊外にあり、昔からそこに住む人と、マンションを購入したなどで新たに加わった方とがいる街だそうです。東京周辺にはそういった街が結構あると思います。両者にはちょっとした意識の違いがあって、関係が希薄になりがち。そこで「映画を作ろう!」ということに。そして映画を作るうちに、皆が自分の街を見つめ直していくそうです。

東大和市にある「多摩湖(人工湖)」は、今年の3月まで堤体強化の工事をしていて、たまたま撮影の時期に水抜きされていたそうです。そこはまるで草原のよう。

「ここで撮影出来るといいなぁ」と監督。
「無理です」と市役所。
そこで、市民の皆さんが嘆願書を作って市に掛け合い、
なんと、水を抜かれた多摩湖で撮影された箇所があるのです。

多摩湖の水を抜くというのは、何十年かに一度の話。
次回のその時には、我々は生きていないでしょう。

偶然って不思議ですね。

昨年、亡くなられた俳優・峰岸徹さんが、このような「市民による映画」という事に賛同してくださり、この映画にも出演、非常に協力してくださったそうです。

ストーリーは、奇想天外な設定から始まるのですが、最後にはジーンときて、おもわず涙される方もいらっしゃる。脚本がおもしろいと感じました。

費用は多くはありません。厳しい制約の中で撮影が進みます。おまけにプロの役者さんは少しで、あとはエキストラです。雨が降っては外で撮影が出来ない。撮影時間が長引いては、太陽の明るさが変わっては撮影出来ない。

映画を撮るって、なんてすごいエネルギーなんでしょうか。

上映会、トークショーと続いた後に、「懇親会がある」というので、それにも加えて頂きました。すると、様々な「市役所」の方がいらしていて驚きました。

「次は我が街で映画を!」と思う市役所の熱い方が大勢いらっしゃる。私も負けじと「私は気仙沼でして」などと口走ります。皆さんは様々な勉強会を通じて知り合ったそうです。「お役所」に偏見を持っていた私は恥ずかしくなりました。

作成に到達するための問題は予算だそうです。
他の映画に比べて、「比較的安く」と監督は言いますが、それでも映画1本撮るのですから、市役所の職員さんの立場ではなかなか難しい。

気仙沼だったら、一人5,000円とか1万円とか出して、さぁて何人集められるだろうか?

気仙沼の映画も作って欲しいと思いました。
本日の作品と、デビュー作の「らくだ銀座」のDVDを買いましたから、同級生の皆さん、あどで一緒に見っぺし。映画って夢があるっちゃね。

映画「人生ごっこ」が、なんと無料で!?

2/22(日)に、文京シビックセンターにて、林弘樹監督の「人生ごっこ」が、なんと無料で見ることが出来ます。監督と脚本家のトークショーもあるようで楽しみです。正午から地下1階にて、入場券が配布されるようです。