気仙沼追悼ラン&ウォークのタスキ

3/10(土)に「気仙沼追悼ラン&ウォーク」という小さなイベントをいたします。

追悼の気持ちで走ったり、歩いたり。
大会ではありません。

長い距離を数名でリレー方式で走ります。
そこで、気分を高めるためにタスキを作ってみようと思いまして、「学T専科」の千葉さんに相談しておりました。千葉さんは気仙沼小学校、中学校、高校の先輩です。

「千葉さん、タスキにプリントって出来ますか?」
「出来ますよ」
「わ〜〜〜」

本日、届いたのがこちら。

ワオー。

小太郎にタスキ。

千葉さん、私の想像をはるかに超えたステキなタスキです。
ありがとうございます。
千葉さんのお気持ちで作ってくださいました。感謝してもしきれないです。ありがとうございます。

気仙沼追悼ラン&ウォークへのお問い合わせはこちらからお願いいたします。

あがらいでバー!

気仙沼の集まり「あがらいでバー!」が代々木・魚がしにて開催されました。

今日もまたすごいんです。
初参加が多くて、キャンセル待ちが多数出るほど人気になった「あがらいでバー!」の第12回には、宇都宮からお越しの方、東京在住でたまたま階上方面にボランティアに行った縁で、本日、お越しいただいた方、福島出身の方、仙台からは山ちゃんが駆けつけるなど、広がりを見せています。

ゲストは石川先輩。
そのユニークな経歴や、ガッツのあるスポーツ人生、そして引退後からの福祉事業を成功させ、そしてあの震災の後には、気仙沼のために一般社団法人を立ち上げるなど、とにかく精力的な活動がすごいです。

私も含めて、大変に触発された夜だったのではないでしょうか。

私はご近所の畠山さんと初めてお会い出来たことも嬉しかったです。
おばあさんには、私の母がお世話になっております。
皆さん、いまは大変な避難生活ですね。
お婆さまもやはり「魚町に帰りたい」と言って暮らしているそうです。私の母も同じです。

明日の東京マラソンがあるため、1次会だけで、後ろ髪を引かれながら失礼しました。まだ2次会やってんだべなー。

気仙沼サポートビューロー(KSB)定例会

気仙沼サポートビューロー(KSB)の定例会が飯田橋のルノアール会議室で開かれました。
臨時の社員総会を開いて、急逝された日出さんに代わって理事を選出し、3月、4月の予定について話し合いました。

日出さんの強いリーダーシップによって、このような組織にまでなり、さぁ、これからという時に病魔が襲ってしまった。その意思を私たちがしっかりと引き継ぎたいと思っております。

気仙沼サポートビューロー(KSB)は、年会費1万円で会員になります。それを資金として、気仙沼の復興をサポートするべく活動してゆきます。ご興味のある方は、このブログの「お問い合わせ」からご連絡ください。宜しくお願いいたします。

膝の痛みが…

正月明けぐらいから、膝に痛みがありました。
それは少しずつ、確実に、広がりをみせ、走る時もビクビクしています。

来週は東京マラソンがあるし、なんだか痛みは拡大している気がするし。
東神奈川駅前で「おやま治療院(現在はおやま調整院)」を営む弟のところに行って診てもらいました。

「たぶん、スピード練習した後からだと思う」と私。
「ああ、それね」と弟。

スピード練習の時に、おもわず、いらぬ力が入ってしまったのでしょう。
弟が言うには、「スピードを上げる」と「力を入れる」は別モノとな。
余計な力を入れずにスピードを上げられればいいのですが、なかなか難しい。

練習の後で、きちんとほぐせればいいのだけれど、そうでないと、余計な力が入りっぱなしになって、次第に故障につながるようです。

診てもらうと、あ〜ら不思議と痛みがなくなりました。
ありがとう!

弟のおかげで、このように楽しく走ることが出来ています!

母インフルエンザに弱気

困難なこと多けれど気丈にしている母ですが、今週(月)から具合が悪く、病院に行ったところ、立っていられないくらいにふらつき、病院では車いすに乗せて頂いたそうです。
そして診察の結果はインフルエンザA型。

今年は例年以上の寒さに加えて「アパートが寒い、寒い」と電話のたびに言ってます。
気も弱っているのでしょう。
このインフルエンザで、さらに気落ちしています。

こんな時に何も出来ない長女ですが、弟と弟の嫁が色々してくださってありがたいです。

熱は下がり、だいぶ回復しているようですが、人様にうつしてはいけないので、あと数日は部屋を出られないようです。
毎年、予防接種もしていますが、抵抗力が下がっているのかな。

全国で猛威をふるうインフルエンザ、皆様もどうかお気をつけて。

小野寺五典君を励ます会2012

気仙沼の同級生が衆議院議員なんです。
小野寺五典(いつのり)代議士。

そのパーティが平川町の「ルポール麹町」でありました。
会場は大勢の皆さんがいらしています。

パーティが始まりますと、自民党・宏池会会長の古賀誠氏の挨拶から始まり、そうそうたる方々の祝辞が続きました。
自民党副総裁の大島理森さん、元総理の安倍晋三さん、自民党幹事長の石原伸晃さん、自民党政務調査会長の茂木敏充さん、自民党国会対策委員長の岸田文雄さん、加藤紘一さんは少し遅れて、後からの祝辞でした。

そして本人がステージに上がりますが、私の前には大勢の人で、この小さな写真を録るのがやっとです。大変に大盛況なパーティでした。

同級生のひいき目を抜きにしても、とても話がうまくなったと思います。気仙沼の被災の状況を聞いていますと、こちらも胸が熱くなり、涙がこぼれそうでした。

気仙沼からも様々な方がかけつけていました。
気仙沼市長さん、南三陸町長さん、気仙沼漁協の佐藤さんも挨拶されました。
会場には、気仙沼高校の前関東同窓会会長さんや、先輩の姿もあります。同級生の息子さんの姿も発見。慶応大学に通う学生さんで、研究会の先生とともに気仙沼に何度も足を運んでくださっています。おもわぬ方々の再会に嬉しくなります。

気仙沼の地酒もあります。

五典君のご家族も気仙沼からいらしています。
お母さんには私の母もお世話になっております。と申しますのは、同じ町内会なんです。魚町2区。
あの大震災で五典君の実家も大変な状況の中、立派な息子さんの晴れ舞台は嬉しいでしょうね。

2次会は赤坂に移動して「赤坂ままや」さんです。
ご主人は、気仙沼出身のある方と学生の頃から懇意にしていたというご縁から、気仙沼の復興のために大変に尽力してくださっています。今日も「おだづなよTシャツ」着ていらっしゃいました。ありがとうございます!

気仙沼のメカも出してくださいました。気仙沼フリークな皆様、ぜひ、足をお運びください。

この2次会で、たくさんの気仙沼にゆかりのある方々とお話しました。
私たちに出来ることは何かを話し、小さな事でもいいのだから、とにかくやってみましょう!オー!と力を頂いた夜でございました。
皆様、ありがとうございました。

のりこレシピ:どんこの味噌焼き

母(のりこ)に「のっぺい汁」の作り方を聞いていたら、
「あんだ、どんこの味噌焼きわがっかっぺ?」と聞かれたので、
「わがらない」と答えると、
「なんだべ」と始まりましたので、こちらにも記載します。

どんこは気仙沼地方では一般的な魚です。
調べると「エゾイソアイナメ」というようです。

この料理はどんこ一匹そのまま焼くそうです。

どんこに塩をふっておく
一匹そのまま(魚焼きで)焼く
(なかなか火が通らないので、じっくり焼く)

味噌と砂糖に塩少々をすり鉢ですっておく

どんこがある程度焼けたら、味噌をぬって再び焼く
(中まで火が通りにくいので、電子レンジをかけてもよいでしょう)

という大雑把な料理だが、冬の時期、とても美味しいそうです。

のりこレシピ:のっぺい汁

祖父が昭和44年11月5日に亡くなってから、オヤマ家では5日は月命日ということで、その日の朝は精進料理を食べることになった。
その際、必ず出るのが「のっぺい汁」。
検索すると、意外にも日本全国のお料理なんですね。
我が家では、このようにして作っているそうです。母(のりこ)から聞きました。

干し椎茸を水で洗ってから、お湯に入れる
干し椎茸で出汁をとる
煮立ててからいったん取り出して、石づき部分を切り、それから6等分程度に切って、また入れる

具材は次のものをコロコロとした形で入れる
(コロコロというのがちょっとわかりにくいとは思いますが、まぁ、適当ということで)

じゃがいもか里芋(母は里芋の方が美味しいと言ってます)
こんにゃく、油揚げ、にんじん、ごぼう(ごぼうはあらかじめ水でさらしておく。その際に酢を少々たらすと申しております)。

それらを入れて煮る。
醤油で味を整える、その際に、砂糖少々、塩少々入れる

それから豆腐を入れて、ふを入れることもある

最後にくず粉を水でといだものをかけて、とろみをつけて出来上がり。

銀座の「いきなり市場」

今日は、ちょっとした宴会あります。
その席で、少し気仙沼の事を話す時間を頂くことになりました。
会場はお酒の持ち込みOKだそうで、それならばと銀座の「いきなり市場」に買い出しに参りました。

こちらは「東日本復興応援プロジェクト from 銀座」というプロジェクトで、銀座TSビルが取り壊しになる8月まで被災地の応援として貸して頂いているものです。気仙沼も出店しております。

そういった事でにわか作りのショップは酒税法とか何とかの関係でお酒は販売していないのだそうです。ショッピングに行かれる皆様ご注意ください。

それでは何かお菓子でも買おうかと店内を見ておりますと、オ!「酒ケーキ」があります。
しかも、地元造り酒屋の「両国」と「男山」の文字。

初めて見たので
「新製品ですか?」とたずねると、
「前からありますよ」とな。
「唐桑のお店です」ホホウ!

ネットで検索してみますと、「おかしの花子」さんの商品です。
今まで存じ上げなくてごめんなさい。

これを40個買って、イザ宴会会場へゴー!

のりこレシピ:あざら

気仙沼の郷土料理「あざら」は、各家庭によって、味付けは少しずつ異なると聞いたことがあります。
我が家の「あざら」しか知らないです。
というか、我が家の「あざら」もどうやって作っているのでしょう?

そんな折り、オヤマさん家はどうやって味付けしていますか?
と聞かれたので、母(のりこ)に電話して教えてもらった。
味付けを聞くだけのつもりだったが、母は、最初から最後まで言わないと気が済まない性格なので、こうやってああやってと、長い電話になった。

せっかくだから、レシピを残しておきまする。

「あざら」

3月頃、白菜の漬け物が酸っぱくなった頃に、それ(漬け物)を使う
白菜(漬け物)を3cmぐらいに切って、(洗わずにそのまま)水でたく

やわらかくなるまでたく
(少しおもして(蒸らして?)から)ザルにあげて数回洗う

その後、半日くらい、水をだしっぱなしにした中において、においをとる

鍋に、めぬけ(こうじんめぬけが本当は良いが今は高額で入手しにくい)の頭、骨を入れてたく
塩少々入れる(水は多めに)

すると、脂が出るので、そうなったら、
しぼった漬け物(白菜)を鍋に入れてたく

酒粕(なるたけ新しいものを)多めに入れる
(すぐにこげるので、よくかきまぜる)

からまったら、味噌を入れる(量はみそ汁を作るぐらい入れる)

あとは、こがさないように煮る
(すぐにこびりづぐので注意)

我が家の隠し味として、次のものを入れる(すべて、少々)

砂糖、酢、南蛮(七味のことです)、酒

母は「たく」と言いますが、「煮る」だと思います。
本人が語るまま書きました(^ー^)。

これがオヤマ家を支えた「あざら」でございます。
白菜の漬け物がすっぱくなったものを利用するんですから、そりゃあーた、結構なにおいがする料理です。好き/嫌いはハッキリするかも。ちなみに、私と弟は嫌いで逃げていましたっけ。